« 月曜のバキバキ | トップページ | 爪ピカしょっく。 »

2011年6月14日 (火)

トイレット

トイレに行く夢を見ます。
なんで?ってくらいに、よく見るんです。

トイレを探して駆け込むと、混んでいたり、
信じられないしくみで、使い方がわからなかったり、
なんでやねん、ってくらい汚れてたりして、
結局入れず、トイレを探し続ける…

という夢です。

起きた時にもよおしているかというと
そういうわけでもなくて、
身体より脳が「トイレ」を意識しているようです。

映画『トイレット』を見ました。

荻上直子監督、脚本です。

『かもめ食堂』がヒットし、『めがね』も人気で、
日本の映画界にくっきりと荻上スペースを持っているお方です。
それだけ特徴があり、トクベツなんです。
長編映画処女作『バーバー吉野』から見ています。

「ストーリーをしっかり作っているのに、
ストーリーがない、癒し系だと言われる」

何かのインタビューで、監督がそう話していました。
わたしはちょっと驚きました。
狙ってるんだと思っていたから。

ほかの監督に比べ、間(ま)が長くて、多いのです。
ゆっくり進むというより、立ち止まりつつとぼとぼ歩くようなテンポです。
その「間」がストーリーを浸食し、見終わったあと、
「どんな話だったっけ」となります。
ストーリーより、映像や匂いが頭に残ります。
そう、長い「間」をもたせるため、観客であるこちらが五感を発達させ、
あるわけない匂いまで、感じさせるんです。

わたし自身は、このような間は恐ろしくて作れません。
ドドドドド、と畳み掛ける展開を目指してしまいます。
静かな映画も好きですが、ここまでの空間はほんと、度胸がいります。
でもそれでちゃんとヒットしているのですから、
観客も「間」を求めているのでしょう。

『トイレット』は前半の間がすごく長く感じました。
そこで油断して、DVDをストップさせずにトイレに行ったり、
歯を磨いたりしてしまいました。
歯を磨くのは失敗で、思わぬ展開があったので、
巻き戻して見たりしました。

荻上監督作品はやはり劇場で、暗闇の中、
シーンと味わうべきですね。
実生活の中で見ると、画面の中だけストップモーションみたいで
落ち着きません。
中盤から目が離せなくなるのですが、そこまでが長く感じられ、
部屋で見ていると、ついほかのことしちゃうんです。

『かもめ食堂』と『めがね』のキャストがそのまんまで
おんなじパッケージの映画『プール』は
見ていません。
監督も脚本も違うので、似て非なる作品なのでしょうか。

応援よろしくお願いします。人気ブログランキングへ

« 月曜のバキバキ | トップページ | 爪ピカしょっく。 »

シネマdeぶんぶん」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/562780/51941323

この記事へのトラックバック一覧です: トイレット:

« 月曜のバキバキ | トップページ | 爪ピカしょっく。 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ