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2011年5月18日 (水)

おまえうまそうだなこんびーふとくさまつり

とても評判がいいアニメ映画『おまえうまそうだな』を見ました。
DVDになっています。

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肉食獣と草食獣のあいだに奇跡的に生まれる親子愛、そして友情のお話です。
ジブンとはナニか。
ルーツはどこか。
他の命で生かされているジブン。
他とジブン。などなど、哲学的なテーマも含んでいます。
良心的に創られています。

絵本が原作のようです。
絵本の絵を見ると、ああ、こちらのほうが数倍良いです。
アニメのキャラもかわいいのですが、ピカチュウ路線です。
ジブリの完成度に慣れてしまうと、ずいぶん粗く見えてしまいます。

絵本のキャラクターはとっても味があるので、絵本のタッチをもっと活かせば、
ジブリとはまた違った文化的アニメになったんじゃないかなぁと
勝手に思ってしまいました(思うは易し)。

絵本の絵

37352

さて、コンビーフに目がないわたし。また新しいタイプを見つけました。

Corn

前回は高かったのですが(まだ飾ってあります)
今回のはふつうで、398円です。

前回の(はっぴゃくなにがし円)

Corned_beefthumb

今夜はうち、生の牛肉があって、これから焼いて食べますが、
コンビーフのほうがわたしの脳内ではご馳走なので、
たとえ398円でも、いいことあった日に食べます。

明日は打ち合わせで、いよいよ忙しくなりそうです。
読んでるバヤイか!
なんですが、つい買っちゃった文庫本。
『草祭』恒川光太郎さん。好きな作家です。

Hon


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シネマdeぶんぶん」カテゴリの記事

コメント

もう一仕事しなくちゃ、でも、眠い。。とソファーでぐだぐだしていると台所の引き戸がガラっと開いてウチの猫が入ってきました。
「ウワ~」と叫ぶ私。猫の口には大物のネズミが!
叫んだのにはソイツをここで食べないで~という意味が込められています。
猫は私の声にびっくりして真っ暗い家の反対側に走り去りました。朝になったら獲物の残骸の捜索です。(家は古くて広くて暗がりだらけなのです)猫は獲物に対して全く容赦はありません。
「おまえうまそうだな」は本屋で立ち読みしました。
面白かったけれど恐竜の末裔の鳥の本性からしても情の立ち入る隙が想像できなくて話に入り込めませんでした。
猫は今、素知らぬ顔で足元に眠っています。

コンビ-フ好きだよね〜私の記憶だと美味しい記憶が全くない?
小学校の給食のナポリタンスパゲティ〜を思い出すだけ〜〜?
肉の繊維が糸の様で〜少し固い感じと牛の脂の味しか覚えていない?
まぁ〜誰にでも好き嫌いはあるからね〜

職人気質な猫さまと暮らす方へ
そうですか!
昔、人間が猫に課した職人仕事を今もきちんと続けている今どき珍しい猫さまです。
うちの母は子どもの頃、「職務全うしました」と獲物を人間に見せにくる猫に
毎度ぞっとして、以来、猫とねずみが苦手です。
でも、そもそもねずみ対策で猫は飼われていたんですものね。
人気のアメショだって、船旅のねずみ対策だったとか。
うなぎのたれを200年継ぎ足し継ぎ足して使っている老舗と同じくらい
あなたさまの猫さまは職人気質だと思います。
「おまえうまそうだな」、今度絵本を読んでみますね。

michiさま
実家ではメインディッシュだったんです。
お皿にほぐしてひろげて、しょうゆをかけてご飯のおかずにします。
子どもの頃食べた唯一の牛肉だったので、貴重でした。
サンドイッチにしてもおいしいですが、ご飯のおかずが最高です。
でも、どこがどううまいんだ? と聞かれるとよくわからないです。
「ごちそう」の「印象」が味をアップさせています。

「おまえうまそうだな」をはじめとする西宮達也作品は私も主人も大のお気に入りです。
全作品そろえたいのですが、絵本ってけっこう高価なうえに場所もとるので、チビチビと…って、結局集めてるんですが。
泣いちゃうので読み聞かせには全然向いていないのですが(泣いちゃうのはウチの夫婦だけかもです)。
アニメになっていることを全く知りませんでした!
…うーん、やっぱり絵本の絵の方がいいですよね。

Kaeさま
そうですか、お好きな絵本なんですね!
お目が高いです。
わたしは全然知りませんでした。
泣いちゃうんですか。それはそれは…
夫婦で価値観を共有できるのはうれしいですね。
もしアニメをご覧になったら、感想お聞かせ下さいね。
あ、そのときはニューテレビですね!

始めまして、JHと申します。
おまえうまそうだなの映画と絵本ですが、原作者の方の発言で「絵本とは違うのを」という要望があると聞きました。

もしかしたら映画の絵柄が絵本と違うのもそれが原因なのかもしれません。
もっともアニメ(映画)として「より幼児受け」を狙わざるを得なかったってのもあると思いますけど。

しかしそれも踏まえても個人的におまえうまそうだなという映画では気になった事がありました。

絵柄については「あまり子供向け作品に詳しくない人が考えた」か「子供向けならこんな感じで良いかな?」感が強くて残念たと思いました。子供向けに詳しい人なら、子供向けなりに魅せるデザインにしそうです。アンパンマンとかも幼児を意識した絵柄だけど上手く魅せてると思います。おまうま映画のキャラデザ・総作画の人は後にマジックツリーハウスもやってますが、そちらでは良い感じだとだと思うんですけどね。

内容については、誰向けなのか良くわかりませんでした。子供向けメインとして見るには過激ですし、中高生~大人向けメインとして見るには子供っぽい気もします。捕食とか戦闘とかその他の描写は規制多い最近(ここ2,3年)の子供向けとしては頑張ったかと思います。自然界の厳しさもライトとハートが生まれる前から出てたと思います(卵がライトとハートの以外全滅)。世界観や設定や戦闘等は結構厳しい感じです。しかし、それ以外がよくある子供向けって感じがしたので何だか中途半端かな?と思いました。(自分がどっちかはっきりした物でないと馴染めないタイプなのかもしれませんが・・・)

スタッフについては、脚本家はわかりませんが監督は過去の履歴を見ると最近はあまり子供向けらしい仕事はしておらず、「おまえうまそうだな」が初監督?みたいですね。その辺も、「誰向けか中途半端」と思わされる部分かもしれません

JHさま
はじめまして。
原作者さんの希望だったんですね。そういう希望は珍しいですね。
ふつうは原作のファンをうらぎらないものをと考えると思います。
映画はお金がかかるので、各方面からいろんな口出しをされるから、
原作者も気をつかって、そうおっしゃったのかもしれませんね。想像ですが。
たしかに「誰に見せたいのかな。誰が見たら満足するのかな」というとまどいは感じますが、
おとな向け、子ども向けというジャンル分けは、わたし(おかあさん)目線では、
おとなも満足できるものじゃないと、こどもに見せたくないなあと思ってしまいます。
とにかく「絵」が、もったいないなぁと、つくづく思うのですが
こういう絵が人気なのかしら。絵本がgoodです。

言い忘れました。
原作者の方のインタビューを見つけました。

http://mi-te.jp/contents/cafe/1-9-742/
http://www.netdetirasi.co.jp/cinema/interview/059.php

重ね重ねすみません。追記です。

おまえうまそうだな映画版の絵柄について、「あまり子供向け作品に詳しくない人が考えた」「子供向けならこんな感じで良いかな?」と考えたのはプロでも得意分野不得意分野があるからです。
どんなにプロでも向いてない分野だと、素人みたいな、安易な感じになる事もありますからねえ。

アンパンマンなんかはアニメは原作絵本と絵柄は違うけど
あっちのアニメはシンプル、動かしさ、より幼児受けを重視していながらも魅せるような感じが出てます。そういう意味ではアンパンマンのアニメの絵柄考えた人は
子供向けに詳しいか向いてる人なんだと思います。

JHさま
わたしはアニメにくわしくないので、わからないことばかりですが
そういえば、内容と、絵柄がミスマッチだったような印象だったかも。
ずいぶん前の記憶で、一度しか見てないから、印象なんですけどね。
映画が言おうとしていることは、深くて、せつなかったことを覚えています。

  食べられて綺麗な夏となりにけり  ハードエッジ


    初案:綺麗な骨や炎天下
    推敲:雲の峰、夏の夜、蟻の列など


一神教の国の子だったら、どんなふうに感じるのでしょうかね
なむなむ、、、

ハードエッジさま
わたしの頭にはちょっと高度すぎます。
わかったような気もするのですが。

補足、何度も書き込みしてすみません

映画は全体的に子供向けに向いてない又はそれに詳しくないメインスタッフに無理矢理「子供向けの物」を作らせたら大体あんな感じになるんのでは?って思いました。
どういう基準でスタッフが選ばれるのかわかりませんからね

コメントありがとうございました。

おまえうまそうだなは去年の年末に見ました。TOKYOMXで放送されてました。

映画「おまえうまそうだな」は去年の年末に見たきりです(TOKYOMXで)。
この映画の本当に感動する所や見せ場はバトルとか食物連鎖とかその事情と絡んだ家族描写だと思います(ジレンマもそうでしょう)。
アニメーションの力を活かしてたのもこういうシーンだと思いました。そして、スーパーアクションアニメに選ばれた事もあります。

ただし本筋は絵柄通りの単純な親子物語であって宣伝とか見ても映画版の企画やメーカー側は
バトルとか食物連鎖とかその事情と絡んだ家族愛よりも単純な親子物語を想定してたと思うます。

この映画のネックは「その硬派な部分が絵柄や主軸に全く合ってない」所だと思います。
これじゃ、恐竜世界らしいワイルドさを入れても「ただの心温まる映画、可愛いだけの映画」だと世間に思われるのでは?
本当に感動したり見せ場になる所があってもそれが主軸と合ってない限り、あまり評価されずに埋もれるのではないでしょうか?
本当の見せ場を差し置いてただ「可愛い」とか「心温まる」って言うだけ感想を見ると微妙な気持ちになります。
はっきり言って疾走感、ダイナミック、硬派な要素って、ハートフル親子物語という主軸には相性が合ってないと思います。
「生きる事」「戦う事」「宿命」「親子の不安」が主軸であれば合ってると思うんですけどね。

勇ましい要素を付けても絵柄や紹介されたあらすじに釣られた子供は戸惑うと思います。
大人からしても、あの絵柄とあらすじじゃわざわざ見る層多くないでしょう。
見た所で「勇ましい要素が浮いてる」と思いかねません。

疾走感、ダイナミック、硬派な要素をもっと上手く活かせるようなオリジナル作品や企画をこのスタッフに与えた方が良いのかもしれません。ある程度制約があったり、脇で輝くタイプという可能性もあるのかもしれませんが。

だだださま
絵柄はたしかに違和感ありました。
キャラクターデザインは話し合っての結果で
興行的に(ひょっとしたら)正解だったのかもしれないけど
テーマ性の深さに合ってないように感じました。
リメイクに期待します!

いえ、すみません。コメントがわかりにくかったかもしれません。

個人的に「この映画の本当に感動する部分は、絵柄や主軸に合っていない」
「恐竜らしいワイルドで硬派な要素は絵柄や主軸に合っていない」
「バトルとか食物連鎖とかその事情と絡んだ家族愛は、単純な絵柄&本来の主軸である家族愛に合ってない」と言いたかったのです。

「生きる事」「戦う事」「宿命」「複雑な家族愛」が主軸であれば
バトルとか食物連鎖とかその事情と絡んだ家族愛も合ってたと思います。

しかし宣伝とか紹介を見るとテーマはそういうモノでなく「ただ心温まるだけの単純な家族もの」って感じがします。そういう単純な主軸の映画に、硬派な要素を入れても違和感が出ると思います。

この映画は最近でもどこかで上映会をやったそうです。先月の9月でもやったそうなのでどこかで需要はあるのだと思います。

しかし、原作絵本は読んでなくて、映画の絵柄もどこまでが誰の意向かわかないので何とも言えませんが、少なくとも映画のプロデューサーの「とにかく女の人が泣ける話」という要望や企画や宣伝の「心温まる」路線の強調は無茶だと思いました。大人の事情かどうかは知りませんが、企画サイドと作り手サイドの思いが少々ズレてるような気がしました。もし、この映画でうやむや感があるとすれば、このような互いのズレも大きいのかもしれません。上層部の考えとメインスタッフの考えが違うと中途半端な事になるのでは?と思いました。

仮にも恐竜世界で捕食者と非捕食者の問題も出てくる映画なのに「女の人が泣ける」「心温まる」路線ばかり押し付けられても、作るスタッフも困るのでは?と思ったのも事実です。(作品にある要素の1つとしては良いのですが)。子供だって場合によってはシビアだし媚びられるのを嫌になる事はあると思います。子供向けの作品や書籍でも子供にわかるように伝えた、ハードな話のやつもありますし。

監督としては去年のアニメージュの8月号のこの人に話を聞きたいで、「捕食する側とされる側のテーマの話だったから、やっぱりそこから逃げて作る事は出来ない」「自然描写も含めて、ちょっとリアルに世界観を作らなくてはいけない」「人の生き死についてはあまり嘘をついちゃいけないと思う」 と寧ろ客観的とも言える発言”も”していました。生き死に関しては、忍たまの映画についても「そこのギリギリのところをどこかなどこかなと探りながら作ったという部分はありますよね」と言っていました。
またお母さん恐竜がまた子供を生んだ所についても「お母さんにも普通の女性としての性がある」「生々しい感じが出るといいなとは思っていました。」とも言っていました。映画の予告や作品紹介で言われたようなハートフル部分については特に語ってる様子がありませんでした。
いずれも子供向けという媒体や企画の都合もあって、表現規制の制約は強かったのでしょうがその枠の中で表現しようとしたのかもしれません。
インタビューはURL先の「今更だけどおまえうまそうだな」というタイトルのコメントの部分の画像にあります。2011年アニメージュ8月号はAMAZONで中古販売しているかもしれません。

プロデューサーから「とにかく女の人が泣ける話を」と言われた事についても、「人が死ぬか別れるかと言う小手先のテクニックで泣かせたくない」って言ってるんであって”可哀想な話”が嫌だと言ったわけではありません。実際、キャラが死ぬシーンで泣かせるより虚しさとか冷徹さを表してる漫画アニメドラマはあります。この映画の絡んできたライバルポジションキャラが倒れる所も泣ける演出というより、無常さを感じられる演出だったと思います。(悪い意味ではなく)

個人的に「女の人が泣ける」というのは死の描写についても綺麗事のイメージが浮かんでしまいます。本当にハードなものは死の描写についても「泣ける~」ってよりも冷徹さを表す事が多いと思います。昭和時代にあったやなせたかしさんの「チリンの鈴」も死が出てきますが、綺麗に泣かせる為のシーンではなく厳しさや虚しさを表したものでした。

追記

中には企画段階では「それはちょっと無理があるんじゃないか?」と言いたくなるのもありますからね。

おまえうまそうだなは恐竜世界を舞台にしたものですが、そもそもその漫画アニメを「心温まる」「女の人が泣ける」路線を全面に押し出そうとした映画の企画の時点でミスがあったと思います。そして、無理してそういう意図を受け入れて作るとなると、どうしてもこのような出来になってしまうのも仕方ないのかなと思います。

この記事やコメントを読んで割り込んですみません。

映画は少なくとも企画というか販売サイドは本当に大切なものよりもただキャッチーさ(とにかくほのぼの、心温まる)を優先したかったのかもしれません。例え原作では綺麗事ばかりじゃなかったとしてもアニメや映画だとそういう上辺のキャッチーさばかり優先される風潮があります。特に幼稚園児や低学年がメインターゲットに多いと思います。ただ、スタッフとしてはそれは本意でなかったのかもしれません。上述のスタッフのインタビューで、予告とか紹介であれほど触れていた「心温まる」の部分についてあまり語ってなかったという事を考えると。

例え子供がシビアなものを受け入れたとしても親の方が勝手に「子供向けじゃない」と判断されることもありますからねえ。昨今は特に少しでも過激なものがあると文句言われそうで大変だとは思いましたが。

この映画のプロデュース側について、「人気絵本のネームバリューを使いたかったのか」
「原作者が絵本と違う物をって頼んだのを良い事に映画を単なるお涙頂戴物にしたかったのか」って事を突っ込みたいです。

http://mi-te.jp/contents/cafe/1-9-742/
原作者は絵本と違う物と頼んだけど、「絵本と違う物」って良い意味でも悪い意味にもなり得るのである意味範囲が広いです。

映画は勿論監督以下スタッフ側も色々口出ししたので彼等の意向もあるのは
間違いないのですが企画には関わってなかったかもしれませんねえ。
口出ししたと言ってもあくまでああいう企画の枠内でやっただけなのかもしれません。

映画の絵柄についても、監督に対しても単に「ポケモンみたいな絵柄にしてくれ」と頼んだ可能性もあります。寧ろ、そういう風な感じの映画にして欲しくてこの映画に監督を起用したのかもしれませんし。

http://photozou.jp/photo/photo_only/2860818/156276493
このアニメージュ2011年8月号のインタビューはこちらも読みましたが、
「映画全体を見る限りだと必ずしもインタビューで答えたスタッフの意向が全面に出ててないじゃん」と思いました。

本当にスタッフの意向が全面に出る映画は、例えそのスタッフの力量が足りなくてもそれっぽい形(スタッフの言う意図が形だけでも全面に出てたり)にはなりうなのですが。実際、独りよがりかに問わず、スタッフの意図が全面に出てる作品あると思いますから。

この映画ですが、それにしても女性を舐めてますね。単なる可愛いキャラでお涙頂戴物語を作れば良いと思っていたのでしょうか?


続く

「映画を単なるお涙頂戴物にしたかたったのか」と思った理由を詳しく書くとこうです。

■可愛いキャラ(キャラデザ)
既に描いた通りですが、キャラデザについては監督やった人間が「お母さんが色っぽいのも柳田さんのおかげですよね。お母さんが色っぽさは想定外」「丸っこいキャラだけど格好良いアクションをやる」的な言っていました。こういった意見しか知らないのですが、これだけだと本当に監督(下手すりゃキャラデザイナーも)の意向であのデザインになったのかどうかわかりませんね。

「本当はもっと違うデザインでやろうと思ってたけど
ポケモンみたいにしろと頼まれて仕方なくやった」という可能性だってあります。
「こんなキャラだけどアクションをやってやる」という意地とかで。

・・・おっと制作サイド中心の話になってしまいました。

■狙った感じのウルウル感
映画にはいかにも「ここ泣けるだろ」みたいなシーンやBGMとかもありました。
マイアサウラのお母さんの存在もそうです。

実は肝心の制作サイドからも「肉食だとわかっていながら平気で育てちゃう」と言い方もしてたので、制作サイドも多少なりとも呆れを感じてるのかと思いました。

浮世離れってのは良い意味で使われるとは限りませんので。
実際に、作中のを見る限りでは周りの足を引っ張ってばかりでしたねえ。

何食わぬ態度で草食の身内の事考えないで肉食の主人公を育てるし、その肉食の主人公にしても赤い実ばかり食わせる。


肉食のボスについて、ハートをお母さんが育てた件について聞いて「肉食は肉を食べないとダメだ。どうするつもりだったんだ?」と言われても反省もしないでちゃっかりする。

おまけに終盤になっても「ハートに対して一緒に暮らそうという」子離れの悪さを発揮する。

このマイアサウラのお母さんの存在も、「泣けるというお題を苦労していれつつも~」な部分なのかもしれませんが。


続く

原作絵本も泣けると言われてるけど、原作絵本は結果的に泣けたという感じじゃないのかと思いました。
寧ろ映画の方がお涙頂戴を狙ってるのかと思ったくらいです。

「映画を単なるお涙頂戴物にしたかたったのか」って思ったのは、プロデュースサイドが「とにかく女の人が泣ける」と要望を出したらしいので気になりました。

そういった題目を苦労しながらも意識するなら、
どうしても多少なりともいかにも計算したお涙頂戴になるのではないのしょうか?(自然と結果的に泣けるとは違う)

それにこのテのうるうる系幼児映画ってのは、そういったいかにもなお涙頂戴物も多いんじゃないでしょうか?

ああいういかにもお涙頂戴のシーンは簡単に作れるので、技術の難易度自体は低かったと思いますよ。
このテの子供映画は無難に親子愛とか言っててうるうるBGMを流すだけですからチョロイ物ですね。一般映画とも違いますから。

もっとも「女性を馬鹿にしてるな。単なる可愛いキャラで狙ったお涙頂戴物語を作れば良いと思っていたのか?」と思いましたがね。

人気絵本をアニメ化映画化するとどうしても単なるお涙頂戴ブームになるのでしょうか。


続く

もっともスタッフ側はプロデューサーの「とにかく女の人が泣ける映画を作って欲しい」という要望について「泣ける題目だけで1本の映画作るのに抵抗がある」「アクション物も作りたい」「世界観云々」と考えていたらしいのですが。(そもそも「自然と泣けてくる物」と「いかにもな泣かせ物」は別物なんです。絵本だって泣けると言われてますが、自然と結果的に泣けるという印象です。)

映画はスタッフが幾ら口出ししてもそれが前面に出なかったって事はそれだけ上の意向も強かったかもしれません。つまり企画段階?ではそのスタッフ陣がマトモに関わってたかどうか怪しい。

本当にスタッフの意向が全面に出る映画は、例えそのスタッフの力量が足りなかろうとそれっぽい形(スタッフの言う意図が形だけでも全面に出てたり)にはなりそうな物なっても良さそうな物ですからね。

まあこのスタッフ陣はその内のその意向に対しての憂さ晴らし出来るような作品に取り掛かれると良いですね、と他人事ながら思います(もしそれが出来が悪かったとしても)。

スタッフの自己満足なだけの作品も問題ですが、企画やらプロデューサーのゴリ押しのような作品も困り物です。要するにスタッフの意向、プロデューサーの意向とバランス取って欲しいと思います

自分もこの映画には言いたいことがあります。

企画、キャラデザ、キャスティング、起用、マイアサウラの母親に
ついての意見なので長くなります。
出来れば返答をくださるとうれしいです。

■企画

絵本や童話が人気だからって何でも映画化しようなんて
企画段階で無理があったようにも思えます。
2005年に上映された「あらしのよるに」なんかは
1冊ごとの完結でなく数巻も話が続いたので良かったと思います。
しかも「あらしのよるに」は原作者も脚本に参加出来てたので幸運だったでしょう。

それに比べて「おまえうまそうだな」は1冊ごとの完結の絵本です。
元々繋がってない複数の話をまとめるというだけでも無理があるのに、与えられた尺に合わせて伸ばしても原作ファンは難色示すでしょう。
しかも、こちらは「あらしのよるに」と違って原作者は脚本に参加してません。
ホンの最低限の事しか注文せず、絵本と違うものを頼んでいました。
http://mi-te.jp/contents/cafe/1-9-742/のインタビューで原作と違う物を頼んだ件に触れています。


推測かつ乱暴 な言い方でになりますが、おそらく企画側は「人気絵本のネームバリュー、親子の絆という部分に目を付けた」という、浅はかな考えだったんじゃないかと思います。

情報段階から「安易に絵本のネームバリュー、親子愛に目を付けてそう」と思ってました。映画版の絵柄もああいう路線にしろってスタッフ側に命令したのかもしれませんね。

まあスタッフ達もスタッフ達で、企画段階にあったかどうか怪しいアクションだか活劇もやりたいと思ってたそうですが。
(ただ、アクションだか活劇もやりたい要望は、絵本のネームバリューや親子愛を利用したいか否かとは、あまり関係なさそうなのでまた別の話だと思います。)

■キャラデザ方面

ガラッと変わる例もありますがこの映画に関しては、
「本当はもっと違うデザインでやろうと思ってたけどポケモンみたいにしろと頼まれて仕方なくやった」という可能性も必ずしも否定しきれない。

「丸っこいキャラだけど格好良いアクションをやる」的な発言はhttp://photozou.jp/photo/photo_only/2860818/156276493を参照。
アニメージュ2011年8月号の、この人に話を聞きたい。P86~89の中の一部です。見れなかったすみません

こういった意見しか知らないのですが、これだけだと本当に監督(下手すりゃキャラデザイナーも)の意向であのデザインになったのかどうかわかりません。

「丸っこいキャラだけど格好良いアクションをやる」的な発言は、こんなキャラになったのは仕方ないがが、それでもアクションをやってやる」という意地なのかもしれませんし。

と思いました。

■キャスティング

キャスティングも子供店長だの、原田知世だのを起用すれば、子連れ層狙えるだろうという浅はかな考えだったのではないでしょうか?
ただ、キャスティングはスポンサー、プロデューサー、監督、音響監督の誰が決めたのかは分からない状態です。
原田知世については、監督曰く「自前にイメージしてなかった」そうですが。
まあアニメ映画にありがちな芸能人のキャスティングは
宣伝費とかの事情があるのかもしれませんがハッキリした事情は謎です。

■起用理由

「大山ドラえもん映画ワンニャンの映画のカーチェイスパートの部分を担当して評価高いらしく、しかも当の本人もアクション物もやりたいと言ったらしいスタッフ」を、

何故、映画版おまえうまそうだなのような当たり障りのないほのぼのアニメ映画の監督に起用したのは一体何が理由だったのかと疑問があります。初めての映画監督作品でこれですか、と思いました。

アクション云々はhttp://photozou.jp/photo/photo_only/2860818/156276493でも述べてました。
(アニメージュ2011年8月号の、この人に話を聞きたい。P86~89の中の一部です。見れなかったすみません)

自分は、アニメ業界の事は知りませんが

もし「アクション関係で評価されてる&本人もそういう事をやりたいと言った」って事が本当ならば、
何故当たり障りのないほのぼのアニメ映画の監督にしたのか不明なんです。


■マイアサウラの母親
この母親には 遠回しにスタッフ陣も呆れてたのでしょうか?
監督の人が「肉食だとわかっていながら平気で育てちゃう浮世離れした」と言い方もしてました。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286

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