« 匂い | トップページ | ケッタイな光景 »

2011年8月13日 (土)

かもめがいい

暑いので、毎日のように外出しています。

上の一文、一見矛盾のようですが、

エアコンが死んだ。

と言えば、ご理解いただけると思います。

昨日、試写で『カメリア』見ました。

2時間23分。長いですが、3つのショートストーリーからなるオムニバス。

釜山を舞台に、タイ、日本、韓国の創り手それぞれが描くラブファンタジーです。
日本は行定監督が撮っています。

行定監督は『GO』や『世界の中心で、愛を叫ぶ』が有名ですし、
どちらも記憶に残るぐいっと個性的な映画でした。
大作『北の零年』は、「吉永小百合が馬に乗ってる!」とか、
「雪と吉永さんって似合う!」とか、シーンに気をとられ、
ストーリーをつかみきれず、どんな映画だったかはっきり思い出せない。
日本版『風と共に去りぬ』っぽく感じましたが、
スカーレットは性格がゆがんでいて、そのゆがみにストーリーがからみつき、
印象深い映画です。
『北の零年』の吉永さんはまっすぐないい人でした。
それにしても、雪が似合うなぁ…。まぶしい女性です。
行定監督の『今度は愛妻家』は前半の仕掛けが好きなんだけど、後半の舞台っぽい演出が苦手で、
でもこの後半が好き、と評価する人も多いです。

今回のオムニバス映画『カメリア』の中の行定監督の『かもめ』、
3作の中でダントツ光っています。
今まで見た行定監督作品の中でも、ぶっちぎりに好き。

タイの映画と韓国の映画に挟まれているので、
『かもめ』単独では見られません。
『かもめ』を見るために2時間23分、がんばって座ってても
いいかなって思います。10月公開らしい。

タイの映画も韓国の映画も設定がSFチックで
見た目も発想も過激なのですが、
『かもめ』の繊細さ、はかなさ、楽しさには及びません(好みで言ってます)。

吉高由里子さんが出ています。
こんなに綺麗だったっけ。ためいき出るほど美しいです。

プラトニックなラブストーリーです。
女の子が韓国の街を裸足で歩くシーンがファンタジック。
裸足で歩く女の子のために、通りすがりの男性が靴を買ってあげます。
靴を買うシーンが無骨で、ロマンチック。胸きゅんです。

裸足で歩く。
見ず知らずの男性に靴を買ってもらう。
その男性はイケメンではなく、むさくるしい青年(ほぼおじさん)。
ほぼおじ青年は露天商から靴を買います。

ただその流れだけでも、無性に乙女心をつかみます。
イケメンがブランド靴店でハイヒールを買うのとは違う、
誠実なあたたかさが伝わってきます。
でもドラマはそこがやっと序章なんです。
展開、読めませんでした。
ラストは言えませんが、うわ!でした。

いいなぁ。
わたしも裸足で歩いてみようかなぁ。
職務質問されるだろうなぁ。


エアコンは明日設置されます。
本日はむしむしの中、創作します。


応援クリックよろしくお願いします。人気ブログランキングへ

« 匂い | トップページ | ケッタイな光景 »

シネマdeぶんぶん」カテゴリの記事

コメント

『北の零年』 私も吉永さんと風景(映像)の綺麗さに見とれてしまいストーリーは
ほとんど覚えていません。3時間に迫ろうかという長大作ですから頭の中が??;
それでも 映画館に足を運んだ甲斐はあったと思っています。

『今度は愛妻家』 映画になる前に舞台劇になったような記憶が・・・。
これは『パーマネント 野ばら』と似た手法の作品ですね。(違うか?)
薬師丸ひろ子はもちろん、トヨエツもよかったです。

吉高由里子さん、「白い春」(阿部寛主演)で見た時からいいなと思ってました。

あと 「ぶんぶんブログ」いつの間にか2年目に突入していたのですね!
いつも楽しく読ませて頂いてます。これからも宜しくお願いします。

それと、3月6日のブログでJUNKOさんが書いているように
「うだつあがっちゃった人」に変えた方がいいと思いますよ(^・^)/

まあくん
そういえば!
ブログ始めて一年経ってました!
まあくんに教えていただかなければ気付きませんでした!
ありがとうございます。
過去記事まで覚えてくださっていて(涙)。
うだつがあがっちゃっていいですかね?
下がったら「うだつが下降中の人」になればいいですかね?

そういえば『今度は愛妻家』は『パーマネント野ばら』系ですよね。
『白い春』は夢中で見てました。
吉高さん、せつない女の子の役でしたよね。
わたしが彼女を初めて見たのは『あしたの、喜多善男』です。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/yoshio/index.html

さえないおじさんが主人公という、かなりの挑戦ドラマです。
あ〜久々に見直したい!

日本の映画やドラマ、見ごたえのある作品が次々と出ているようで。
見たいなあ…。

「うだつがあがった」の次は、
「次のうだつがあがりかけ」あるいは「またうだつをあげた」でいいんじゃないでしょうか?

アンジーさま
ドラマはアメリカのほうが時間とお金をかけているようですが
どうでしょう?
お金はともかくある程度時間をかけないと、いいものは生まれにくいと
わたしは思うのですが。

「またうだつをあげた」、ウケました!!
いいですね「またまたあげた」「さらなるうだつ」と
どんどんあげていけばいいんですね!
うだつの階段をのぼっていくイメージ、できました!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/562780/52460042

この記事へのトラックバック一覧です: かもめがいい:

« 匂い | トップページ | ケッタイな光景 »