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2011年3月15日 (火)

ランプと妖精

今朝は優雅にスコーンを焼いて食べました。

パンが手に入らないので、家に有る「粉」とか「牛乳」を利用して、
食事をしています。今夜はお好み焼きです。
有るものでしばらく凌ぎます。

わたしは今の夫と結婚する前に11年もかけて(実施で)花嫁修業をしております。
一応の家事知識はあり、ひととおりできますが、
現在の結婚生活では十分の一の実力で、OKなのです。

小さな子どもはいないし、夫は無頓着(じゃなくておおらか)です。
わたしはただ、生命を維持し、創作に打ち込めばいいんです。

昨日、近くの家電量販店を覗こうとしたら、店員が入り口に立って入場制限をしています。

「電池も懐中電灯も売り切れです」と叫んでいます。

わたしは別件でお店を覗きたかったのですが、入れてくれません。
なので、あきらめました。

 
電池で点くランプが欲しかったのです。
停電時も書きたいからです。
ノートパソコンなので充電できますが、真っ暗闇でパソコンに向かうと目が疲れます。
手元にランプがあれば、資料も読めます。

ランプとパンを買いに出かけ、結果的に「ミーの貯金箱」を買って帰ったわたしに、
夫は言いました。

「ランプなら作れるよ」

まあ、すごいわ。できちゃったじゃないの。

Stand_c 

 ↓ こういうしくみ
Stand_a

 ↓ カメラのフィルムケースの中に豆電球
Stand_b


避難グッズも整えず、買いだめもせず、浮世離れ夫婦は、こんなことをしています。
あとは普通に、仕事に没頭。

昨夜は『パリの恋人』を見ました。

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妖精のようなオードリー・ヘップバーンのミュージカル映画です。
頭でっかちの書店員だったジョー(オードリー)が、
カメラマンに見いだされて、トップモデルになってゆくお話。

ストーリーはあってないようなものです。
オードリーの抜群のスタイルと、ダンスと、夢のようなファッションが楽しめます。

生活に疲れ、ストーリーが頭に入って来ないような時は、この映画がオススメです。

わたし的には、お相手がフレッド・アステアってところが難点で、
どうも王子様としては、ふさわしくないルックスに見えますが、
ダンスがお見事だから、目をつぶりましょう。

オードリーは国家の混乱をくぐり抜けて生き抜き、大輪の花を咲かせ、
晩年は社会福祉活動に身を投じた人です。
知性と自我を持った奥深い美しさで、光り輝く人でした。


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コメント

おお、当方も同じで、バナナブレッド(パンじゃないブレッド)焼きました。
当家にはこだま酵母もあるので、パンも焼こうかと思ってます。

そして。
「ランプなら作れるよ」
最高の一言ぢゃあないですか!
無頓着、じゃなくておおらかで、役に立つ道具をささっと作り出せる。
一緒に暮らすのに、そんな理想的な方っているでしょうか。

そして。
『パリの恋人』
最高のチョイスぢゃあないですか! さすがJUNKOさん、ナイスなセンスです!
当方はフレッド・アステア、大好きな映画スターです。
たしかにルックスはおサル的ですが、あの重力も筋力も感じさせない優雅なダンス(当方が、アメリカ人で「優雅さ」を感じる数少ない人です)が、何物をも凌駕します。思い出しただけでうっとり……。まぎれもなく天才だと思います。

>夢のようなファッション
は、映画のコスチュームデザイナーのイーディス・ヘッドと、オートクチュールのデザイナージヴァンシィの、今だったら考えられないような贅沢なツートップが、映画のために残してくれた伝説の一つと言っていいでしょう。

当方が好きな映画は「選び抜いた食材を使って、プロが技限りを込めて作り、贅沢な皿に盛られた料理」です。
普段通りの日常は、映画には求めません。
だから黄金時代のハリウッド映画が好きなのです。

心がくじけそうな今こそ、そういうものに触れたくなりますよね。

大事なことを書き忘れました。

そしてオードリー・ヘプバーン。
バレリーナ出身なので、アステアの相手役、堂々優雅につとめてましたね。
フレッド・アステアは天才で、踊りも数段上ですが、この映画ではあくまでもオードリーが花。

『ローマの休日』でも『麗しのサブリナ』でも、大スターのグレゴリー・ペックもハンフリー・ボガードも、新人オードリーを輝かせるバックに過ぎませんでした。
この頃のオードリーの映像こそ、ハリウッドが残した伝説と言わねばなりますまい。

蔦谷Kさま
やはり、フレッド・アステアお好きなんですね。
なんか、そういう予感がしてました。
アステア好きな人には「知性」を感じます。
わたしが信頼する映画評論家やコラムニストはみなアステアファンです。
でもって、当然わたしもアステア好きと言いたいのですが、
自分はどうしてもあのルックスが、受け入れられません。
頭蓋骨の鉢の大きさと、アゴのバランスがどうも駄目なんです。
アステアを受け入れられない自分に知性の欠落を感じたりするわけです。

オードリーは映画界の宝ですよね。
居るだけで、スクリーンを保たせます。
それもこれも、内側からの輝きだと思います。

『パリの恋人』はファッション雑誌をめくるような楽しさもありますが、
書店員の時のダサい服もかわいくて、あれ好きなんです。
自分のファッションにはあのダサ服を真似たりしています。

バナナブレッドと言えば「バナナブレッッドのプディング」という大島弓子の漫画を
思い出しました。

まずは〜素晴らしい旦那さんですね〜ランプを作れるとは!役に立つじゃないですか!
ところでスコ-ン成る物は食べた事無いね?パンに似た食べ物とは?きっと食べない!
junkoさんのお住まいの近くには食料品は無いのですか?
テレビニュ-スでは,米を買いあさったりインスタント麺を買いあさったり?
被災地の方々が必死に食べ物も無く我慢しているのに?関東一円の方々は我慢という言葉知らないのかな?
でも?電車に乗るのにあんなに3時間もじ〜〜〜と待っていられる人種と同じ人々なのでしょうか?
人間はそこそこ幸せだと,さもしく成るのかな?
今度は東京電力の方々をイジメて居ます!マスメディアの方々は何故にイジメの対象者には異常なんでしょう?
マスメディア方々は,そんなに偉いのでしょうか?原発には,本当に賛否両論があるが?
未曾有の被害!想定外の被害という事も分かっていて,寝ないで対処している人々はイジメて楽しいのでしょうか?
自宅にある〜食材でスコ-ン成る食事をしている方もいると言うのに!

michiさま
スコーンはパンとビスケットの中間みたいな食べ物です。
パサパサしていて、甘くはないです。
わたしは好きだけど、毎日食べたいとは思いません。
夫もスコーンは知らないようで、「スコーンといえばコイケヤスコーン」と、
スナック菓子の名前と混同しています。

東京で商品棚がカラになるとはわたしも思いませんでした。
「被災地に送っているんだな、しかたないな」と最初は思いましたが、
そうじゃなくて、住民が買い占めているようです。
トイレットペーパーもです。
余震に備えてるのかなぁ? なんのためかなぁ?
でも、小さな子がいる家庭では、万が一に備える気持ちもわかります。
うちはまぁ、おっさんとおばさんと中年猫と亀なので。
危機感薄いです。

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