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2010年12月17日 (金)

役者さんですか

映画会社は受付もなく、するする入れます。
が。
テレビ局はセキュリティーが厳しいです。

まず受付で身分を証し、約束相手の名前を告げると、受付嬢が
「今日来る予定で登録されているヒトか」をパソコンあるいは台帳でチェック、
さらに一筆書かされて、やっとこ、当日に限り有効の通行証が手に入ります。

以前はその通行証を首からぶら下げれば、ガードマンの目線チェックで入れましたが
今は自動改札にピッとしないと入れない局が増えてきました。

先日、受付で一筆書いて渡したら、
書く項目に抜けがあったようで、質問されました。

「役者のかたですか?」

へ?

職種を書き忘れたようです。ようですが、

や・く・しゃ。って響き、すごくないですか?

わたしはくすんだおばさんです。
老け役、汚れ役、いろいろありましょうが、
「出る人かも」と思われただけで、
なんか、かなり意外で、おもしろ・うれしかったです。

ちなみに職種は作家です。

脚本家、シナリオライターなどの呼称は耳にしません。
「作家さん」と呼ばれることが多いです。

昔は「ホン屋」という呼び方もあったそうです。

 
役者と言えば、最近急に好きになった役者さんがいます。

ジーン・ハックマンです。オンとし80歳。引退表明しています。
なのになんでいまさらですが、急に胸キュンしちゃったんです。

『フレンチ・コネクション』1971年アメリカ映画

_


実話を基にした小説が原作です。今となっては定番ぽい刑事もの。
確かに定番なのだけど、みんながこの映画を真似したから定番になったのかも。
日本の刑事ドラマは「この映画をヒントにしている」っぽいの、多いです。

ポパイという名のあらくれものの刑事が主役です。
張り込みでピザ食べてます。
日本だとあんぱんですね。
41歳のジーン・ハックマンが演じています。このときはまだ無名でした。
ストーリーは、えーと、見たばかりでもう忘れそうです。
わたしてきにはどーでもいい話でした。
だけどシーンシーンでハックマンの魅力が炸裂しています。

ぷよぷよの体、しまりのない顔、薄い髪。なのになんでかな〜

色っぽい。

抱きしめたい。

わたしヘンタイ?


この映画でブレイクしたハックマン、そのあと名作『ポセイドン・アドベンチャー』に出演。

__2

これはもう有名ですね。
船がひっくり返ってしまう話です。パニックものの先駆けです。
当時としては超大作。大作なのに人間ドラマがしっかり描けています。
物語が進むにつれ、驚くような人間ドラマがあるんです。
かーなーり、びっくりしましたよ。
つい最近見たのですが、興奮して声が出ちゃったし、涙も出ました。

大作でも泣けるんだ。
『タイタニック』では泣けませんでしたが。

最近のパニック映画はCGで自由自在、どんどんパニックがデカくなっています。
地球が滅亡しようが太陽が燃え尽きようが、見慣れてしまって、びびりません。
パニックはでっかいのに、人間ドラマがちっさい。というか、無かったりする。

リメイク版の『日本沈没』は、その名のとおり、列島が沈没するのに、ハラハラしなかった。
ハラハラせず、ヘラヘラしちゃった。
大災害のさなかにレスキュー隊の柴崎コウちゃん、「抱いて」だって。

この非常時に、抱いて?

わたし、耳を疑いました。
ですが、映画レビューの多くは「あんな美人に抱いてと言われてどうして抱かない」と怒ってる。
そうお?
大災害の緊迫感が伝わらなくて、見る側も危機感ゼロなのかしら。

日本のパニック映画で面白いのあったかなぁ?
『海猿』も『感染列島』も『252 生存者あり』も未見です。
子どもの頃見た『ゴジラ』はすごかった。ハラハラドキドキものでした。


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シネマdeぶんぶん」カテゴリの記事

コメント

>ぷよぷよの体、しまりのない顔、薄い髪。なのになんでかな〜
>
>色っぽい。
>
>抱きしめたい。
>
>わたしヘンタイ?

いや全然。というか当然でしょう。
異性に対して色気を感じるポイントって、たぶん、体型でも顔立ちでも頭髪でもないですから。
じゃあ何か?
……ふっふっふ。

「ポセイドン・アドベンチャー」、原作というかもとになった小説、ポール・ギャリコですね。
やっぱり“職人”と思わせる巧さですよね。

蔦谷Kさま
ほんと、色気って、「どっか」にあるんですよね。
「どっか」は個々に違いますよね。
実はピエール瀧も、好きなんですよ。
どこがとはうまく言えませんが、「どっか」に色気あります。

ポール・ギャリコは不思議な作家ですよね。
わたしは『猫語の教科書』が最初の出会いだったので
このひとが『ポセアド』を?と、かなりびっくりしました。
うまい!作家です。

ギャリコは、スポーツライター出身なんですよね。
守備範囲が広く、幅広いジャンルやテイストの作品を「すらすら書き分けられる」人だったのだと思います。

映画との縁も深いですよね。
当方は、『7つの人形の恋物語』を最初読んで、そのだいぶ後に、映画化された『リリー』を見ましたが、主人公レスリー・キャロンの相手役に、オードリー・ヘプバーンの旦那さんだったメル・ファーラーが出てるのに、何だか「なるほど」と思った覚えがあります。

その受付の方は、JUNKOさんの目の奥にメラメラと揺らめく青白い炎を見たのでしょう。
受付(……こ、この方、役者かも……) 意味不明ですね。すいません。

『フレンチ・コネクション』大好きです。初めて観たときは衝撃を受けました。確か、荻野昌弘さんが
解説をしていた頃の月曜ロードショーで観ました。高架下のチェイスシーン、すごいです。
冒頭、ハックマンとシャイダーが黒人の麻薬密売人(?)を、空き地のようなところに追い詰めるシーンがあるのですが、よく見ると、シャイダーが同じ演技を2回してます。シャイダーが横着だったのか、
ハックマンと密売人から離れるタイミングを間違えて、撮り直したのを何かの理由で、編集の段階で
つないだのか。

フリードキン「あっ、バカ、はけるのが早いぞ、ロイ!」
シャイダー「やっべー」

パニック映画でも、しっかりとした人間ドラマが盛り込まれてないと、登場人物に感情移入できないので
パニックが身に迫ってきません。『ポセイドン・アドベンチャー』(ハックマンの方)、いい映画です。
『アルマゲドン』より『ディープ・インパクト』の方が断然いいです。

テレビや、ビデオで何回か観て、好きな映画で『パニック・イン・スタジアム』(チャールトン・ヘストン主演)があります。今年、初DVDかされたので買って観直したのですが面白いです。
タイトル通り、ラストのパニックがすごいです。あと『ジャガーノート』(アンソニー・ホプキンス若!)や
『ブラック・サンデー』もいいです。『ジャガーノート』は、船上のロケがいいです。ロケがいいと映画が
映えます。結末では、長いこと疑問に思っていることがあるんですが。
まだ未見でしたらお勧めです。

同志ヴィターリーのDVDボックス、いいですねぇ。『動くな、死ね、甦れ』しか観ていませんが、
(そのうち買うDVDリスト)に入ってます。BOXかー。
そりゃー他の2作品も素晴らしいのでしょう。評判は聞いてます。でも、とりあえず『動くな~』だけでも
欲しいです。

「バラ売りしてくりやー!」
と、紀伊国屋書店の中心でダダをこねてみようか……ちょっと古いですね。それではまた。


蔦谷Kさま
ポール・ギャリコすげえ。
そんなに守備範囲広いんですね。
実は『猫語…』を読んだあとに、『ポセイドン…』の作家と知り、
ジャンルとして結びつかなかったので、びっくりしたのですが、
「頭のやわらかさ」「発想の転換」などを考えると、さもありなん、納得です。
『リリー』未見です。
すらすら書き分けられる、日本のギャリコ目指します。


 

ヒロユキさま
そうそう!高架下のカーチェイス、すごいですよね。
冒頭のシーンはぼや〜と見ていて、そのつないだところは、全く気付きませんでした。
『アルマゲドン』は、設定は悪くないのに、どうも軽いというか、
やっぱ駄目でした。人間ドラマが設定に負けてしまってますよね。

それにしてもすごいですね、ヒロユキさんの映画の知識、
『パニック・イン・スタジアム』も『ブラック・サンデー』も『ジャガーノート』も未見です。
TSUTAYAで当たってみます。

ヴィターリー、いいでしょう?
「見る日」をいつにするか、今日か明日かあさってか…
なんか、どきどきしちゃって、もったいぶってるんです。
バラ売りするべきですよね。
結局、みんな買うんじゃないですかね。面白いですからね。
だったら、まとめてお高い感出すより、1枚ずつお手頃感出したほうが
売れ行きが伸びると思うのですが。

紀伊国屋書店の中心でダタをこねる。ウケました。
キノチュー、賛成です!!

お勧めした映画、観るのが義務みたいになってたらすいません。
仕事もバリバリ片付いて、今日は休みじゃー、けんど何もすることがねぇー、どーすりゃいいんじゃぁー
って時に気が向いたら観てください。

しかし、3作品とも、ストーリーの大部分、決定的なパニックが起こらないように主人公たちが奔走する映画なので、ジャンルでいうとサスペンス映画に入るかもしれません。

ヒロユキさま
お気遣いありがとうございます。
『ブラック・サンデー』は近所のツタヤで以前から「隠れた名作」のコーナーにあって
なんどか手にとって、迷っては戻していたんです。気になるパッケージなんですよ。
だけど今までパニック映画に裏切られることが多かったので
二の足踏んでいました。この機会に借りてみます。
どーすりゃいいんじゃーデーに観てみます!

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