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2010年10月16日 (土)

トオルの前髪 『行きずりの街』

昨日、新作映画のマスコミ試写会に行きました。

あいかわらず混んでます。今年に入ってからどの試写も混みます。
作られている本数が少ないのかなぁ。

それから、やけに公開間近に試写してます。
以前は十ヶ月も前、または1年も前に映画ができていて
なんどもなんども試写会を開いていました。
ぎりぎりに作ってるのかなぁ。

記者は公開前に映画の紹介をし、前売り券を買うのに間に合わせたい。
ですから公開間近の試写は大にぎわいです。

わたし、試写はなるべく予備知識を持たずに観に行きます。
出演者くらいはチェックします。
この試写状の写真を見て一瞬「江口洋介?」と思いましたが
仲村トオルです。
前髪をおろすと、感じが変わりますねぇ。

そして、この写真です。
おとなの恋愛映画だと思い、観に行きました。

 ↓ クリックするとちょびっとデカくなります。
Yukizuri500

いよいよはじまる…とき、
係員から「上映時間は2時間3分です」と説明がありました。
長いぞ、と思いました。
邦画は最近長くなる傾向にありますが、1時間50分くらいが「しまる」という
印象があるんです。勝手な個人的印象です。

さてそして2時間3分後、率直な感想ですが、長く感じなかったです。
見応えありました。

ところが、この映画をどう紹介したらいいか、1日経っても
よくわからないんです。

長く感じず、見応えありました。これは事実です。
面白くて好きか? うーん、わからない。
楽しめた? ええ、楽しめました。
頭がまとまらないまま、箇条書きのように感想を書きます。

まず、恋愛映画と思って観始めて、途中で「ハードボイルド入ってる」と気付き、
「ハードボイルド入った恋愛映画っちゅうことだな」と納得し、
見終わってパンフレットを見たら「このミステリーがすごい」第一位となってる。

ミステリー? 
原作は志水辰夫の同名小説で、1990年に日本冒険小説協会大賞、1992年に「このミス」に選ばれ、
なんと人気がでたのは2006年くらいかららしいです。
ミステリー人気とともに復活し、見直されたのでしょう。

映画はたしかに登場人物が謎だらけで、主役からして謎めいていて
少しずつその半生が見えてくる…という手法ですが、
ミステリーでなくてもそういう見せ方はします。
だから、丁寧につくってある…と観ながら思ったのですが、ミステリーだったんですね。
いやぁ、ラストまで、ミステリーとは…思わなかった。

窪塚洋介がまたまたいい仕事をしています。
彼の台詞がいちいち面白い。会場に笑いが起こったのもすべて彼の台詞でです。
脚本もいいのだろうけど、やっぱ役者がうまいんだと思います。
主役でも準主役でもないけど、光ってる。
そろそろ主役をやってほしい。

ラブシーンがすごいです。仲村トオルと小西真奈美。
でもR指定ではありません。
肌は見せないんだけど、妙にリアルです。
ここでは細かく書けないけど…
こういう撮り方ってあるんだ…とちょっとびっくり。

ラストが残念です。
最近の邦画に多いのですが、ラストの一番良くなるはずのシーンに
内容とかけ離れた歌がバーンとかぶるんです。
かけ離れたというのは個人的感覚ですが、余韻を潰された感ありました。
時代劇に一青 窈の現代的な声がかぶる映画もありました。
今回は小室哲哉作曲の歌。曲調が映画に合っていません。
わたしはすごく気になったのだけど、これが合うと思う人もいるのかなぁ。
まあ、いろいろ、商売的にあるのでしょうけど、
映画をよりよくする方法で、音楽も選んで欲しいです。

公式サイト↓音が出ます。
『行きずりの街』

前髪おろした仲村トオルが「ちょいダメなおじさん」役です。
ダメおじさんがお金も無いのに若い女の子にモテる。
「おじさんの夢」をかなえてくれる映画ではあるんだけど、
仲村トオルのスタイルが良すぎて、格好良すぎて、ダメおじさんになってない。
『容疑者Xの献身』の堤真一くらいにダメづくりしてくれたら…
それじゃあロマンチックにならないか。


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