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2011年11月28日 (月)

気持ちのよい映画

本日は近所の歯医者さんで歯のおそうじをしてもらいました。

「半年に一度は必要」と言われているのに
1年以上? もっとかな? 行ってません。
重い腰をやっと上げてみました。

苦手なんです。怖いんです。口の中をいじられるの。
おそうじもそれなりに痛いし、血を見ます。

治療は必要ないそうで、1回で終わりました。
「半年後ね」と言われて、大きく「はい!」と返事しました。

いい子を演じてしまいました。
半年後なんてイヤです。
1年以上後にするつもりです。
いちねんいじょうご。って日本語として間違いですか?

それまで歯磨きしっかりがんばります。
と、
いつもおそうじ後は思うんです。
2日くらい必死になり、3日以降はいつものわたしに戻ります。

おそうじ後はツルツルで気持ちいいです。
しばらく何にも食べたくない。

気持ちのよい映画を見ました。
『プロバンス物語 マルセルの夏』1991年フランス映画。

Photo

小説家の少年時代の自伝的作品です。
教師の父と美しい母を持つ少年の、子どもらしいつたない目線と
大人顔負けの観察眼。そして真実と真理(ちょっと違う)。
さすが作家です。モノローグは詩的でずっと聞いていたい。

次々に起こるエピソードが「真実」と「子どもの目」という
ダブル解釈で進み、面白く、ときにせつないです。

残酷な事件や不幸は起こりません。しかし、
子どもにとり世界は残酷さや美しさで満ちていて、
エピソードの宝庫です。

これ、プロットのままだと日本の映画界ではきっとハネられます。
シナリオにしたら良さが通じるかもしれないけど、五分五分です。
見て気持ち良くなれる作品をハネて
「切って切って切りまくれ!」「ショーゲキの結末!」
的なものを作り続けたら、見る方も刺激になれちゃって、
「もっと死人を」「もっと残酷に」になってしまいます。

とにかく「ショーゲキの結末!」は聞き飽きて耳にタコなので、
「激衝」「やや衝」「並衝」とか、
レトルトカレー外箱の表示を手本によろしくたのみます。

続編の「マルセルのお城」。
こちらは少し物悲しさが残る物語です。

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コメント

きゃーっ♪やったー♪
コレ大好きです大好きです大好きです。
大好きなのにタイトルがわからずにいました。
プロヴァンスなんちゃらだった気がする…と思い続けていました。
JUNKOさんなら絶対好きなはずだと思っていた映画です。
映し出される物も人も全てが美しくて…。

これを初めて観たのは独身の頃か少なくともまだ子どもが居ない時でしたが、
「…男の子欲しい」と真剣に想った数少ない瞬間でもありました。
そもそも子どもが好きじゃなかったし、産むにしても女の子しか考えられなかったので。
ま、今では二児の母ですが…下の子は男の子だし…わからないもんですね。

気を失った母に息子は一生懸命キスしますよね。
「ママー!」って叫ぶとか身体を揺するとかじゃなくて、キス。
「気付け」には「キス」…日本にはない発想ですよね。

…ん?キスのシーンは続編の方だったかも?

Kaeさま
わーい。
お好きな映画なんですね?
ストライクですよね〜、美しい映画です。
「息子に愛された母の物語」とも言えますよね。
男の子にとって、おかあさんって、あんな存在なんだ…なるほろ。って感心します。
キスは続編です。
ラストまで見るとタイトルの意味が味わい深くなる続編です。
わたしは主人公の少年と「リリ」という少年との関係が
特に好きです。
無神論者の父もいい味出してます。

はい!はい!ストライクです!
絶対にJUNKOさんもストライクのはずと思って、お薦めしたかった映画です。
でもタイトルが思い出せなくてお薦めできなかったという…(笑)。
私は確かお昼か深夜の洋画劇場のような地上波の番組で観ました。
2日間連続で、1・2と観たはずです。
でもこれって3もあるんです…?

こんなにも淡々と、
ただただひたすら美しい風景や建物や人物を映し続けて、
ちょっと切ない静かなお話が流れ続けて、
それでもこんなに好きになれるなんて、
この映画にも自分にもビックリしたのを憶えています。

もう一度観てみようと思います。

…あまりにも嬉しくて連続投稿してしまいましたm(__)m

あれ?さっき検索したら3があったようなのに…。

1が「マルセルの夏」
2が「マルセルのお城」

ああ、小説があるんですね。

Kaeさま
連投ありがとうございます。
そう、この映画、起承転結無視して、
ひたすら先へ先へと日が流れます。
家族の日々を描いているだけなのに、ちゃんと起伏があって
笑えて、泣けて。
戦争もからんでないし、時代性も越えている。
自分のこども時代と重なる心象風景があって、入り込んじゃいます。
最近BSでやっていたのを夫が録画してくれてたんです。
小説はどんなでしょうね。

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