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2010年11月18日 (木)

帰ってきたヨッパライ

昨夜は会議のあと食事会となり、
さあ帰るぞとなったら11時半を過ぎていました。

いまどきの電車って夜何時まで走っているのでしょう?

わたしは朝型でも夜型でもなく昼型人間なので
深夜の都会の動向を知りません。

「まだだいじょうぶですよ」と言われ、
「ではではまた」とご挨拶し、

さて、ひとり、地下鉄のホームに向かいます。
先日もメルマガに書きましたが、今、東京はいろいろと路線がつながって
わたしのような東京のハズレに住む人間も、乗り換え無しに直通電車で帰れます。

やった。ありました。
自宅最寄り駅へつながってる電車、最終ですが残ってます。

 
電光掲示板を確認し、ホームに立ちます。
折り返しの始発駅なので、電車が来たら確実に座れます。
よゆーです。やっほー

自宅に電話を入れました。
「今から帰るよ。電車もあった」
「お風呂洗って待ってます。気をつけてね」

お風呂洗ってると言ったのは夫です。
この会話、20年前は逆でした。
わたしはサラリーマンの夫(別人)を持つ専業主婦で、
夫の帰るコールに「お風呂わかして、ご飯も炊いとくね」と応えていました。

現在、新聞購読も地デジ化もままならぬ我が家ですが、
これを女の出世と言わずなんとしましょう?
しあわせだと思いましょう。
大出世ですたい。

などと。

ばかな女です。

うかつでした。

ふと電光掲示板を見ると、来るはずの直通電車の表示が消えています。
次の電車の表示になってます。
どっか違うとこへ連れてってくれる電車ですよ。

夢ですか?
電車、いつのまにか消えちゃいました?

あわててホームを見回すと、ありました。
ホームの反対側にも乗り場があるんです。
電車はすでにありません。

わたしを最寄り駅まで運んでくれるはずの最終電車は、
わたしが女の出世をかみしめている間に行ってしまったようです。

後ろを振り返るな。という人生訓がありますが。
ちょいと後ろを確認すれば良かったです。

都会の中心でワタシどうしたらいいですか?

駅員さんが通りかかりました。マスクをして背が高い棒みたいな人です。

泣きそうになって「◯×△行きはもう行っちゃいましたか?」と聞くと、
彼はマスクをはずしました。
あらまあ、三浦春馬そっくりです。
なんでこう、イマドキの男子はあっちもこっちもイケメンなのでしょう。

「◯×△行きの電車はもともとありませんが」

あら!
わたしったらあせりすぎてどこか別の地名を口走ったようです。
北海道とか沖縄とか言っちゃったかもしれません。

落ち着いて正確に質問し直すと、やはり反対ホームから出てしまったそうです。
もう今夜はないそうです。

「◯◯まで行って、乗り換えて」と帰る方法を教えてくれました。

ありがとう、春馬。

乗り換え、乗り換え、えっちらおっちら帰宅しました。
帰りながら、「まるでヨッパライだな」と思いました。

乗り過ごしたり、乗りはぐったり。妙なことを口走ったり。
それってヨッパライの行動様式ですよね。
わたしはウーロン茶一杯でヨッパライになれたのです。偉い?

へとへとになって帰宅すると、出迎えた夫が
「お風呂にしますか?」と言ってくれました。
「まず珈琲」と言ってみました。関白宣言。

そういえば、あのさだまさしの『関白宣言』(音が出ます)
この歳で聴くと、ナミダ出てくるのです。
なんでだろ?
関白って、引き受けるってことで、なかなかタイヘン。
フェミニズムのひとたちに怒られそうだけど、まあ一度くらい、
こんな宣言されてみたいです。めいどのみやげに。


夫がわかす湯の音を聞きながら、もはやそれを女の出世とは思えず、
遅く帰宅する身も、ラクじゃないな…と思いました。


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