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2011年1月20日 (木)

夫婦愛

  
夫の周囲でやたらとモノが壊れます。
先月、珈琲カップのとってがとれたお話をしましたが、
今月も同じことがありました。

夫の珈琲カップのとってが2ヶ月間で2回とれた。
それ自体はたいしたことはありません。
どちらも粗品だし、粗品の在庫はまだあります。

ところが今朝、起きてみると、部屋の様子が違っています。
わたしのプリンタがありません。
深夜、夫の仕事部屋のプリンタが壊れたそうで、急遽わたしのプリンタで代用したそうです。
急ぎの仕事で、なんとか間に合わせたそうですが、
新しいプリンタを買うことは「できない」ので、しばらく共用です。

夫からマイナスの波動が出ているのではないか。
近くにいたらわたしの大切な肉体や精神も壊れるのではないか。
そう思い、距離を置くように心がけようと思います。

昨夜、テレビで『60歳のラブレター』が放送されました。2009年公開の日本映画です。
夫婦愛がテーマです。

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公開当時、この映画の制作とは別の映画会社の人が、
「いい映画で、好きです」とおっしゃいました。

気になったまま、観に行けなくて、姑が観に行ったというので感想を聞くと、
「ふつー」と言いました。

「いい映画」と「ふつー」と、ふたつの情報を得て、
「ふつーのいい映画なのだろう」と思い、なんだかもう見たような気になってしまい、
DVDを借りませんでしたが、昨夜地上派で放送されたので、観てみました。

予想よりはるかに工夫された作りで、シナリオの構造がちゃんとしています。
『ALWAYS 三丁目の夕日』の古沢さん脚本なので、
泣かせどころをしっかり、ばっちり抑えています。

2点、ひっかかるところがありました。

1点は個人的な感覚なのですが。
政略結婚により会社で出世した夫が、妻を愛する努力もせず、
退職したら妻には用がないので離婚して、愛人の元へ走り、
ところが、その後の人生が思うようにいかなくて(ざまーみろ)、弱ると、
元妻の存在にあらためて気付き、戻って来る…というお話で、
元妻が新しいお相手とデートすると、邪魔するし、
絵を描いて叫んだら妻を取り戻せる…という、

そんなちょーしのええ話、あっていいのん?

驚いた。
元妻、つっぱねてほしかった。
まあ、夫婦って、そんなものかもしれませんが。
夫のキャラにかわいげがないので、納得できなかったです。

2点目は、別の夫婦のエピソードです。
妻が命にかかわる大手術をします。その夫が術後の病室で、眠る妻の枕元、
ギターをかきならしてビートルズを歌い続ける…なんと朝まで…というお話で。
えらいハタメイワクな、憤懣やるかたない行為です。
病院は、病人がいるんですよ。あなたたちだけじゃありません。
新生児が泣き出しますが、医者はその行為を止めません。なんでや?

実は同じようなことが『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』でもあって、
そこでは、入院中のおばあちゃんに、孫娘が外から大声で呼びかけます。
大声で呼びかけ、おばあちゃんが自力で窓から外を覗くのを待っているのです。
病院は病人がいるんです。ほかにもいっぱい。

迷惑行為というツッコミもなく、どちらも感動シーンとして流れます。
地球はオイラ中心に回ってる!という視点で、ぞっとします。

今、世代に関わらず、時代の空気なのでしょうか。
自分の身に起こった悲劇をスピーカーで周囲に広報し、
強引に悲しみを共有させ、同情をあおる。
聞かされる側にも人生があり、不運も悲劇もあるということを斟酌しない。

んー。
自分にもそういう一面がないか、心配です。

ガツン、ときたとき、一瞬、周囲が見えなくなるのは事実です。
まあそこからが人間力が試される、ってことでしょう。

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