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2011年10月

2011年10月31日 (月)

あん・そく・びー

午前中、頭がハッキリせず、創作がのろのろになってしまいました。

日常生活まんべんなくのろまなわたしですが、創作だけはスピード感がある。
と自負があったのに、
これではわたし、のろま一色の乙女になってしまいます。

ふと、思いました。

人って一週間に一日は完全オフ日を作るべき生物なのではないか。

振り返ってみると、完全オフ日なんて、一ヵ月以上、いえもっと、記憶にありません。
記憶がないだけかもしれませんが、たぶん、休んでいません。
そういうのは人間にとってイケナイんだ。きっと。

「そうか、だから安息日とか言って、人はむりやり休むのね。
 罪の意識をもたずに、いやむしろ、働く事を罪とする日をもうけ、
 こころおきなく休めるようにしてるんだ。人間の知恵よねぇ。
 安息日って便利だわ」

と言ったら、夫はひややかに言いました。

「宗教の戒律をそんなふうに言ったら、信者は怒ると思う」

あ、はい、すみません。ほんと、ごめんなさい。反省でーす。

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2011年10月30日 (日)

ブログのサブタイトル変えました

このブログを始めるとき、
サブタイトルは「うだつのあがらぬシナリオライターの日々」でした。
それが等身大のわたしで、謙遜もオゴリもない、正直な実感でした。

今年2月にをとり、
これからは小説とシナリオの2足のわらじだし、
少しはうだつがあがるかもと思って
「うだつがあがりかけのものかきの日々」と変えました。

ところがここにきて。

うだつというものは、あがらぬことはあっても、あがることはないって
気付いたしだいです。

言い方を変えたら、うだつなんかどうでもいい。という境地に達しました。

「うだつがあがらない」と自称したとき、
わたしは他者の目を意識して、自分を表現しました。
他者あっての自意識です。
でも今はもうそういうこと、どうでもよくなりました。

わたしは一生「途中のひと」です。
悟ることも成し遂げることもなく、「途中のひと」でいたい。
そう思う今日この頃です。

ですから「途中のひとの日々」というサブタイトルに変えます。
これ、本のサブタイトルだとしたらサイアクで、
「中身がわからないじゃん!」って怒られそうですが、
気ままな個人ブログなので、一応、そうしておきます。

その日思ったこと、出来事、近況などつづってゆきます。

創作の合間にこうして書くことで気持ちに整理がつき、
自分自身が元気になれるんです。
読んでくださる方には、ほっとできる、気分転換的存在になれたらと思います。

根底にはやはり「他者とつながっていたい」「理解されたい」という
自意識があるんだと思います。
それが「うだつうんぬんではなくなった」ということに
ささやかな成長を感じます。

さて一週間前に借りたブルーレイ、
なかなか見る時間がとれなかったのですが
返却日が近づいたので見ました。

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2011年10月29日 (土)

むささびヒーローが読む本は

打ち合わせの帰りの電車でのことです。

打ち合わせの帰りはいつも胸いっぱいに案件を抱えています。
頭がいっぱいという表現が正しいのでしょうが、
行きは頭にあった案件が、帰りは胸に降りてきている。
そんな感じです。

鞄を抱いてぼうっと座っていました。
すると前に座っていた男性が席を立ち、わたしの方へ歩いてきます。
男性が座っていた席に女性3人が並んで座り
「ありがとうございます」とその男性に言っています。

どうやら、乗って来た女性客が仲間で並んで座れるように
男性が気をきかせて席を移動したようです。
わたしもそういうことをするタイプなので、
「同類だな」と思いつつ、見ていました。

同類はわたしの隣へ座ろうとしています。
と、そのとき、

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2011年10月28日 (金)

スリカエ祝い

めまぐるしく1日が過ぎてゆきます。
きょうは、あれやってこれやって……えとえと、
自分でも前へ進んでいるのか堂々めぐりしているか
ようわかりません。

そんな1日の中でも「やった!」と思えることがあり、
じぶんてきに本日は「祝いたい!」と思いました。

が、しかし、

祝うにも、ご馳走を作る時間もケーキを買う時間もありません。
現在、キッチンでは豚汁煮込み中。
手がかからず栄養満点でとっても便利なメニューなのですが、
お祝い的ではありません。

で、気付きました。

昨日ケーキ食べたんです!じゃじゃん!

Cake2 Cake1

ご好意でケーキをいただきました。
飢えた体にしみわたるおいしさでした。

そこで、
昨日のケーキを本日の前祝いとすることにしました。
なんか、すごく贅沢した気分です。
それでもうすっかり、気が済みました。

なにか嬉しいことがあった時、過去の贅沢を思い出し
それを脳内で「このご褒美だったんだ」と思い込むと、便利です。
あらたに買わずに済み、気も済みます。

わたしはそういうスリカエをよくします。

わたしの人生は平々凡々で、はなやかな出来事などなにもなかったけど、
それでも毎日笑ったり怒ったりしながら飽きもせず楽しめるのは
そういった想像力のおかげかもしれません。


今夜は『専業主婦探偵』と『11人もいる!』です。
連ドラって2話目が勝負で、急にトーンダウンするのもありますね。
見続けられるかどうか、ここがわかれめです。

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2011年10月27日 (木)

のかも?

今年に入ってずいぶん多くのひとと出会いました。

出会うひと出会うひと、みな背が高いんです。

不思議です。

どうしてかなぁ…

昨日ふと気付いたのですが、

わたしがちぢんでる?

のかも

しれない。

よし。

ちと伸ばすとするか。

体重は2日で1㌔戻せましたが、身長を伸ばすのはたいへんです。

グラタンで1㌔増えましたが、しらすぼしで1センチ伸びる気はしません。

身長はやはりイマジネーションでしょう。

上へ上へひっぱられているイメージで歩きましょう。

念じれば通ず。

がんばります。

本日も打ち合わせです。

気合いと弱気が3:8というところです。

あれ?
そんな比率あるわけないじゃん!!!


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2011年10月26日 (水)

グラタンの効用

やられました。

Earphone

ぷちんぷちん切れています。
犯人はいなもと(猫)です。

この野郎。と、

脳内で毒づきました。はしたない。

わたしは自称乙女です。
乙女の体裁を維持するのはたいへんです。
脳内まで乙女を貫くのは難しゅうございます。

先日、やせたお話をしました。
春からこっち3㌔減です。
3時間噛み続けたクロレッツのようにしぼんだわたしは
9時間睡眠とグラタンにより、体重を1㌔ロ戻すのに成功しました。

9時間睡眠を2日間続け、グラタンを2日続けて食べました。
多めに作って余ったのではありません。
一日一日心をこめて同じメニューを作りました。
もちろんねらいは高カロリーです。

1日目はたまねぎグラタン。
2日目は鳥のささみグラタン。

冷蔵庫にあるもので多少の変化はつけました。

仕上げにスライスチーズとパン粉を載せて焼きます。
らしくなります。

3日目はトマトグラタン。
4日目はたまごグラタン。

というわけにはまいりません。

飽きる。という壁にたった2日でぶつかりました。

365日書いてて飽きないのに、グラタンは2日で飽きる。
仕事がグラタンでなくてよかったぁ。

これから打ち合わせに行って来ます。
気合いと弱気が3:7ってとこです。

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2011年10月25日 (火)

いつ書く?

「いつ書いてるの?」と聞かれることがあります。

友だちとか、仕事相手からの質問です。

即答できません。
いつ書いてるんだろ?

設定やストーリー展開、直しのアイデアなどは
電車の中やお布団の中で思いつくことが多いです。

打ち合わせは出版社だと片道1時間、テレビ局には1時間半かかります。
わたしは気が小さいため30分余裕を見て家を出ます。
往復で3時間くらい要します。

無駄なようで大切な時間です。
音楽も聴かないし、本も読みません。
この間にいろんなアイデアが浮かびます。

あとはお布団です。

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2011年10月23日 (日)

すごいホニャララ

先日とあるビルで、エレベーター待ちをしていたら
顔色の悪いやせ細ったお年寄りがいて、ゆらゆらしています。
心配になってよく見たら、自分でした。
ステンレス製の壁に写っているわたしです。

げっそりしています。
やせすぎです。
悲しくなってしまいました。

どぎゃんかせんといかん。
太らなあかんです。

なかなか太れないまま、
近所でママ友とばったり会いました。

子どもの帰りが遅いと心配し、高校、大学受験の時はハラハラし、
「まあ、なるしかないよね」と励まし合ったママ友は
いわば戦友みたいなもの。仲間です。

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2011年10月21日 (金)

標高10センチ

今日は午前中に創作を切り上げ、

顔の一部

を買いに行きました。

顔の一部と言い出したのは東京メガネさんですが、違うお店に行きました。

わたしが初めてめがねを買ったのは4年前。
抜け目のないわたしは「そろそろ老眼になるトシだよね」と
きたる老眼に備えてめがねを作っておいたんです。
危機管理能力が高いと言っていいでしょう。

しかし。
めがねはそなえるものではありません。
老眼になってない目で測定しても、レンズを選べません。
危機管理能力の使い道を間違っていました。

「これ以上度数が弱いと作る意味がありませんよ」とお店の人に言われ、
よわ〜い老眼用めがねを作りました。

そのめがね、3年放置後、一年前から使い始めました。
弱すぎるため、たった一年で見えにくくなりました。

まったくもう。備えあれば憂いありですよ。

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2011年10月20日 (木)

すてる神 ひろう神

追い出されることになりました。
「1月末までに出て行け」と。

行き場所を探さねばなりません。
車の行き場所です。

うちのマンションは駐車場がありますが、数が限られており
わたしの車はそこへ入れず、外部の駐車場を借りています。
その駐車場が営業停止するというのです。

困った。
いっそ車を手放そうか。
胸いっぱいにもくもくと不安が広がります。

すると「もしよかったらこちらはどうですか」と
別の駐車場を提示されました。
同じ貸し主さんです。

昨夜、暗い中で場所を確認し、契約しました。

夜道を帰る道すがら、気付きました。
「結果的に近くなって、便利になった」

だから、結果的に前よりしあわせデス。

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2011年10月19日 (水)

標高5センチ

仕事って、ばたばたした中にも、小さな区切りがあります。
あくまでも自分的区切りで、対外的には何にもなっていなくても、
「ここの山は越えた」と思う瞬間があります。

今日のおひるどき、その瞬間がありました。
標高5センチくらいの山だけど、自分的にはホッとしています。
ホッとしたら涙が出てきました。

それほどのことか!

たったの5センチなんですけど、
こういう「ホッ」に助けられて
なんとか生きています。

大きな何かを成し遂げることより
小さなひとつひとつこそが「たしかなもの」だと思うんです。

「大きな何か」は自分の力だけじゃなくて
ひとさまの力、時の運などが複雑にからみあってくるけど、
小さなひとつひとつは、自分でできる。
しかもそれは能力ではなく、努力でできる。
だから「たしかなもの」なのです。

たしかなものをさぼらずに積み上げてゆきたい。
そしてそのたしかさに自分が励まされているんです。

そういう心の機微を丁寧に描く物語を作りたいな。

何年ぶりでしょうか。朝の連続ドラマを見ています。
『カーネーション』
シナリオがいいですね。
シナリオがいいから役者さんが入り込んで演じている。そんなふうに見えます。
いいシナリオです。
見習いたいです。
そう素直に思える良さがあります。

これはセンスというか、好みの問題なのですが、

登場人物が笑っている時に、見ているこちらが泣けて来る。
そういうドラマをわたしは作りたい。

小さな出来事に意味を持たせるには仕掛けが必要です。
流れですから。
難しくて、なかなかなんだけど、そこを目指しています。

ともだちが沖縄土産にくれた黒糖にハマっています。おいしい。
頭脳労働には甘い物が良いそうで、お医者様にも
「書く時は甘い物をかじりながら」とアドバイスされています。

Kokutou

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2011年10月18日 (火)

さかさまなので

今日はひるま、仕事でかかってきた電話を4回も切ってしまいました。

とろうとして切っちゃったんです。
とると切るを間違える。

どんだけAHO?

理由はあるんです。

携帯で長時間話すと、肩が凝ります。
最近すごい量の文章を書いているため、常時肩がこわばっており、
電話を1時間も続けてかけると、肩甲骨のあたりが
つりそうになるんです。

で、

家では図のようにイヤホンを付け、
マイクを持つようにして話します。

Keitai_b

マイクが下にあるので、携帯を上下さかさまに握ることになります。
そこで「切る」と「とる」を間違えるんです。

今日わたしに4回電話を切られた方、悪意はありません。
ほんとうにごめんなさいです。
ハンセイしています。

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2011年10月16日 (日)

勇気すこしだけ

本日は友人たちに会いに、都心へ出かけました。

行きの電車でのことです。
乗り継ぎの駅で降りたら、若者が閉まろうとするドアを
体をはって何度も跳ね返しています。

若者は叫びました。「急病人です!」

見ると、車内に人が倒れています。
そのまま電車が出てしまうと、ひと駅ぶん手当が遅れます。

わたしは咄嗟に駅員を捜しました。
駅員は見当たりません。
非常ベルがないか探しました。
するとその若者の仲間らしき人が、電車から飛び出し、
階段を駆け上がりました。
もうひとりはホームを逆に走り出しています。
手分けして駅員を捜そうとしています。
ドアを押さえている若者は、「急病人です」と叫び続けています。

駅員が階段を駆け下りて来ました。
若者の知らせが届いたようです。
次々駅員が降りて来ました。

わたしはほっとして立ち去りました。

おろおろするだけで、わたしは無策でした。
若者達はみごとな連携プレーです。
わたしも彼らのように動ける人になりたい。そう思いました。

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2011年10月15日 (土)

つちいろの道

さいきん、ふっと、
未来が見えた瞬間がありました。

今まではすべてが霧の中で、てさぐりで歩いていたけど、
あるときふっと霧が晴れ、見えた景色がありました。

それは道でした。

道を歩いてゆくわたしが見えました。

舗装されておらず、土色の道です。幅は両手を広げたくらいです。

その道はてっぺんにつながっているんだけど、
なにかと比べてのてっぺんではなくて、
じぶんの山のてっぺんであり、
これからずっとそうやって道を歩いてゆくだけで、
てっぺんには一生たどりつけず、
ただ歩いてゆくことが続く。それが見えました。

わたしはその道が見えたことがとてもうれしくて、
今も歩いてるんだけど、このまま歩いてゆけばいいんだ。
その確かさがうれしくて、しかたありません。

世の中にはいろいろな道があるのだろうけど、
わたしにはわたしの道があって、
競うことなく、迷うことなく、
そこをちゃんちゃんと歩いていくのが
すべてなんだと思います。

きっとみんな道を持ってるんですね。
生まれた時にもらえる道なのでしょう。
自覚があるかないかの違いで、自覚なんてあってもなくてもいいのでしょう。

わたしの道は土色だけど、みんなはどんな色だろう?


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2011年10月14日 (金)

ふらっと寺参り

昨日、うちあわせの帰りに、ふらっと
お寺に立ち寄りました。

Gokokuji

護国寺です。

以前、このお寺は高層ビルの女子トイレから眺めて
その美しさにびっくりしました。
こうして見ると、やはり美しいのですが、
女子トイレから眺める方が圧倒的に美しい。

お寺は上から見下ろす姿のほうが、素敵なのかな。

するとお城もヘリコプターから見下ろすと素敵なのかな。

どちらにしろ、

お城よりお寺のほうがなんかしらん落ち着きます。
空気が違います。
なんだろう、
うまく言えませんが、

脳が澄んでいく感じ。

ちゃんと生きよう、がんばろうと思えてきます。

わたしは宗教を持たないので、仏教のことはよくわかりませんが、
お寺のデザイン(たてもののほか、敷地の配置とか)は好きです。
落ち着きます。

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2011年10月13日 (木)

下駄箱のねだん

さいきん
朝が来たら夜が来るという状態で
なんかこう、わたしの中で日中がなく、
なんかこう、生活感がなく、
気がついたらブログも更新していませんでした。

朝のうちに更新しておきます。

高知の話の続きです。

Geta

これ高知城の入り口にあった下駄箱です。
こういうタイプの下駄箱に「無料です」とわざわざ書き込む
その精神は……「律儀」なのかもしれません。

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2011年10月 9日 (日)

橋と城とごめん

なんだか寒いです。

と思ったら、今もう10月なんですね。
衣替えをせずにノースリーブで過ごしていたらめちゃ寒くて、
秋到来を感じました。

四国(高知)出張の最終日、仕事はオフでした。
チェックアウトぎりぎりまでホテルで創作の構想を練り、
帰りの飛行機は午後1時でしたから、
フリーな時間は2時間ほどです。

ホテルのひとに周辺のみどころを聞くと、
「とりたてて見るところはない」とおっしゃいます。
なげやりではなく、あくまでも丁寧に親切に
「とりたてて見るところはない」とおっしゃるのです。

高知の人の特徴なのかしら、ガツガツしていません。
ひかえめに謙遜しつつも、芯にプライドを持っている。
そんな印象です。
たった3日間の印象なので、違っていたらごめんなさい。

ホテルの近くに有名な「はりまや橋」があるのですが
たしかにそれはたいしたことないんです。
17歩で渡れてしまうおもちゃの橋です。
日本三大がっかり名所と言われているそうです。

しかたないのでお城に行ってみることにしました。

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2011年10月 7日 (金)

身体能力

走るの遅いです。
運動会ではいつもビリから2番目で、
マラソン大会では呼吸困難に陥り、ティーチャーストップがかかります。

跳び箱は三段も跳べません。
うんていから落ち、接骨院へ行ったこともあります。
初めて逆上がりができたのは31歳の春でした。

運動能力は低いと言っていいでしょう。

しかしたったひとつ、
ずばぬけた能力を持っています。
これです。

Zizai

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2011年10月 6日 (木)

使い道のモンダイ

昨日、夫の誕生日と気付いた時、すでに日は暮れていました。

わたしはあわてて「誕生日おめでとう」と夫に伝え、
夫の実家に電話をかけました。

夫のおにいさんが電話に出ました。
世間話をしたあと、さりげなく「今日はK(夫の名)の誕生日なんですよ」と言うと

「あ、忘れてた」と言いました。

その後、夫のおかあさんと電話をかわり、世間話ののち、
「今日はKの誕生日なんですよ」と言うと

「あ、忘れてた」

夫は妻だけでなく、血をわけた兄や母親にも忘れられた存在なんです。
まあ、いいとしですから、そんなものかもしれません。

日は暮れたけど、これから巻き返そうと思いました。
43歳でシナリオを学び始め、なんとかなったわたしです。
日が暮れて誕生日のしたくを始めるなんて、おちゃのこさいさいです。

「何が食べたい? プレゼント欲しい?」と夫に尋ねました。

夫はおそるおそる言います。

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2011年10月 5日 (水)

絶縁?

母から電話がありました。
またおかしなことを言っています。

「本が出たら、本屋さんで立って売らなきゃね」

作家が本屋で立って売る光景は見た事がありません。

母は見たのだそうです。

「テレビで見た」と。

どういう状況なのかわかりません。
たぶんなにかの誤解だと思います。

「本屋に立って売るんだから、足をしっかり鍛えないと」というのです。

母は世間を知りません。
が、
わたしも世間を知りません。
特に出版業界については無知です。

ひょっとしたらひょっとして。
本屋に立って売るのが常識なのかもしれません。

それが仕事なら、やりますけれども、なんかちょっと…
腑に落ちない。
こんど担当編集者さんに聞いてみよう…

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2011年10月 4日 (火)

星の数ほど

淳子星というのをご存知ですか?
今から35年前に発見され、命名されました。

どんな星かというと、夜空を見上げた時、
目に入った星の中で1番輝いているのがそれです。

人によって見え方はさまざまでしょう。
住んでいる場所、季節によっても違いましょう。

わたしはわたしの目にうつる星の中で1番輝いている星を
「その日の淳子星」と呼んでます。

中学の帰り道、夜空を見上げながら、わたしが命名しました。
曇っているときは見えません。あたりまえですが。
心が曇っていてもだめです。下を向いているから。

わたしは星について何も知りません。
あてずっぽうに名前を付けるほどの無知です。
今日見えた淳子星が明日見える淳子星と同じでなくたって
全然気にしません。
天体望遠鏡をのぞいたことすらありません。

プラネタリウムは数回行きましたが、
アニメなどでショーアップされて
げんなりした記憶があります。

星、好きなんです。
好きなのに、探求しようとしないんです。
なぜだかわかりませんが、好奇心にも限界があって、
頭の上の上の上にある星のことまで
考える余裕がなかったのでしょう。
わたしの意識は常に地をはいずっていたわけです。

ところが最近、
がぜん、気になり始めました。
星、ちょっと調べてみたくなりました。
きっかけは、

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2011年10月 3日 (月)

悪夢の果てに

JUNKOが愛用しているビーズアクセサリー。
作家の幸さんが9日に作品展を開きます。

詳しくはこちら

わたしは幸さんのビーズをアクセサリーとしてだけではなく
お守りのような感覚を持って、ふだんのおでかけはもちろん、
会議や出張、授賞式にも愛用しています。

作品展は島根県の益田市です。
お近くの方はぜひ。


さて、四国へ出張した時、フリーの時間が少しあったので、
そのことを少しずつ書きたいのですが、
今のところ羽田空港と山手線のコトしか書いていません。

今日は帰宅した夜のコトを書きます。
どんどん旅行記から遠ざかります。

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2011年10月 2日 (日)

さわやか魂胆

昨日、羽田からの帰り、山手線内のことです。
ぐったり疲れて座っていたら、ある駅から若い男女が乗って来ました。
大学生的な感じです。
カップルなのか、サークルの先輩後輩なのか、
関係性はよくわかりません。

男の子は太っていて、一般的に言えばダサめの服装。
女の子はかわいらしい顔ですが、一般的に言えばダサめの服装。

わたしの隣がひとりぶん空いていて、
男の子はすかさず「座りなよ」と女の子に言います。
すると女の子は「さっきわたしが座ったから、今度はどうぞ」と言います。

いい感じですよ。
サワヤカな会話です。

男の子は言いました。
「んじゃ、じゃんけんで」

わたしの目の前でじゃんけんが始まりました。
男の子はむっちりした手でゲンコツを出し続けます。
かたくなに、グーです。グー! またグー! またグーです。

負けようとしている…
わたしはそう感じました。

きっと女の子は普段からとてもいい子なんです。
ひとりずうずうしく座れないだろうと判断した彼は、
じゃんけんで勝たせてあげて、こころおきなく座らせてあげたい。
そういう魂胆(って言い方合ってないけど)なのでしょう。

なんて美しい魂胆なのでしょう。

すると女の子はなんと、チョキを出しました!
おどろきました。
あきらかに彼女は負けを選んだのです。
男の子の魂胆を見抜き、彼女も同じ風に考え、
遠慮なく座れるように負けてあげたのです。

男の子は「じゃあ、座る」と言って素直に座りました。
ふたりはいい感じの距離感を持って
楽しそうに会話をしていました。

いいなあ。このふたり。
やさしいがために、幸せをつかんでいる。
そう感じました。

恋人でもそうでなくても、
男女が労り合い、いい時間を過ごしてるって
ハタで見てても気持ちの良いものです。

おばさん(わたし)、精神が洗われました。

顧みて自分。
夫に対し、ふんぞり返って優先的にふるまい、アタリマエ的な態度です。
優先的かつアタリマエ的。美しさは微塵もありませぬ。

今後、態度をあらためて、この女の子のようなひとになろう。

と。

10分間くらい思っていました。

10分後、

わたしは自宅に電話をかけました。
「駅まで迎えに来て。荷物重たくて」

精神は洗われたはずなんですけど。
精神と態度は連動しないものなんですね。

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2011年10月 1日 (土)

じんましんは下に

ぶじ、もどってきました。

四国から戻って、今、うちにいます。

やはり難関は空港でした。

ひさしぶりの羽田空港。
たまにしか使わないので行くたびに進化している印象です。
システムが進化しており、わたしのような「たまにのひと」には
近未来空間です。

以前は予約番号の数字をプリントアウトした紙を持って行くと
手続きができました。

今はじんましんみたいなバーコードでピッと入れるんですね。
じんましんがメールで送られてきたのでプリントアウトして
羽田に向かいました。

しかし、わたしは

「ひと」

をだいじにします(うそつけ。不安なだけだろ)。
ですからまずはカウンターを目指しました。

するとカウンターが行列です。
「ひと」をだいじにする人が日本には大勢いるんですね。
たいへん良いことだと思います。

で、わたしは「ひと」を断念し、「きかい」にチャレンジすることにしました。
搭乗手続き機、とかいうやつです。
正式名称は知りません。

「バーコードを照合してください」と表示が出たので
正々堂々、じんましんを当てました。

うんともすんとも言いません。

うしろの人が言いました。
「下ですよ」

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