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2011年3月29日 (火)

まぶたの妻

今日は所用が2件有り、外出しました。
家を出るとき、夫が明るい笑顔で「バス停まで一緒に行くよ」と言うのです。

マンションの真下にバス停があります。
そこまで送ってくれるそうです。

夫の顔は晴れやかです。
わたしは言いました。

「もうすぐバス来るよ」

夫はにこにこ答えます。「そうですか」

わたしは言いました。

「よかったね。目の上のたんこぶが消えて。すがすがしい1日が始まるね」

夫はハッとした顔で、わたしを見て言いました。

「推理の無駄遣いはやめなよ」

「え?」

「そういうことに推理の能力を使わずに、作品に使いなさい、ってこと」

そういうことというのは
「夫の笑顔の理由を言い当てる」ことで、
そんな暇あったらミステリ小説をブラッシュアップしろ、ってことですね。

たしかにたしかに。

わたしが今推敲中のミステリ小説は、コンクールのサイトに選評で載ってるから
書いてもいいと思うけど、主人公は東大卒の天才弁護士です。

この設定には落とし穴があります。
筆者であるわたしは、東大卒の天才ではないという点です。
自分より頭のいい人物を設定すると、悲惨です。苦悩の道です。

自分より身体能力が上の人だったらいいんです。

「マサオは30階建てのビルの屋上から飛び降りて、一本足で着地し、
 ねん挫にすらならなかった」

と書いてしまえばいいんです。

頭のいい人は描写が困難です。

「頭がいいので事件を解決した」

これでは小説になりません。

わたしは自分が作った設定で自分の首をしめているのです。
かわいそうなわたし。
無事作家デビューできるのでしょうか?

ともあれ、バスは来るし、夫はたんこぶが消えて、
わたしは最初の用事である試写会に行きました。

その作品を今日紹介しようと思ったのですが、
あまりにひどい映画でしたので、ノーコメントに致します。

試写会でいびきかいてる人いましたが、
いびきかいてる人をとがめる人はひとりもおりませんでした。

最初の15分で、ラストが見えるのですが、まさかまさかの
そのまんまのラストでありました。

わざわざつまらない映画の悪口を書かなくても、
ヒットしないのは間違いないし、はっきり言って、
このまんま公開するなんて、気はたしかか?と言いたいです。

映画、もっとがんばりましょうよ。
これでは映画好きがどんどん、映画離れしてしまいます。

昔のいい映画を繰り返し見た方がマシ、ってことになっちゃいますぞ。


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ぶんぶん的日常」カテゴリの記事

コメント

夫婦でも,夫婦関係の距離が必要です!だからたまに〜距離を持つ事も必要です!
自宅が仕事場のご夫婦ですから〜当然だと思います.やはり所詮は他人なんですから
でも先日何かの本だか?テレビだったか?定かじゃ無いのだが〜
今夫婦という事は前世でも関わりがあった関係だったと見たか聞いた?
肉体は滅びるが魂は永遠に,滅びる事無く,永遠に肉体が変わるだけで〜
また前世でかかわり合いが深かった所に帰ると!魂は永遠に滅びる事は無いらしい!

michiさま
そうですね。うちは朝から晩までひとつ屋根の下なので、
片方が外出すると、やっと解放(?)されるというか。
夫は静かなので、邪魔にはなりませんが
わたしはひとりごとマシンなので、はるかにうるさい存在です。夫、お気の毒です。
前世で関わった関係ということは、
わたしの場合、2度結婚してるんで、どちらも前世で関わったことになりますね。
案外前世では、今の夫と離縁して、前の夫と添い遂げた、んだったりして。
魂は永遠っていう考えは、心強いですよね。

魂が死なないという事は希望だよね〜今回の震災で亡くなられた方々も新しい体と共に,復活出来る事が出来るなら
悲しんでばかり居る訳にも行かないと思うしね〜再生するならね〜何か夫婦だったが前世では,親子だったり兄弟だったりと言う事が多いらしいのですが?

michiさま
魂は不滅、と考えないと、悲しいですよね。おっしゃるとおり、希望です。
震災でいなくなった方々も、そっくりそのまま、異次元で元気にやってらっしゃるような気も
するんです。一瞬にして消滅するなんて、なんか、おかしいですもん。
人の気持ち、思考、記憶は消えないように思います。

前世、うちの夫はわたしの母親だったんじゃないかなと思うのです…

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