« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

2010年12月

2010年12月31日 (金)

よいお年を

 
いよいよ今年も本日でおしまいです。

もうブログなど読んでる方いらっしゃらないと思いますが、大みそかも書いてます。

瀕死のパソコンに不安を感じ、あわてて生活費一ヶ月分を投じて購入に踏み切った新しいパソコン。
なんと年末の30日に届きました。そう、昨日です。

もう来ちゃったの?

招いておいて、「もう来たか」もないですが、やりかけの仕事を放置して
セットアップに取りかかります。

あたあたとセットアップして、データを移動して、そのあとネット接続に苦戦して
ようやっと使える状態になったものの、なんかちょっと変。
上のバーの表示文字が小さいんです。

蟻かい?

でもまあ、そろりそろりと環境を整えるとして、文字を打ち込む練習として
このブログを書いてます。
キーボードのタッチが違うので、慣れるまでイライラしそう。

続きを読む "よいお年を" »

2010年12月30日 (木)

仲良きことは

 
 
年末、地下鉄に乗っていたら、目の前におかあさんと女の子が座りました。

若く、かわいらしいおかあさんで、お月様のような笑顔で、そう、
年齢を二分の一にした市毛良枝さんみたいな感じで、
女の子は5歳くらいで、おかっぱで、
ふたりとも派手さのない、過不足のない服装をして、
年末だから実家へ行くのでしょうか、大きな荷物を持っていました。

やさしいおかあさんなのでしょう、
女の子はおあさんの膝に背中をぐいぐい押し付けたり、手を握ったり、
とにかくそうやって、おかあさんを体じゅうで感じていたい。

うふふ。

遠い記憶ですが、わたしにもそんな感覚があって、
小さい頃、母に体をぐいぐい押し付けて、安心と心地よさを味わっていました。
「痛い」と苦情を言われて、「あっ」と驚いた記憶も鮮明です。

自分が心地よいことが、人には痛みになることもあるんだ。
発見でした。ささいなことなのに、記憶に残るほどのビックリでした。
いつだったかなぁ、小学校低学年だったと思う。

続きを読む "仲良きことは" »

2010年12月29日 (水)

カールじいさん、あなたもか

  
「不気味の谷」ってことば、ご存知でしょうか?

そっくりの一歩手間は「ぶきみ」になる。ロボット工学上の考えらしい。

人間に似過ぎたロボットは、似過ぎているがために
似てない部分が目について、違和感を感じる。ということらしい。
鉄腕アトムは人型ロボットだけど、目は大きすぎるし、頭にツノがあるし、
人間とかけ離れているから、かわいいんであって、
蝋人形とか、たしかに怖い。
似ているのに動かないから怖い。
似顔絵なんかも、あまり似過ぎていると気持ち悪い。

アニメーションも、そう。
人間の動きをコンピュータで読み込んで
動きをリアルに表現するモーションキャプチャーだっけ、とか3Dは、
わたしてきには気持ち悪い。
そんなにリアルにするなら実写でやればいいんであって、
アニメは記号化された画のムコウに、こちらの想像の余地があるからこそ
楽しいのだ。…と思ってるのはわたしだけかもしれない。

だから個人的に、動きがリアル系のアニメは避けてるのだけど、
あまりに評判がいいので、観てみた。

『カールじいさんの空飛ぶ家』

_

続きを読む "カールじいさん、あなたもか" »

2010年12月28日 (火)

むだづかい計画

 
今日、世間的には仕事おさめのようですね。
お勤め人のみなさま、この1年、たいへんお疲れさまでした。
1年のこの時期、国中がそわそわ、ざわざわしています。
フリーランスのわたしでも、そういう空気は感じます。

本日も会議だったのですが、思いのほか早く終わりました。
たったの2じかん、でした。
しかもさしあたって宿題はありません。
すぐに帰宅して書かねばならぬ状況ではありません。

わーい!
久しぶりにぶらぶらしてヨーシ!
帰りに道草して帰ろう!

そこで電車の中で「衝動買いをする」計画を立てました。
が、すぐに間違いに気付きます。
衝動買いは計画するものではありません。「衝動」と「計画」は相反します。

衝動殺人と計画殺人は量刑が違います。
衝動のほうが軽くなる、っていうのもなんだかな〜と思います。
計画殺人者は反省すれば(すればです)心を入れ替えられますが、
衝動殺人者はどうなのでしょう?
心を何回入れ替えたって衝動を止められるのでしょうか?
計画無しに人を殺せちゃう、って解釈もあります。
もちろん、人情として、計画殺人はハラダタシイです。

とにかく計画的な衝動買いは変なので、

「無駄遣いする」と計画を変えました。

これだ。

計画決定。無駄遣い計画のために、途中下車しました。

計画的に買った無駄遣いの正体はコレ(買いたてなのでタグ付き)

Usa_t

ティッシュ入れです。別に必要じゃないけど、かわいいから。
必要だと無駄遣いになりませんからね。なるべく無駄っぽい方向で選択。
黒猫、ひつじ、ツキノワグマ、うさぎ。この4種類の中から来年の干支で選びました。

続きを読む "むだづかい計画" »

2010年12月27日 (月)

カワズとスズメ

 
 
井の中の蛙。って言葉があります。

井の中の蛙、大海を知らず。という故事です。

見識が浅く、世間を知らず、「自分の世界が1番! 自分は大物!」と思い込んでいる人を
いましめる言葉です。

なんて余計なお世話な故事でしょう。

蛙が大海に出る必要無いですし、
大きいから小さいよりエラい。ってこともない。

舌切り雀の強欲なおばあさん、大きなツヅラを選んで大失敗します。
ざまあみさらせですわ。

わたしは見識が浅く、世間を知らないため

自分の世界が一番! 自分は天才! と思い込んでいる愚者です。
読んでる方に申し訳ないけれど、ぶんぶんブログは筆者も認める愚者ブログです。

続きを読む "カワズとスズメ" »

2010年12月26日 (日)

第九の真実

 
 
あれ?
いつのまにかクリスマス、過ぎてますね。
ケーキ、安売りしてませんかね。食べ損ないました。

「クリスマスに第九を聴く」と、自慢げにメルマガやブログで書きましたが、
コンサート当日に会議が入りました。

それでも第九は大事です。
よく知らないから、よく知るために大事な経験ですからね。
なにしろわたしにとり冥土の土産なので、事情を汲んでいただいて、
開演時間を避け、早い時間帯に会議の時間をとっていただきました。ありがとございます。

でも会議と言うのはですね。
1時間や2時間で終わるものではありません。
5時間6時間なんてこともあるわけです。
会議は終わりませんでした。

そこでわたし、いったん第九のために会議を中座させていただき、
終わったあとに会議に戻ると言う、

ナニサマだよ!

ってことをさせていただきました。

Daiku


続きを読む "第九の真実" »

2010年12月24日 (金)

イヴにサンタの贈り物

  

今日はクリスマス・イヴですね。

家の中にらしいものは無いし、窓からもらしい風景は見えず、
心穏やかにせっせと働いています。
ぶんぶん便にも書きましたが明日は第九を聴きにゆくので
そのぶん、今日はせっせとがんばるのです。
夕食のご予定はレトルトカレー様でございます。

カチカチカチカチ、一心不乱に文字を打ち込んでおりますと、ハタと。

かたまりました。
パソコンのフリーズなんてそう珍しくありません。ありませんが、
感触として「やばい感じ」がします。

やはりそうです。なかなか生き返りません。
仮死状態から瀕死状態(あれ? どっちが重病?)になりましたが、
モウロウとしています。このままでは作業ができません。

続きを読む "イヴにサンタの贈り物" »

2010年12月23日 (木)

凍りつく女の強さ『フローズン・リバー』

 

監督は女性で、脚本も担当。制作も女性と言うオンナヂカラ炸裂の
フローズン・リバー

公開時、「脚本がいい!」と評判を聞き、観に行きたかったけど行き損なった映画です。
やっとレンタル開始。さっそく見ました。

アメリカとカナダの国境に流れる「凍った川」を舞台に、
家と子どもを守るために犯罪に手をそめる女ふたりの
人間ドラマを描いています。

Photo

続きを読む "凍りつく女の強さ『フローズン・リバー』" »

2010年12月22日 (水)

順番で決まります

 
朝から年賀状を書いてます。
指が痛くなるほど書いてます。

デザインはパソコンで、印刷はプリンタがしてくれますが、表書き(宛先)は手書きです。
相手の顔が見える気がして、せめてもの手作業です。と、
恩着せがましく書きましたが、実を言うと、
宛名書き用ソフトをどうたらこうたらするのが面倒で、手書きにしています。
ひとことも添えます。
お世話になりましたとか、これからもよろしくとかですね。

書いて書いて書いていると、頭がぼーっとして来ます。
するとピンポン、呼び鈴が鳴りました。

今日は生協さんの来る日でした。
個人宅配システムで、届けていただいてます。

続きを読む "順番で決まります" »

2010年12月21日 (火)

へたくそな絵

 

銀行でぼーっと手続きを待っていると、壁に妙な絵が掛かっています。
へたくそな絵が5つ、後生大事に立派な額にはまっています。
どう見てもへたくそです。5つともオールへたです。
なのに額は立派です。ひと目につく場所に堂々、飾ってあるのです。
わたしがシャネルのスーツを着て六本木にいるような、違和感ばりばりです。
へたな絵です。攻撃的とも言えるほどのヘタさです。不愉快です。
高額預金者が趣味で描いた絵かしら。
不愉快です。

そもそも銀行に来た理由が不愉快です。
定期の解約です。解約手続きの時、行員さんに聞かれました。

「さしつかえなければ使い道を教えていただけますか」

「生活費です」とっさに答えました。
とっさだったので、つい正直に言ってしまいました。

手続きを待つ間、へたな絵を見ながら後悔しました。
景気の良いウソでもつけば良かったと。

たとえば「家を買います」 
あはは、そんなハシタ金で買えるわけがない。せいぜい瓦が何枚かです。

たとえば「ダイヤの指輪を買います」 
どうでしょう? ダイヤっていくらですか? 相場も知りません。

ああ、むかつく。へたな絵にむかつきます。
こんなへたな絵を掛けている銀行を信じてよいものでしょうか?

そのとき「下町のおばちゃん」っぽい女性が割烹着姿で銀行に入ってきました。

続きを読む "へたくそな絵" »

2010年12月20日 (月)

眠れぬ夜

 

眠れません。
昨夜のことです。寝つけません。たまにあります。

翌日会議がある場合は、薬を飲みます。
軽い安定剤で、頓服として使います。通常の半量で眠れます。
薬が効くというより、「薬を飲んで安心した」ので眠れるのでしょう。

会議がない場合は飲みません。
眠れなければそれでよしとしましょう。と強がって、飲みません。
今回眠れない理由もわかっています。
前日の寝過ぎです。12時間眠ったものですから、睡眠の過剰摂取ってやつでしょう。

12時間。
眠れないわたしへのみなさんの同情はここで失われましたね?
でもやはり寝たいんです。ええ、強欲な女です。

わたしの目は遠くがよく見えるツクリです。
隣の部屋のテレビの下のDVDプレイヤーの時計の2センチ四方の電光掲示が読めます。
(上記文章、「の」だらけ。7つもあります。下手な文章です)

電光掲示によると。3:00だそうです。
もう3時間も布団で「眠れない眠れない」とじりじりしています。
でもまあ、まだ3時です。そのうち眠れるでしょう。

続きを読む "眠れぬ夜" »

2010年12月19日 (日)

ひとりごととモノローグとやかん

朝起きて(日曜の朝は時間的には昼です)、
珈琲係の夫がお湯をわかしているそばで、

あれこれ話をしました。
結構、しゃべりました。
おきぬけのノドが痛むほど、しゃべったんです。

夫はやかんを見つめたまま、返事をしません。
夫は眼鏡をかけています。
やかんって眼鏡をかけて見つめるほどのものでしょうか?
コカコーラの瓶なら、なにやら妄想も含めて見つめるのもわかるのですが、
たかがやかんじゃありませんか。
返事ができないほど見つめる必要をわたしは感じません。

「ねえ、聞いてるの?」夫の背中をトン、と叩いて尋ねました。

夫は目を合わせません。合わせないまま、ぽつりと言いました。

「ひとりごと言ってると思ってた」

「!」

わたし、ひとりごと、言ってるんですか?
朝からのどが痛くなるほどに?

続きを読む "ひとりごととモノローグとやかん" »

2010年12月18日 (土)

見るだけでムカつきますか?

「居る、ってだけでイライラするのよ。顔見るだけでムカツクの」

これは誰か特定の人間が言ったセリフではありません。
今までわたしが多くの人から聞かされたセリフです。
ほんとに多くの人から似たようなセリフを聞かされました。

これ、妻が夫に抱く感情です。心当たりあるかた、いますか?

そして、これは、たまたまかもしれませんが、
そのセリフを吐いた人で、離婚した人を知りません。

みな、顔を見るだけでムカツクひととがんばって添い遂げているわけです。

偉い!

わたしは夫の存在が嫌になったことはありません。
顔を見てムカツクなど、そんな思い、かつて一度もしたことありません。
なのに、離婚しています。

人生って皮肉なものですね…。

わたしの場合は「顔見るだけでムカツクぜ」って思われちゃった側なんですよ。
「居るだけでイラつく」って、思われちゃった側なんです。

ですから、一行目のセリフを聞く心情は、複雑です。

「なんでこんな人と結婚しちゃったんだろ」と人から愚痴られると、

前の夫はわたしに対してそう思ったんだな、とわかるわけです。

「休みの日は家にいるのよ。どっか行っててくれたらいいんだけど」と愚痴られると

前の夫もわたしに出て行ってほしかったんだろうな、とわかるわけです。

結論として。

嫌になっちゃったほうが、不幸で、かわいそうなんです。
嫌な相手と同じ空気を吸わなきゃいけないわけだし、
選んだのは自分だし、クーリングオフの期間も過ぎてるわけで、返品できない。

かわいそう。かわいそうだ。

思えば前の夫はかわいそうなひとでした。
わたしにとっては愛する人との幸せな結婚生活でしたが、
夫にとっては「嫌な女との不幸な生活」だったのですからね。

うわー。ごめんね! 幸せになっててね!


『ローズ家の戦争』
旦那を嫌になっちゃった女の映画です。

続きを読む "見るだけでムカつきますか?" »

2010年12月17日 (金)

役者さんですか

映画会社は受付もなく、するする入れます。
が。
テレビ局はセキュリティーが厳しいです。

まず受付で身分を証し、約束相手の名前を告げると、受付嬢が
「今日来る予定で登録されているヒトか」をパソコンあるいは台帳でチェック、
さらに一筆書かされて、やっとこ、当日に限り有効の通行証が手に入ります。

以前はその通行証を首からぶら下げれば、ガードマンの目線チェックで入れましたが
今は自動改札にピッとしないと入れない局が増えてきました。

先日、受付で一筆書いて渡したら、
書く項目に抜けがあったようで、質問されました。

「役者のかたですか?」

へ?

職種を書き忘れたようです。ようですが、

や・く・しゃ。って響き、すごくないですか?

わたしはくすんだおばさんです。
老け役、汚れ役、いろいろありましょうが、
「出る人かも」と思われただけで、
なんか、かなり意外で、おもしろ・うれしかったです。

ちなみに職種は作家です。

脚本家、シナリオライターなどの呼称は耳にしません。
「作家さん」と呼ばれることが多いです。

昔は「ホン屋」という呼び方もあったそうです。

続きを読む "役者さんですか" »

2010年12月16日 (木)

DVDがやってきた!

イルカ脳なのに人間のように働きました。
打ち合わせのあと、帰りの電車で構想、帰宅して執筆、夜中に原稿を送りました。

半球睡眠で作った原稿ではないので自信がありません。
起きているわたしの脳がマトモな話を書けるのでしょうか?

でもなんとか大丈夫だったようです。
今朝OKが出ました。
起きてても使えるんだ、わたしの脳!

よって今日の打ち合わせはなくなり、

ああ、あふ〜

ねむ〜

でもねむるのもったいない。

せっかくだから何かしたい。

なにをしたいかというと…次の創作もあるのですが…

DVD観たい!

と思ったらば、なんと!

絶妙のタイミングでピンポンと呼び鈴が鳴り、玄関を開けると、
DVDが「ハロ〜」と、堂々我が家にやってきました!
うそみたいですがホントの話。

こんなふうに正装して訪れたそのひとは

Dvd1

ヴィターリー・カネフスキーDVDBOX!!!きゃあ〜〜〜!!

Dvd2

続きを読む "DVDがやってきた!" »

2010年12月14日 (火)

イルカ脳

体調が悪いです。
あちこち痛いし、ひとつ治ったら別のどこがが痛み始めます。

月一回内科でカウンセリングを受けているのですが、
仕事が不規則なので、予約日に行けなかったりします。
行けないと、電話やメールでお医者様に問い合わせます。
「頭とアゴと背中が痛いです〜」

するとお医者様からのアドバイス。
「肩の力を抜きましょう」

そうなんです。
わたし、日常的に肩にチカラが入ってるんです。
寝ている間も脳が働き、緊張が続いているようで、
全身に力が入ったままなんです。
寝れば寝るほど痛みが増したりします。

仕事の打ち合わせがあった日の夜、
「あれをどうにかしろって言われた」と反すうしながら寝ます。
メモをとったり、書いたりは、その日はしません。

すると、あ〜ら不思議。
翌朝目覚めると、布団の中で何をすればいいかわかるんです。
「あれをああして、ここをこうして、ラストはこれだな」

できてます。
正解かどうかは別ですが、わたしにとっての正解にはほぼひと晩でたどりつきます。

続きを読む "イルカ脳" »

2010年12月13日 (月)

命の重み『ずっとあなたを愛してる』

公開時に見に行こうと思って、機を逃してしまい、悔しかった映画です。
やっとこDVDレンタル開始され、さっそく借りました。

『ずっとあなたを愛してる』2008年フランス映画

ミステリージャンルではありませんが、
真実が最後まで伏せられ、徐々に明らかにされる…
そこがドラマのキモ。というツクリの映画です。

疲れきったような女を、みずみずしい女が迎えます。
ふたりは姉妹のようです。ですが、よそよそしさがあります。
ふたりには15年の空白があるのです。
姉は今までどこでどうしていたか、観客は少しずつ手がかりをつかみます。
途中で姉の過去がわかります。
すると今度は「なぜ彼女はそうしたのか」の謎が生まれます。
妹を含む登場人物たちと共に、その謎を考えてゆくことになります。

_
 
ネタバレもあるので、これ以上知りたくない方は、続きを読まないでください。

続きを読む "命の重み『ずっとあなたを愛してる』" »

2010年12月12日 (日)

大安の日曜日

本日は銀座に行きました。
日曜に銀座へ行くなんて、滅多にありません。およばれだったんです。

なんだかすんごいひとで、歩道が歩きにくい。
人がぎっちぎちに並んでいるのです。
まるでストライキのようです。

なんのために人が並んでいるのか?

およばれでしたので、高いビルに昇りました。
高いビルから見下ろしてみると、わかりました。
宝くじを買う人の列です。
赤い旗が立っており、「大安吉日」と書いてあります。

「おかしいね、みんな大安なのに」

一緒にいた人がぽつりとつぶやきました。

そうなんです。
本日はみな平等に大安なんです。
星占いと違って、大安は平等です。
そして宝くじは、出し抜かなければ当たりません。
出し抜く夢のため、みんなが大安吉日に列を作っているのです。

みんな、運を信じて並んでいるのでしょうか?
それとも並ぶこと自体が楽しいのでしょうか?

続きを読む "大安の日曜日" »

2010年12月11日 (土)

冬ソナの子ども版『僕が9歳だったころ』

韓国でベストセラーになった小説の映画化です。

『僕が9歳だったころ』2004年韓国映画

舞台は70年代の田舎の小学校。主人公はガキ大将の少年です。
土の匂いのする生活、家族との絆、友情、都会から転校して来た美少女への恋心…
ほほえましく、時に胸にぐさりときます。

出て来る少年少女は「天才子役」ではなく、
オーデションで選ばれた素人ばかりです。
あえて引っ込み思案な子を選んだと監督は言ってます。

わざとらしくない演技が、その時代の匂いを再現しています。
わたしの子ども時代の学校、教師、子どもたちと似ています。
教師、気軽に暴力ふるってました。わたしは教師の理不尽な暴力をいっぱい目撃して育ちました。
そんな時代だったんです。

_

続きを読む "冬ソナの子ども版『僕が9歳だったころ』" »

2010年12月10日 (金)

もういいよ。まあだだよ。

ありえないことではないけれども、
めったに起こらない「不運」に遭遇する。

って、誰にでも少しは経験ありますよね?

ないひとはよほど運がいいか、忘れっぽいか。ですよね?

電化製品がたまたま不良品で、保障期間内だからタダで交換してもらえるけど
しばらく使えなくて生活上不便したとか、
健康診断で看護師さんがミスして採血の時に血が噴き出したとか、
カラスのふんが頭を直撃したため、出かけられなくなったとか、
買い物して帰って来ると注文と違うものが入ってたとか、

大きな、とりかえしのつかないことではないけど、

「どうしてわたしが」とか、
「運が悪いな」って、思うようなこと、ありませんか?

続きを読む "もういいよ。まあだだよ。" »

2010年12月 9日 (木)

怪獣?

このぶさかわいい謎の生物は、わがやのトイレに住んでいます。
今、撮影のため、リビングにやってきましたが、すぐに住処に戻ってゆきました。

Siisa

一見深海魚のようですが、足があります。

娘が小学校の図工の時間に作ったものです。
版画の原版です。
絵そのものは行方不明になりましたが、原版だけ残り、
あまりにかわいいため、トイレに飾ってあります。

『トイレの神様』という歌がはやっているそうですが
『トイレの深海魚』って歌も、はやらないかなぁ。

続きを読む "怪獣?" »

2010年12月 8日 (水)

パパのがんばり。『96時間』

夫婦の不仲の原因が「趣味の不一致」ってたま〜に聞きます。
趣味が違うと、別々に過ごす時間が多くなり、相手の話にも興味が持てず…
ってことなんでしょうね。

友人と趣味が合わなくても、かえって楽しく会話がはずむのに、
夫婦になると相手への期待のハードルが上がってしまうのでしょうか。

趣味。ってなんだろ? 「これは趣味だ」というもの、持ってます?

わたしはもともと映画は好きでしたが、趣味と言えるほどではありませんでした。
フリライターとして映画紹介記事を書くようになり、必要があって観るようになり、
さらに最近ではシナリオの仕事をするようになって、必要度がグンと増し、
今では週に5〜6本、DVDを観ています。

過去の名作は企画会議をする上で必要最低限の知識として必要だし、
名作、駄作もそれぞれに「こういう見せ方があったか」とか
「こう見せると逆効果なんだ」と勉強になります。

ラッキーだったのは、たまたま夫が映画好きで、若い頃にたくさん観ていたため、
わたしにない知識を補ってくれます。
映画の趣味が違うため、わたしの苦手系な映画の知識が豊富です。
借りるDVDも夫婦で違います。
毎回おつきあいはしませんが、夫が観たい映画のお相伴にあずかり、
思わぬ拾い物をすることがあります。

趣味の不一致が功を奏した『96時間』。アクションものですが、面白かった。


Photo

続きを読む "パパのがんばり。『96時間』" »

2010年12月 7日 (火)

『恋におちて』の悪口を書こうとしたら

1984年制作のアメリカ映画『恋におちて』を見ました。

ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープの豪華共演による
プラトニックラブ(但し不倫)ストーリーです。

これ、公開時に見てるんです。
当時わたしは結婚したばかり。1度目の結婚です。
初めてできたBFと学生時代にもう婚約、卒業してさっさと結婚。
女としてあまりにストレート(単純)な階段をてくてく歩いていたわたしにとり
この映画はただ、

デ・ニーロが、精神異常でも悪魔でもマフィアでもなく、
ふつーの家庭人として出ている。

という点で、魅力はあったものの、

あったかい家庭があるふたりがなぜ通りすがりの間柄で惹かれ合うのか、
理解できないし、なんかこう、すっきりしない、ぱっとしない物語に見えました。


Photo

続きを読む "『恋におちて』の悪口を書こうとしたら" »

2010年12月 6日 (月)

悪夢の効用

ベランダに出る夢を見ました。
翌日、ベランダに出なければならない事情があって、そのことが頭にあったのでしょう。

うちは14階です。
ベランダはL字型にたっぷりと長さがありますが、基本的に、使っていません。
いなもと(猫)がいるからです。
窓は閉め、開けるときは必ず網戸にします。
洗濯物はオール室内干し。
人間が日常的にベランダに出入りすると、いなもともうっかり出てしまい、
うっかりダイブでもしたら、…やばすぎます。
いなもとが我が家に来てから、ベランダはすっかり遠い場所になってしまいました。

ところが、お隣の人が教えてくれたんです。
鳩、です。
うちのベランダのはしっこが鳩のたまり場になっているようで、
巣を作るかもしれないと、教えていただきました。
糞をきれいに掃除して、CDなどぶらさげておくと来なくなるそうです。

ベランダに出ないと、こんなことにも気付きません。
きっといろいろ周囲にご迷惑おかけしてたと思います。
せっかく教えていただいたので、まずは糞のお掃除をと。
明日は久しぶりでベランダに出るぞと。そう思っただけなのですが、
夢を見ました。

続きを読む "悪夢の効用" »

2010年12月 5日 (日)

惜しまれる天才の死『東京ゴッドファーザーズ』

夏の終わりだったかな。娘がぽつりと言いました。

「アニメの監督が亡くなったんだけどね。
亡くなったあと、手記がブログにアップされてね。
『死』に直面した人の気持ちがリアルでね。
怖いし、胸がいっぱいになっちゃった」

今敏(こんさとし)監督の死はその手記でわたしも知りました。

すごいなぁ。
手記も作品です。
ものすごく死を身近に感じ、怖かったけれども、
そういうふうな感じ(手触り)なのだろうなぁ、と。
もやもやした中で、想像がつき、ストン、と。
腑に落ちて、落ち着いたというのも、なくもないです。

続きを読む "惜しまれる天才の死『東京ゴッドファーザーズ』" »

2010年12月 4日 (土)

のーと・のーと・のーと

今年、近所にでっかいショッピングモールができました。
でっかいです。

スーパーマーケット、アイスクリーム屋さん、ユニクロ、大手家電店、本屋さん、百円ショップ…
でっかいからいろんなものが入ってます。
周囲を畑に囲まれたショッピングモール。です。

その後、

近くにあった文具店が店じまいセールを始めました。
小学生相手の文具と、タバコ屋を兼ねていましたが、
タバコ屋オンリーになるようです。

そりゃあ、そうだ〜
百円ショップができちゃあ、文具店、打撃だよ〜
でもこのご時世、タバコオンリーも辛いだろうな〜

お店の外で、からっ風の吹く中、しゃがんで在庫処分の品を物色。

Note


とっても立派なノートを買ってみました。一冊税込み100円です。
ほんと、立派なノートです。

その店に入るのは初めてで最後です。
大人が入ったら3人でいっぱいいっぱいな店のスペースです。
お菓子と文房具と煙草の店です。
こういう店、どんどん消えてゆきます。
なんかさびしい。
なら前から利用しろよという話です。

続きを読む "のーと・のーと・のーと" »

2010年12月 3日 (金)

観客を信じてるぅ 『ある愛の詩』

『ペーパー・ムーン』があまりに良かったので、
主演のライアン・オニールの若き日のヒット作『ある愛の詩』も観てみました。

この映画は有名ですが、食わず嫌いでした。
「定番の難病ものでしょ?」とか
「恥ずかしくなっちゃうような大味青春ラブストーリーでしょ」と、
軽んじていました。
なんとおろかしい先入観で避けていたことか。

1970年のアメリカ映画。低予算で作る事が条件だったそうです。
アーサー・ヒラー監督はそのぶん知恵を絞ったんですね。

ストーリーは恋愛ものの基本形なのですが、
シーンの美しさ、セリフの意外性、おさえた演出で大成功しています。

Jpg

続きを読む "観客を信じてるぅ 『ある愛の詩』" »

2010年12月 2日 (木)

ドガの恋

昨日、横浜美術館に行ってきました。

Photo_2

今、ドガ展やってるんですよ。
横浜に住んでいる友人につき合ってもらいました。
美術系の鑑賞は、ひとりよりふたりのほうがわたしは好きです。
ひとの感じ方も味わいのひとつ。遊園地に行く感覚と似ています。

ところでわたし、ドガの親戚ではないし、ファンでもないし、知識も乏しいです。
なのにドガ展を観にはるばる横浜まででかけた。
わたしの軽い腰(あれ?)を上げさせたのはNHKの日曜美術館です。

それまでわたしは「ドガっちゅう画家がおって、踊り子を好んで描いた」くらいは知ってました。
バレリーナばっか描くって、わたしてきには意味不明でした。
バレエはそれ自体が芸術です。
それをあえて、「絵」にする。って、芸術家としてどうだろう?
素材として、面白みがないのではないか。
なーんて、
しろうと考え(おろかでしょ?)で疑問を持っていました。

日曜美術館で知ったのは、ドガの病です。
画家として致命的な目の病気で、日光がいけないらしいのです。
外で描けなくなりました。
そこで室内で描けるもの…のひとつとして、踊り子だったようです。

続きを読む "ドガの恋" »

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »