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2012年1月20日 (金)

バカのちから

東京、雪です。
ロケがしんぱい。

最近すごくよく眠れます。
睡眠9時間。
書く以外、眠ってる。みたいな感じです。

書く脳には睡眠がたくさん必要なのかしら。
中野翠さんというコラムニストさんも著書で「8時間睡眠」と書いてました。

芥川賞とった田中さんは何時間睡眠なのか、聞いてみたい。

母が電話をくれました。
何日か前、テレビにはりついて、芥川賞と直木賞の発表を見たのだそうです。
本を読まない母がいつから文壇に興味を持ち始めたのかは謎です。

「なまいきそうなひとがひとりいたのよ。
もらってやる〜な感じでさあ」と母は言いました。

そういう情報をわたしは鵜呑みにしません。
気になって、ちょっと調べてみました。

ことの起こりは審査員の石原さんが候補作に対し「バカな作品ばかり」とおっしゃったんですね。
それで受賞者が「もらっといてやる」

つまり、
失礼なことを言われたけど、もらっといてやる。理屈に合ってます。

すばらしい。
このセリフは、なかなか思いつかないなぁ。

だらだら反論するより、きっぱりしているし、ユーモアたっぷり。
表現力が豊かで、さすが芥川賞作家さんです。
石原さんも「いいんじゃない」と言ってるし、納得なのでしょう。

わたしは映画の記者会見に記者として過去なんどか参加して、
石原さんの「おまえらバカな記者がバカな質問をして」という発言を
なんどもくらいました。
一会見につき7バカ。いただきました。

「バカ」って言葉は、無芸なくせに強力です。
「うざい」と双璧です。
言ったとたん、相手を下に、自分を上にあげる力をもっています。
これを「バカのちから」と呼び(勝手にわたしが呼んでます)、
あまりにお手軽な武器のため、よほどのことがないと、使ってはいけないと
わたし自身は思っています。

石原さんは芥川賞作家なのですから、「バカ」は表現としてやや稚拙に思われ、
田中さんのようなオリジナルな言葉を持っていただけたらと思います。

今夜も『続三丁目の夕日』が楽しみです。
それまで創作がんばりまっす。

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コメント

雪と「バカのちから」拝借


  雪女には馬鹿力ありさうな  ハードエッジ


昨日「続三丁目の夕日」見ましたよ!一話目の感想と違う感じで面白かったというより感動作だったが〜?
気になりませんでしたか?セリフより本来は控えめの音楽がうるさくて,セリフが聞こえにくい?
色々な場面で,演技を盛り上げる為の音楽がセリフを殺すとは?私の耳が変なのかな?

追伸〜芥川賞の田中さんの作品は今後見る機会があれば手に取って見たいと思うが,ブックオフで100均になれば読もうかな?
見ました〜ユ-チュ-ブで会見を〜すごいですね〜今まで就職した事も無く,母親に食べさせてもらいながら,芥川賞かぁ~
すごいよね〜執念かな?でも才能がきっときっとあると母親と信じた結果かな?

ハードエッジさま
たしかに、雪女って馬鹿力ありそうですね。
わたしも一句(?)
 
バカの壁 バカぢからにて こっぱみじん   じゅ

michiさま
続、ごらんになったんですね。1より2、さらに3とますますよい映画です。
そういえば昨日、わたしも聴き取れず、なんどか音量アップしました。
音楽のせいだったんだ…DVDだとセリフと音楽のバランスはちょうどいいんです。
地上波にした際のミスかもしれませんね。

芥川の田中さん、面白いですよね。
おかあさんとのあたたかい関係がちらっと伺えますね。
作品は文芸雑誌に掲載されたものなので、
単行本になるかどうかは不明です。芥川賞の小説って短いので。

 さらに、
 チカラ、ちから、力、、、と思いを巡らせまして、


  寒鯉の力を付けてゐたりけり  ハードエッジ


がんばれ、しなりおか!

ハードエッジさま
寒鯛ってすんごいツラガマエですね!
しなりおか、がんばりまーす。

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