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2011年2月 2日 (水)

黒田さんナイス

 
一応、勉強の意味もあって、なるべくドラマを見るようにしているのですが、
今回のクールは次々脱落。連ドラ、ほとんどついてゆけてないです。

前のクールは『流れ星』とか、『フリーター、家を買う』とか『Q10』など
複数楽しめたのですが、今回はどうもだめです。

ぜんたいの印象なのですが、暗い。
子どもが出てくるとイジメ問題があるし、そうそう、
大人同士もなんかこう、悪意が行き来して、ちくちくイジメあってて、
大人も子どもも国会も、イジメ。
イジメ大国、ニッポンです。

そういえば。
同じ日に別のドラマで「子どもの水死シーン」を目にしました。
「告白」現象かなぁ。たまたまなんだけど、うんざりしちゃった。

だって、現実に悲惨な事故は起こるし、人間関係だってそうはうまくいかないのに、
ドラマでくらい夢見たいじゃないですか。

大河ドラマも脱落です。
信長さんの人物像がぐにゃぐにゃしてよくワカラナイ。
あれだけ人殺しといて「戦いの無い世を作るためじゃ」なーんて平和主義を語られてもなぁ。
「抑止力のため核武装します」みたいなヘリクツだしなぁ。
そういえば江ちゃん、「やったぁ!」ってガッツポーズしてた。
すごいなぁ、時代劇で。
朝青龍に怒ってた内館さん、江ちゃんなら許されますか?

今風の演出だと、どうしても当時の価値観に入り込めないので、
その横で殺傷沙汰がどしゃどしゃあると、頭の中がグラグラしてしまう。
戦国時代は、血なまぐさい世界なので、がっちりその時代っぽく作ったほうがいいんじゃないかなぁ。

で、わたしの中で残ったのが『外交官 黒田康作』で、これは面白いです。
木曜夜10時。『ブタラモリ』とかぶるので、録画して観ます。

 
織田裕二演じる黒田さんがかっこいい。
織田裕二がこんなにかっこいいなんて、今まで知らなかった。
黒田はミステリアスで、無口で、できる男。
そうそう、『ボーン・アイデンティティー』のボーンに似ています。

一方、『相棒』の右京さんは口が達者です。
こちら長寿番組の人気キャラですが、ラストに種明かしを延々しゃべります。
ときどき、つばをとばして正義を叫びます。
ここが人気のポイントなのですが、わたしはしゃべらない男が好きなんです。
ここは好みの違いで、優劣ではありませんが、
『外交官 黒田康作』のキャラクターは緻密だし、ブレません。好きです。

それで、このドラマの前哨戦映画『アマルフィ 女神の報酬』を見ました。

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面白かったです。見応えありました。
映画的で、贅沢なつくりになってます。
日本人観光客を呼ぶために、イタリア側が協力的だったのか、
おどろくべきシーンが町中で撮影されています。びっくりした。

ミステリーの種明かしはややひっかかるところがあったけど、
キャラクター設定(黒田かっこいい)と、小さなエピソードの積み重ね、
そしてシナリオを貫く確かな倫理観、それがこの映画を気持ち良いものにしていると思います。

この映画は脚本家の名前が明かされていないことでも話題になってました。
書いた誰かさん、おそらく複数だと思いますが、すばらしい仕上がりですね。

伊丹脳映画とは対極の万人脳映画ですが、きわめて緻密に作られた、秀作だと思います。

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ドラマdeぶんぶん」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
ドラマは『渡る世間〜』だけ観てます。最後のシリーズだし、お付き合い。
学生時代「脚本で説明するな」と教わりましたが、
橋田壽賀子さんの脚本は説明だらけで、逆の意味で、いい教材でした。
橋田さんだから許されるんでしょうかね(笑)

『アマルフィ』は、ありきたりな感想ですが「イタリアの風景も主役のひとり」と思いました。

こんにちは♪

そうですね!「外交官 黒田康作」 面白いです。
踊る大走査線シリーズのイメージが強かったので
アマルフィ~今回のドラマは なかなか良いと思います。
映画「県庁の星」も柴咲コウと競演でしたね。(観ました)

でも、織田裕二で一番好きなのは 映画「椿三十郎」です。
私のイメージする織田裕二さんにピッタリの役でした。
あくまでも私の感想ですので あしからず。

1868さま
はじめまして!
『渡る〜』最後なんですか。知らなかったです。
実は1度も見たことがなくて。長寿番組なのに。
橋田さんは「ト書きは現場で変えられてしまうけど、セリフは変えられないから、
セリフに思いをこめる」とどこかでおっしゃってたような記憶があります。
セリフが多いので、アイロン掛けながらもドラマの進行がわかる、
忙しい主婦向けのつくりなのかもしれませんね。
アマルフィは、たしかにそう、主役は風景。そして音楽ですよね。
DVDで見てしまいましたが、スクリーンで見たら迫力でしょう。


まあさま
あ、「県庁の星」、そうでした。オダコウコンビでした。
すごく面白かった記憶です。でも詳細を忘れました。
また見てみようかな。
「踊る」を見てないので、あまり織田さんのイメージが固まってないのですが、
「椿三十郎」は、たしかにいい映画です。
でも公開時のわたしは「なんでまたリメイク」と、本当に個人的な理由(やきもち)で
平常心で見られなかったです。
オリジナル映画を作るため四苦八苦してた時期だったんで。

初めまして。

ブログ、大変楽しく拝見させていただきました。

「外交官 黒田康作」、観ています。面白いですよね。

書かれている通り、今期のドラマは外れが多いですね。

ドラマはいつも録画して観るのですが、「外交官 黒田康作」以外は、保存しないだろうと思います。

追伸:応援クリックしておきます。

九曜の星さま
はじめまして! クリックありがとうございます。

そうなんです、今期はなぜか不作ですよね。
急いで作ったのかしら、練れてないような感じで、パッケージしか頭に残りません。

「外交官 黒田康作」は演出もセリフも過剰じゃなくて、センスいいです。

友人に薦められ、二回目から見始めました。
そうそう、黒田さん、格好いい!
黙って指名を全うする男。
踊る・・・のイメージ強くて(実はあまり見てません。いつまでも青二才のイメージ)、
あまり興味なかったのですが、今回は織田さんのはまり役かも。

謎の部分が多くて、少しずつ解けていきそうなところが楽しみ!
外務省が舞台ってのも初めての試みでしょうか?
官僚同士だけでなくて、各国の思惑まで錯綜して、
ドラマの緊張感や神秘性や奥行きが高まってると思います。

と、ここでやはり、懸念したいたことが現実に・・・。

フジにメキシコ大使館から抗議が来てしまったようですね。
国名が実名のまま、違法行為が行われたことになっちゃってますからねえ・・・
国名が架空だったら、絶対リアリティのない話になっちゃうと思うのですが、
フィクションとはいえ、その国の方たちからしたら不快でしょうね。

JUNKOさんもおっしゃってたように、
誰も傷つけず、誰にも不快な思いをさせず、
ドラマや映画を作るって、難しいことですよね。

シナリオ直したり、撮リ直したりするのかなあ・・・。
できるだけ今までのおもしろさが、損なわれないことを願うばかりです。

「指名」じゃないです「使命」です!恥ずかしい!

こころんさん
わたしも「踊る…」はあんまりのれなくて、実は見ていません。
踊るの織田さん、好きになれなかったんです。
あのオリーブグリーンのコートが嫌いだったのかなぁ。よくわからないのですが。

今回の黒田はぶったまげのストライクゾーンで、恋に近い感情を抱いています。
黒いコートがいいのかなぁ。

メキシコから抗議の一件は、実は外務省の思惑じゃないかと勝手にわたしは想像しちゃってます。
メキシコの機嫌を損ねると、外交上都合悪いから、
あまり過激な表現はやめてくれ、ということではないかと。
で、「読めないスピードでぱぱっと謝罪文を流そう」となった。とか…。

次から「メキスコ」にしたらどうでしょう?あはは。

文章って、時に人を傷つけますよね。そのことでわたし自身悩んだ時期もありましたが、
「表現することは攻撃すること。ラブレターだって、一種の攻撃だ」と言ってくれた人がいて、
それでふっきれたことがあります。

まあ、今回のは表現の自由の範囲内じゃないかなぁとわたしは思っています。


追伸
こころんさん、恥ずかしくないっす。わたしの失敗の数々に比べたら…

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