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2011年1月21日 (金)

子どもの目になっちゃうの? 『白いリボン』

 
去年から気になって気になって気になっていた

白いリボン』を見ました。

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2時間半近くの長い映画が、1分たりとも退屈しない。

面白い! でも正直、

 
わからない!

ミステリーで、あやふやに終わるんです。ヨーロッパ映画らしい映画で、
『相棒』の右京さんのような「種明かし演説」をしてくれない。

モノローグの声の主も、真相をわかっていない。
わかってない人が語るのですから、わからないはずです。
それとも、
わたしにわからなかっただけで、他の人は知ってるのかなぁ。
劇場、水をうったように、シーンとしてたけど。

そもそも、
わたしったら、登場人物の見分けがつかなかった。
ドクターと、神父と、えーと家令(ってなんだ?)と、小作人と、男爵と…
これら成人男性(おっさん)の見分けが全くつかず、ごちゃごちゃで、
さらに、どの子が誰の子か、このシーンの室内はどこんちか、

わからないままの鑑賞でした。あちゃー

バカになっちゃったのかと思いました。
バカか、子どもです。
そう、子どものときはこんなふうに、全体像がつかめないまま、世の中を眺めていました。
子どもになっちゃったのかもしれませんが、迷わず電車に乗れて、帰り着いたので、
いつもと同じくらいの脳の働きはあるようです。
そういえば、帰りの地下鉄で、線路をねずみが走ってたけど、あれ、幻覚かなぁ。

この映画のすごさは、わからないことだらけなのに、面白いんです。

モノクロの映像が美しく、人間像がなまなましく、ためいきものです。
でも見分けがつかないし、真相は闇の中。
子どもの目線になれ!っつーことかしらん。

どなたかご覧になった方と「真相の想像ごっこ」をしたいです。

理解力に自信を失いましたが、見て良かった。大満足です。


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