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2011年3月 6日 (日)

あたたかい心、君に届け

受賞前も受賞後も、わたしの日常は変わりません。
今、小説のブラッシュアップ作業で、書いたり散歩したり、
ぼけっとしたりしています。
相変わらず泥棒が入っています。もとい、
相変わらず泥棒が入ったようなカオスな室内です。
お風呂は毎日入るし、歯は朝晩磨くし、朝の洗顔はさぼるし、
ラジカセのスイッチは足で押すし、おんなじ日常です。

部屋のあちこちに、うちにはもったいない豪華系の花があり、
それを目にするたび、「あ、授賞式あったんだ」と
それが夢ではないことをわたしに教えてくれます。

授賞式にいただいた花束は、3分の1ほど両親にお裾分けして、
あとは我が家で命続く限り咲いてもらって、
頃合いを見て、ドライフラワーになってもらいます。

Oiwai
 ↑
友人がくれたお祝いの手作りお菓子「猫弁おめでとう」と書いてあります。

このたび多くの方々からお祝いのメールをいただきましたが、
その中に、面識はないけど見覚えのあるお名前の方がいました。
このコンクールで最終選考に残った中のおひとりです。

あっ!と思いました。

 
とてもあたたかい祝福の言葉がありました。
ぶんぶんブログも読んでくださっているようです。

わたしは「うっ」と、なんかこう、「くっ」と
……胸に来ました。

最終選考に残ると、連絡があります。
結果が出る日はいつ、ということもわかります。
その間は落ち着かないものです。
わたしは結果が出るその朝、早めに目覚め、何も手につかず、
DVDを見ても、何も目に入らず、三枚ほど入れたり出したりして、
本を読んでも目に入らず、最終的には萩尾望都の漫画を読みふけり、
心を落ち着かせました。

わたしはまあ、特別に気が小さく、特別に心が弱いのかもしれませんが
最終に残ったみなさんは、きっと多かれ少なかれ、同じ日に同じように過ごし、
結果を受け止めたのでしょう。

わたしだったら、受賞者を祝福し、エールを送るなど
とうていできない心境です。
とても大きな方だなぁと、見習いたいなぁと思いました。

もうすでにプロの小説家でいらっしゃる白井かなこさんです。
ノベライズにも挑戦されて、今月発売だそうです。

3月1日創刊、集英社みらい文庫。
大人気漫画のノベライズ『君に届け 1 はじめての気持ち』

http://miraibunko.jp/book/koi/book001/

この漫画は映画にもなりましたよね。
話題の漫画です。
原作を小説化することをノベライズと言います。

わたしは人気の小説を映画用のプロットにするお仕事をいくつかやりましたが
分析力とオリジナル力、双方同程度必要なんです。
解釈だけではできません。発想しないと書けません。
出版については無知で、想像するしかないのですが、
ノベライズはその上に文章力が必要で、たいへんだったと想像します。

ぜひ書店で手に取ってみてくださいね。


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本日より新カテゴリ「ホンdeぶんぶん」追加です。

「うだつのあがらぬシナリオライター」という肩書きも返上し、
「うだつがあがりかけのものかき」に変えました。

夫はこう言います。
が余計。うだつあがりかけのものかきがいい」

そうですか? どっちがいいかわかりません。
どなたか教えてください。
「が」を入れるかどうかで迷っているうちに、
「うだつあがっちゃった人」になれればいいんですけど。一生無理そう。

わたしの名刺にはもともとシナリオライターと書いてあります。
「小説家という肩書きも加わりましたね」と
編集の方にあたたかいお言葉をいただき、とってもうれしかったです。
現在、「小説家、ただいま処女作執筆中」という、微妙な立ち位置ですけどね。
クスッ。

ほんものになれるか、ここからが勝負です。

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コメント

こんばんは。
「うだつあがりかけものかき」の日々・・・
「の」も取ってしまったりして・・;
JUNKOさんの作品を手に取れる日を心待ちにしています。
頑張ってくださいね!

うだつ,まだまだ上がるぜ〜ケッ〜小説家!なんて題名はどうだろう〜女性的ではないのかな?
うだつ,まだまだ上げてみせまっせ〜おおきに小説家?関西的か?
うだうだ〜あげよう〜小説家?こんなん出ました!

まあくん
そうそれ。それが正しい感じがするんです。たぶん正解です。
いきおいがあって、語感がいいです。
それだと、すぐにもうだつがあがりそうですが、
助詞をダブルで使うどんくさい感じの
現「うだつがあがりかけの」の、もたもたした感じのほうが
なんかわたしらしい気もするんです。
あがりかけてもたもたして、戻ったりして、まだかよ!って感じで。


michiさん
真面目に考えてくださってありがとうございます!
なんかやっぱり小説家はくすぐったいですね。
らしくないです。
いつかほんものになりたいです。

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