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2011年3月 5日 (土)

乙女のじかん

6年前、シナリオの勉強を始めた時に、決めました。

「映像化するまで髪を切らない」

願掛けです。
あとで失敗したなと思いました。

「オンエアするまで」にしておけば、ラジオドラマで髪が切れたのです。

でも決めたことは決めたこと。
髪はどんどん伸びました。年齢的に不似合いです。
腰まで届くまでにナントカ! 床まで届くまでナントカ!
なかなか夢はつかめません。

そしてこのたび、やっとこ、やっとこ映像化のめどがつきました。
気がつくとわたしはこんな髪になってました。

Zacc1

砂かけばばあで授賞式に臨み、さていよいよ美容院です。
もう24年のおつきあいの美容師さんです。
出会いは出産して2ヵ月後。
お宮参りの前日です。

姑がわたしを見て言いました。
「JUNKOさん、美容院に行かないとだめよ!」
わたしは育児に打ち込んでいたので、髪は自分で裁ちバサミで切っていました。

姑はわたしを行きつけの美容室に連れて行きました。
荻窪でオープンしたばかりです。

姑というのは、前の姑です。おしゃれな人でした。
その時出会ったのが美容師のTさん。
驚くようなハサミさばきで、散る髪すらキラキラと美しく舞い、
わたしに女を取り戻してくれました。
あの時の夢のような時間、忘れられません。
育児に疲れたわたしに、最高のプレゼントです。
Tさん、Tさんを紹介してくれたおかあさんに感謝感謝です。

以来、ずっとTさんに髪を担当してもらっています。

 
Tさんのカット技術は本物で、マスコミでとり上げられて有名になり、
店は青山にうつり、店舗は行くたびに増え、今は3店舗だか4店舗だか、
とにかく業界の最先端を走っています。

気がつけばカリスマの客。

顧客に有名人もたくさんいるので、新しいお客さんはとらないようです。
わたしはシーラカンスのような状態で、まだ担当してもらっています。
客としては骨董品の域に入るでしょう。

どんなにビッグになっても人当たりは変わらないTさんなので
わたしはいつものわたしらしい格好で、その店に行きます。

一年ぶりです。
パーマ液の匂いすら愛おしいです。

「今日はどうしますか?」と聞かれて、テーマを申し述べます。

「おばさんだけど乙女」

「はいわかりました」

長いおつきあいですので、それで通じます。あとはお任せです。
ここ6年は「長さは変えずに」と注文しましたが、
もう切ったっていいんです。

いぇい!

さてさて、本当に乙女ができあがりました。

Zacc2

わたしは砂かけばばあから見事に美女に変身しました。
美女です!!
そう思っておいてください。

その夜の美女のお夕食はこれです。

Kitune

初めて食べたけど、おいしかったです。

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