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2010年10月12日 (火)

傑作にガツン!

なにげなく図書館で借りたビデオを見て、ドッキリ。

名作です。

ロシアのヴィターリー・カネフスキー監督作品。

『動くな、死ね、甦れ!』

タイトルはなんのこっちゃですが、観るとなるほどというか…
タイトルがどうとか、どうでも良くなっちゃう…すげえんです。

舞台は第二次大戦直後のロシア。
収容所地帯と化した小さな炭鉱町に生きる少年ワレルカの日々の生活、
大人たちの屈折、子どもたちの生命力、そして事件…ああ…すげえです。

厳しい現実の中で生きる子ども達は、
叩かれても叩かれてもたけのこのようにはびこり、笑い、怒り、行動します。

Main

現代社会の、はれものにさわるような子育てが
ちゃんちゃらおかしく感じてしまいます。
人間には生命力がある。それはもう、うるさいくらいに。

けして美しい話ではありません。
子どもも「いい子」ではありません。ニクタラしいです。
ニクタラしくないと生きていけません。

少年ワレルカの危機にふいに現れる少女ガリーヤ。まるで守護神のようです。
彼女もしたたかに生きています。

この作品は『ひとりで生きる』『ぼくら、20世紀の子どもたち』と続き、
三部作になっています。

詳しくはコチラ

監督は映画学校時代に無実の罪で投獄され、なんと8年も監獄生活を送りました。
その監督は自伝的作品『動くな、死ね、甦れ!』と『ひとりで生きる』を撮り、
のちにドキュメンタリー『ぼくら、20世紀の子どもたち』を撮った後、
いなくなってしまったらしい。

いなくなった。って?

どーゆーこと?

気になります。

くやしいのは第2作も第3作もまだレンタルできない。未見です。
しかもこの夏まで日本で三部作を上映していたらしい。
しまった! 見逃した!

DVD×3を買う…には…高すぎます。
こんどお金が入ったら買おうかな。1日3食を1食にしても観る価値あるもん。

主役の少年は同一人物で、映画と共に成長します。
3作目には牢の中にいます。ほんとか?

彼、窪塚洋介に似ています。
窪塚洋介、好きなんですよ。才能がきらきらしてて。まぶしい存在。
彼も昔、いろいろとマスコミに叩かれていましたね。
わたしが応援する人って、なんか、叩かれる。
そしてわたしは叩かれる理由がわからず、おろおろする…の繰り返しです。


この映画を観たら、ガツンときました。
自分の書いているものがいかになまぬるいかと思い知らされ、ガツンときました。

わたしが目指すものは、ひょっとして偽善?

迷いが出始め、じっくり考えたのですが、やはりわたし自身はこのままでいい。
「突出した善」を書いて行きたいと。
「善」もホンモノならば力を持つ。と信じ、このまま行こうと思います。

とにかくこの映画はホンモノです。ああ、続きが見たい!
三部作、公開時に見た方、ぜひ感想をお聞かせ下さい。
 

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コメント

こんにちは。
いつもメルマガやこのブログで
拝読しておりますが、初めて書き込みいたします。

この映画、上映当時見ました!
見た後はぼーーっとなりました。
でも、ここで記事を見るまで
ほとんど記憶の彼方に飛んでたのです。
それほど衝撃が強かったということかもしれません。

3部作だったんですね、確か他の2作は見逃してしまって。
ただ、共演の二人が再会した場面をなぜか覚えてるのは、
3作目の予告が印象に残っているからなのかな。

監督、今は”消えてしまった”って・・。
主役だった彼も、どうしているのでしょう。
女の子は、女優として活躍してるのですよね。

主演の子どもたちの演技に驚きましたが、
周りの大人たちの存在感も強烈で、
まるでドキュメンタリーのような、生々しく
迫ってくるような映像が圧巻でした。
どうやって撮ったんだろう?って。

今までほとんど忘れてた自分が情けない・・
記事にしていただいて、ありがとうございました!!^^)

kakomikanさん
ご、ご覧になったんですね!
かき込んでくださって、本当にありがとうございます!
ナマ(映画館)で見た方の感想がわかって、うれしいです。
そうですか、ぼーっとしちゃいましたか!
しちゃいますよねぇ。
でもそのあと忘れてしまうというのも、わかるような気がします。
この映画のこの衝撃って、ほかのひとにどう伝えたらいいかわからないし、
自分の現実とあまりに違う世界だし、かといって
SFではないし。なんなんでしょうね。
強烈な現実感があり、それでいて、遠い世界です。

あの予告映像も、すごいですよね。
あの少年、今どうしてるんでしょう?
少女はもともと家柄も良かったみたいですよね。

DVD-BOXは発売されましたが、レンタルは1作目のビデオだけしかできず、
TSUTAYAでは置いている店が少ないです。

近々もう一度図書館で借りて見直そうと思っています!

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