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2011年9月 6日 (火)

母の教え

本日は文章感覚がとてもおかしい。
創作していて、1行1行ひっかかっています。

たとえばですが、

「そして」って言葉、正しいかなこの場合。と考え始めると迷宮に入ってしまい、

そうして? そのようにして? そうしたところ?

そもそも「そ」って字はデザイン的にどうよ?

ひらがなにまで八つ当たりです。

子どものころ、「そ」というひらがなで、ひっかかりました。
「そ」の頭の部分が、点の表記もありますよね。
絵本ではどちらも使われています。
字を覚えたてのわたしは混乱して、母にたずねますと、
「同じよ」と教えてくれました。
母の教えは絵本を読む頃は役に立ちました。

今思うと。
活字と縁のない母のような人間を母に持ち、
よくぞここまですくすくと育ったものよと
わたしはわたしを誉めてあげたい。

あれは小学校1年のときです、

作文の宿題が出て、わたしは母にたずねました。

「作文はふつう、文の終わりをである。って書くの? ですますで書くの?」

どうです?
小1にしてはなかなか見どころのある質問だと思いませんか?

母は言いました。

「まんべんなく混ぜ込むのよ」

わたしは母を信じてまんべんなく混ぜ込み、
その作文を読んだ教師はみんなの前で言いました。

「大山さんの作文はたいへんよく書けています。
 ただ、ですますと、であるを統一すると、もっと良かったですね」

わたしはキモに命じました。
母の情報はアヤシイと。
以後、学習方面に関して母に尋ねたことはありません。

母は偉大です。
「自分で学ぶべし」という教訓を教えてくれたのです。

偉大な母は最近、こう言いました。
「自分の身内に作家が誕生するなんて、信じられない」と。

わたしも信じられません。

母は言います。
「もうひとり生んどくんだったわ」

どうやら母は自分の遺伝子を過信し始めたようです。

わたしは「遺伝子の負を乗り越えてがんばったんだよ」という言葉を飲み込みました。

上記の言葉、娘も飲み込んでるかもしれないなぁ。

Manben


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ぶんぶん的日常」カテゴリの記事

コメント

フフフ、『進化・進歩』ってことでしょうか。
『進化』ってことにしておきましょう。
娘さんも進化された、ということならいいですね。

私はどうだろ?
働き者の母のようにはなかなかいかないですねえ。
これだと、退化ですね。

そう、そうそう、そうそうそう。
私も「母の情報はアヤシイ」と気づき「自分で学ぶべし」と学んだクチです。

この話、以前にもJUNKOさんにしましたが、
「説く」って何て読むの?と母に訊いたら「クドく」だと教えられました。
翌日、胸を張ってそう音読したら、担任の先生の笑いが止まらない(小3でした)。
どうしてそんな風に読んだの?と尋ねられて、母に教わったと言ったらさらに爆笑(新卒の女性の先生でした)。
それを期に、わからないことがあったらとにかく辞書!まず辞書!母の言葉は聞き流して辞書!

またしてもイラストが素敵。
悪気のないほんわかしたお母さんと素直な子どもの図。
母と私もこんなだったかなぁ…。
未だに上記のことを思い出すと少しイラッとするのですが、ちょっと和みました。

良いですね〜家庭の中に会話がある事が〜私は生まれながら商人として,生まれたので,学校行事という事に,親が協力したのは,覚えている限り運動会だけです!
運動会は兄弟全員が父親か母親の血を引き足が速かった事で学校行事は運動会だけは見に来ました!
入学式?卒業式?参観日?学芸会?修学旅行の説明会?
一回も参加せずに,過ごした義務教育!だから宿題の事も通知線の事も結果だけ見て殴られて終わりでした!
当然宿題の分からない事を聞こう物なら〜怒られるので,宿題をやった経験なし〜〜
それでも,今まで生きているられるのだから?
それに,10数年前にはPTA会長まで〜押し付けられる始末!
学校に無関係な親から生まれたとは〜最悪は私の祝辞で入学した人々だと後悔しています!

アンジーさま
進化、っていいですね。
希望に思えます。
アンジーさんのおかあさまは働き者なんですね。
立派です。働き者って美徳ですよね。美しく、正しい。
退化といえば、母に劣っている部分はわたしにも多々あります。
規則正しい生活をするという点で、負けています。

Kaeさま
小3で悟ったんですね。
「くどく」たしかにたしかに。
おかしいけど、そう読む気持ちもなんかわかりますよね。
おかあさまへの信頼が小3までもったことにまずは安堵しましょう。
イラッとしてはいけません。
わたしは教室で先生から注意されたとき、
母は小学校で習うことを知らないんだと気付き、
母の生い立ち(戦時中)を思うと、胸がいたくて、
このことを母に伝えませんでした。
今でも「混ぜ込む」と思っているはずです。

michiさま
運動会でスターだったんですね!
尊敬します。モテますよね、そういう男子。
わたしはビリから2番目が定位置でした。
ご両親が参加されなかった学校行事をご自分の代で経験するのは、
とてもあたたかいめぐりあわせだと思います。
ちょうじりがあった、って感じます。
それにしてもうらやましい。足が速かったんですね。

この一件で JUNKOさんのお母様への愛や信頼が揺らいだわけでは無いのですよね。
芽生えたのは独立心!?
中学1年の家庭訪問の時に母が担任に向かって「家の娘はSMばかり読んで困ります。」と一言。
私と担任は一瞬、氷付きましたが
「SFです!」とすぐさま私は叫びました。
母はおそろしく言い間違えが多いのです。
確かに行きつけの書店ではSFマガジンとSMマガジンが並んで売られていましたが・・母が両方とも読んでいることはありえません。

ついでに、ここに書きますが、凄まじい死に方をしたのは「バスカビルの犬(魔犬)」だと思います。
私には高いとこから落ちて死んだ被害者がいた。としか記憶に無いのですが小学校の時読んだ子供向けホームズではカットされた描写かもしれません。
それより翻訳者の勝手なアレンジ(「ふーむ、それは65点だね~」とか、やたらせこいセリフが多い)と泥臭い挿絵に一人で怒っていました。

もとさま
もちろん、母への信頼はゆるぎなく、ただ聞く人を間違えたなと。
SFとSM…
そ、それはなんと、おかしい!笑えます!
ご本人にとっては名誉毀損ですけどね。

あ!「バスカビルの犬(魔犬)」ですか!
そうそう、そんなタイトルの作品ありました。
タイトルと話が頭の中でごちゃごちゃで、記憶があいまいになっちまってます。
死体の細かい描写にぞっとしたんですよ。
で、ほんとうにそう書いてあるのか、何度も読みましたが
頭が背中にめりこんでいる、と書いてあったのです。
インパクトありました!!!

翻訳者の勝手なアレンジは映画も多いですよね。
日本語のダジャレになってたりすると
原作はどうなってるんだ? と気になっちゃいますね。

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