« 順番で決まります | トップページ | イヴにサンタの贈り物 »

2010年12月23日 (木)

凍りつく女の強さ『フローズン・リバー』

 

監督は女性で、脚本も担当。制作も女性と言うオンナヂカラ炸裂の
フローズン・リバー

公開時、「脚本がいい!」と評判を聞き、観に行きたかったけど行き損なった映画です。
やっとレンタル開始。さっそく見ました。

アメリカとカナダの国境に流れる「凍った川」を舞台に、
家と子どもを守るために犯罪に手をそめる女ふたりの
人間ドラマを描いています。

Photo

 
冒頭、人生に疲れ切った女の顔のド・アップです。
疲れ度合いはわたしといい勝負ですが、さすがスクリーンに耐える顔。美人です。
女は疲れ切っています。疲れ切りながら、あきらめません。
ギスギスした人間関係、ハラハラ、ヒヤヒヤする展開の末、最後はきちんとカタルシス。
人間ドラマがしっかり描けている脚本です。
わざとらしい演出もなく、センスいいです。

この映画には子どもが出てきます。
5歳、1歳、0歳児。

物語の核ではないのですが、見ていて感じました。
子どもって強い!

年齢が下がれば下がるほど、どんな環境でもなんなく馴染みます。
「ここはどこ? わたしはだれ?」なんて、取り乱したりしません。

世の中、わからないことだらけだと、怖いもんナシですね。
逆に知っていることが増えてくると、わからないことが怖い。

少ないものほど目立つんですよ。
わがやなんて、汚れが全然目立ちません。
泥棒が入っても気付かないほどのどんちゃん騒ぎ。

話がそれました。

大人になれば世間というものがわかってきて、
わかればわかるほど、恐怖を感じます。
その恐怖を引き受け、乗り越えて、その先に進まなくてはいけません。
恐怖を感じた上での強さのほうが、すごいっちゃー・すごいです。

子どもは強い。
大人はもっと強いんですね。
そして大人の女ときたらもう、無敵です。

女が作ったオトコマエな女の映画です。

応援クリックよろしくお願いします!! → 人気ブログランキングへ


レンタル情報はこちらで TSUTAYA online

« 順番で決まります | トップページ | イヴにサンタの贈り物 »

シネマdeぶんぶん」カテゴリの記事

コメント

つい最近、ツタヤでこの作品を知って、凄く気になってました。
これは、DVDを買います。この先何回か観るだろうな、と確信したら買うことにしています。
(早急に買うDVDリスト)です。
DVD、ってこの先観れなくなったりしないですよね。

ヒロユキさま
買うんですか!たしかに脚本はいいし、映像も綺麗です。
「よくあるはなし」ではありませんし。
女だけどバディ映画的でした。より面白く感じるのは男性のほうかも。

DVDは不滅…だと言いたいのですが、滅亡前にモトとるくらいに見直すべきかもしれません。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/562780/50370536

この記事へのトラックバック一覧です: 凍りつく女の強さ『フローズン・リバー』:

« 順番で決まります | トップページ | イヴにサンタの贈り物 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ