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2012年3月 9日 (金)

記憶とパソコン

わたしは本日午前中集中しまくりで創作を進めていて
なにげに「このあたりで一回保存して」とキーを叩いて
指をすべらし、保存せぬままデータを終了していまいました。

消えた。

ひとしきりなげきました。
大声でなげいたため、隣室の仕事部屋の夫に聞こえ、
夫が走ってきたので、同情を買おうとして
ふたしきりなげきました。

そして、

気が済みました。

「そういえばわたしには記憶力があった」

午前中の文章をすべて再現してみました。
もちろんぴったりそのままではないでしょうが、
なんとかまあ、うまくいったような気がします。

すると再び夫がやってきました。

「データ、救い出せる。方法が見つかった」

夫の指示に従ってパソコンの中を探索すると、
わたしが消してしまったはずのデータが見つかりました。

瞳に星を入れて「ありがとう」と夫に感謝の意をのべました。
もう記憶力で再現しちゃったんだよとは言いませんでした。

夫がわたしの夫で居続けるモチベーションを下げてはいかんのです。
夫はずっとわたしの夫でいてくれなくては困ります。

さてひとりになると、わたしは記憶力の性能を確かめるべく、
再現した文章と、探し当てた文章を比べてみました。

なんと。

一言一句、同じでした。

記憶力に感心するというより、パソコンに感心します。
わたしのようなうっかりさんのために10分置きにデータを保存してくれているらしい。
そういう設定になっていました。

こんなにパソコンが親切なら、記憶力は宝の持ち腐れではないかとすら
思えてきます。
生物の進化の過程を振り返ると、このままパソコンの親切心が向上すれば
脳の機能はどんどんにぶってゆくでしょう。

脳の機能がにぶった先には……

あんがい平和が待ってたりして。

さてNHKのドラマ『カゲロウの羽』はサイト
30秒のドラマPR動画が見られます。
2種類あります。
おもしろそうな感じです。

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ぶんぶん的日常」カテゴリの記事

コメント

一言一句、同じ!
しっかりイメージが出来てから文字(文章)にされているからでしょうか?

データが消えてしまったり、無くしたりして、書き直したりしたことがありますが、
なかなか最初のものは超えられないことが多いです、気のせいかもしれないけど。

1868さま
書き直したら、ほんとうはもっとうまくなっているはずで、
同じなのは、喜ばしくないことかもしれません。
1868さんは、きっと最初のを超えているんです。
元データがなくて比較できないから、気付かないけど。
きっとそうです。

ありがとうございます。
再現出来ないときは、いっそ諦めて、
もっといいのを書こうぞ!ケガの功名!急がば回れ!人間万事塞翁が馬!
と気合いを入れることにします!
(とは言え、保存は確実かつこまめにすることも忘れないようにします(笑))

パソコンを「相棒」と呼んでます。
時々、ヘマしますが、力になってくれます。
万年筆のお話のときにも思いましたが、いい道具たちと一緒に、いい創作をしたいです。

1868さま
相棒、いいですね。
わたしもなんか名前をつけてみたくなりました。
んー…。「母上」にしようかな。

わたしは失敗ばっかりの人生なので、
後悔の二文字は見るのも嫌で、耐えられないんです。
ケガすら「よかったこと」にしないと救いがないというか、
解釈だけでやってきたようなものなので。

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