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2010年11月13日 (土)

傑作! マイマイ新子!

白いうわさを聞いた。

「『マイマイ新子と千年の魔法』って傑作だよ」

劇場公開時のうわさで、そのうわさの感じから、
ほんとうに傑作なんだと想像しました。

やっとレンタルして見たところ、

想像をはるかに越えた傑作でした!

アニメです。クリックするとどかんとデカくなります。

_

 
原作は高樹のぶ子さんの自伝的小説『マイマイ新子』です。

田舎に暮らす子どもたちの日常、大人たちの現実が、匂ってくるようなお話。
さらにファンタジックに時空を超えたロマンもあります。
スケールはでかいのに、地に足の着いたファンタジーです。

いきなりオリジナルプロットでこれを書いたら、企画が通らないと思います。
「もっとわかりやすく」と要求されそうです。
やはり原作が小説としてきちんとあることが、企画を通す説得力となり、
思いっ切り振り切った傑作アニメの原動力となったのでしょう。

そう、これ、振り切ってますよ。
なにかそこらへんのちいさなものを寄せ付けない力があります。
ずば抜けています。

ストーリーは語りませんね。まだ見てない方は、ぜひ見てください。
だまされたと思って。そうですね。
おじさん、おばさんにおすすめです。
登場人物のどれかに自分があてはまると思います。


わたしは子ども時代、転々としながら、あちこちの田舎で過ごしました。
だからアニメに出てくる川のせせらぎ、風の音、草の波、カエルの声、
すべて匂いとともに記憶があります。

裸足で感じる土、靴ごと水につかった時のぶかぶか感、
男の子との喧嘩、仲直り。すべて記憶にあるものです。

夜の匂い。昼の匂い。朝の匂い。ってあります。

現代社会で都会に住む子どもがこのアニメを見た時、どう感じるのか。
匂いや肌触りとしてどこまで感じ取れるのか。

まず経験があって、いきてくるアニメかもしれません。

あの時代にあんなふうに子ども時代を過ごせた。
ラッキーだったなと思います。
今の子どもたちにも、あの風景を残したいです。


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シネマdeぶんぶん」カテゴリの記事

コメント

淳子さん、この作品を紹介してくださってありがとうございます。
普段はアニメというだけで一切見ない主人と一緒に見ました。
何故見ないのか、いまだに理由はわからないのですが、
この作品は別のようで、かなり楽しんでいました。

私達二人とも、都会育ちの上、少し後の世代なんですが、
なんとなく、この作品の風景や時代を懐かしめるんですよね。

とってもファンタジーなのに、しっかり地に足がついている、
まさにその通りだと思います。
機会があれば、原作を読んでみたい作品です。

アンジーさま
ご夫婦で楽しんでいただけたようで、よかった!うれしいです。
アニメの枠にとらわれない、不思議な魅力がある作品ですよね。
わたしも原作未読です。読んでみたいです。

アニメというだけで見ない…という心境は
わたし、少しわかるような気がします。
理屈でうまく説明できないのですが、
アニメをみるとき、脳のどこかのスイッチ切り替えねばならず、
それがちょっと、ひっかかるんです、わたしの場合はですが。
実体がないものに、のっからないとならないような…
実写と違うんですよね…ほんと、うまく言えませんが。
でもこの作品は切り替えずに楽しめました!

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