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2012年5月

2012年5月31日 (木)

道でばったり

道でばったりと倒れました。
ころんだわけです。
障害物のないまったいらな道です。
携帯でしゃべってるわけでも、本を読んでるわけでもなく
ただ歩いていたんです。
やっていることと言えば、考えごとくらいです。
それは、やってました。

にしても、平らな場所でどうしてころぶのか。
ころべるのか。これって才能?

たまにやります。
あまりにバッタリ倒れるため、近くにいる人は驚きます。

先日はすてきな紳士に「だいじょうぶですか」と声をかけられました。
驚きの表情をなさっています。
倒れたからには立たねばなりません。
3歳児のように小石を払いながら「平気です」と立ち上がります。
かなり恥ずかしいです。
今日は隣にいたのが夫でした。
「どうしたの?」と驚き、無事を確認後、道を検証しています。
顔に「たいらだ」と書いてあります。

倒れた時、手で地球をひっぱたく形になり、じんじんしびれますが、
怪我はありません。
今回もひざに小さなスリキズ、それだけです。

転んだ後は、エネルギーがわいてきます。
災難に打ち勝った。そんな気になるんです。
ころんだ失敗より、ころんでも平気だった自分を誉めたくなる。

小学生の時、縁側ですべってころび、頭でガラスを二枚割りました。
厚いくもりガラスが粉々にくだけ、髪の毛がじゃりじゃりになったのを覚えています。
さすがにこわかったけど、傷は皆無で、たんこぶもナシ。
ひとつ間違えば…今こうして生きていません。
親は「すばらしい石頭だ」と感心して、怒りませんでした。
この経験からでしょう。
ころんだとき、妙に誇らしくなってしまうのは。

わたし、ころぶ経験は多いのですが、
大人がころぶのを目撃したことがありません。
めずらしいことでしょうか。

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2012年5月30日 (水)

ティファニーでカタログを

わたしは不安神経症です。
と言ったら「うそだろ!」と言われそうですが
医学的には違っても、そういう傾向がある人間なのです。

その発作はたいてい創作後に起こります。
創作で使っていた脳の機能が余っちゃうというか、
勢いづいてしまって、止まらなく、
不安を探す方向に働くのですね。

不安から、ティファニー銀座本店に行ってきました。

なぜ?

ですよね。
ティファニーはメンタルクリニックではありません。

オードリー・ヘップバーンがショーウインドウを眺めながら朝食をとった。
あの高級貴金属店。

入ったことはありません。
なのに、入った人の行動を書いてしまいましたの。
某小説で(某っていうほど書いてない)。

校閲でも問題なかったし、だいじょうぶなはずだし、
今さら「間違いでした」と言っても、取り消せないんですけど
そこはほら、不安病なのですから、
「書いた責任において、外からでもいいから見ておきたい」と思ったわけですよ。

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2012年5月29日 (火)

けっとばす系

たっぷり寝ているのに、朝起きると体が重いのです。
作業の山を超え、精神がゆるんでしまったのかな。
が、本日11時間寝たら、頭がすっきりしました。
8時間じゃ足らなかったんだ! 睡眠。
なんということでしょう?
人間は6時間寝ればじゅうぶん、と聞いたことがありますが
その倍必要だなんて。
ニンゲンジャナイ。
「猫」がウツったのかな。

『猫弁』再放送を見た母から電話がありました。
「感動したわ! すごくいいドラマじゃない」と興奮しています。

どのシーンがすばらしいか、いかに役者さんが良いか、
監督の腕がいいとかなんとか、素人なりに分析し、誉めまくりです。
「なんでこんな話を思いつくの」とついでにわたしのことも
誉めてくれます。

なんかおかしい。
再放送ですよ。

問いつめると、「1回目は緊張して1時間くらい頭に入ってこなかった」のだそうです。

受賞してから放送まで1年と2ヶ月。
待ちに待ちすぎて緊張したらしい。

日々シナリオと小説に向き合っていたわたしの1年と
ひたすら待っていた親の1年は長さが違うのでしょう。
高齢ですので「生きているうちに見たい」というあせりもあったのでしょう。
間に合いました。
まだしばらく生きるでしょう。
次も見られるはず。

その夜、ブックオフを覗きに行きました。
とんでもなくひさしぶりです。

わたしも作家になりました。
書店さんにお世話になる身です。
本は書店で、正規の値段で買うよう、心がけています。


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2012年5月27日 (日)

再放送とあれやこれや

本日午後3時からBS-TBSで『猫弁』再放送します。
お時間あるかたはご覧下さい。
途中で挿入されるCMは地上波と違うと思います…。

ひさしぶりに母から電話がありました。

「執筆たいへんそうだから電話を遠慮してた」と言います。
遠慮してたわりに、「次のやつはどうなの?」とずけずけ聞いてくるので、
てきとうに「がんばるよ」と言ったら、なんと

「あんたはがんばらなくていいのよ」と言うのです。

ほえ?

「あんたはただ思ってることを書けばいいの。がんばる必要はないの」

はあ。親ばかですね。
次に父が電話をかわります。

「お前、猫弁がシリーズ化したらな、のんきにしてられないぞ」

ほえ?

「ドラマはネタが命だ。今の社会を反映したネタを次々出して行く必要がある。
 感覚をとぎすませるんだ。しっかりやらないと、続かないぞ」

ほえ?

母がせっかく取り除いたプレッシャーを
父はしっかりかけ直して切りました。

実をいうと、そんなにプレッシャーはないんです。
まだぺいぺいなので、責任が発生していない感じがします。
無責任なまま、やる気まんまん。それがわたしです。

『ダークシャドウ』は評判がいまいちなので、見ず。
昔見た映画をいくつか再鑑賞しています。

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2012年5月25日 (金)

読売新聞に

昨日の読売新聞夕刊の「アンテナ」というコーナーで
大学教授がドラマ『猫弁』についてエッセイを書いてくださっています。
昨夜偶然知ったのですが、うちは新聞をとってないので、
読売新聞をとっている親に頼んでファクスを送ってもらって、読む事ができました。

「百瀬の強さ」にしっかりと焦点をあてて書いてくださっています。
うれしかったです。

教授は主演の吉岡さんのすばらしさにも言及されています。
興味のある方はご一読ください。

5月24日夕刊です。

2012年5月24日 (木)

すとんとさよなら

すとんと落ちたので、
つまり
じぶんてきになっとくいったので、
原稿を送っちゃいました。

透明人間、さよ〜なら〜。
わたしがあなたにできることはここまでです。かな?

Sayunara

さて、原稿を送るとき、某荷受け所で、
「これ、折れないように板を入れていますか?」と聞かれて、うろたえました。
「入れてません」と答えたら、
「だいじょうぶだと思いますけどねっ」と、やや不機嫌そうです。

出版社にいただいた封筒で、内側にクッションが付いた丈夫なつくりです。
これが折れるなんてまあないって感じですが
ふつうは板を入れるのでしょうか。

以前も別の荷受け所で、
「折れないように何か入れていますか? 入れてない? 
ならば二つ折り厳禁と書いてくださいよ」と
赤いボールペンを渡されたことがあります。
そのときも、相手は不機嫌そうでした。
二つ折りされてもかまわないものでしたが
従わないといけないような気がして、おとなしく書きました。

わたし、よく人をイライラさせます。
声が小さい、動作がのろい、さっしが悪い、などなど、
イライラさせる条件がそろっているのでしょう。
そういう人を法的に被イライラ者と言います(うそです)。

わたし、歩くのも食べるのもめちゃめちゃ遅いです。
まるで目的地がないかのごとくゆっくり歩きをするため、
よく道を聞かれます。
教えかたが要領を得ず、また相手をイライラさせます。

被イライラ者は、イライラしません。
たまにするけど、自分に対してです。
イライラするよりされるほうがいくぶん幸せかなと思います。

わたしがのんびりしているのは、ひまじんだからかもしれません。
もちろん仕事もしてるし、それなりに何かやってるんですけど、
どんなときも♪どんなときも♪たくさん寝てます。
世の中のほとんどの人が自分より忙しそうに見える。

次の課題にとりくむ前に観たい映画があります。
『ダーク・シャドウ』ティム・バートン監督。
主演はジョニー・デップです。
彼の出演作は海賊物はあんまり好きじゃなくて、
『妹の恋人』と『シザー・ハンズ』が好きです。

まるで王子さま

今日小説を仕上げるつもりでしたが断念。
しっくりこない箇所があって、気持ちが悪い。
再考再考また再考。あしたもあさっても、すとんといくまで再考。
考え過ぎるとわからなくなってきます。
すとんと落ちなかったらどうしよう?
難しいなぁ。小説って。

悩んだ末、気分転換に餃子を作ったら、まずい出来でした。
餃子で失敗するのってある意味難しいのですが、あきらかな失敗作です。
まずいんだけど、タレを工夫したので、食べられないこともない。

夫は「おいしいおいしい、いくらでも入っちゃう」とご機嫌で食べています。
これがおいしい?
タレで誤摩化されている夫がけなげというか、崇高にさえ思えます。
まるで王子さまのよう。

結婚は正解でした。
小説に正解はあるのでしょうか?
餃子に不正解があるのは、思い知りました。

わたし、餃子は誤摩化すけど、小説は誤摩化しません。
しっくりこないまま出版できませんので
あとひといき、がんばりまっす。

Gyouza


2012年5月22日 (火)

大きい透明

今週金曜日のはなまるマーケットに
女優の板谷由夏さんがご出演されるそうです。
はなまるカフェのコーナーです。

板谷さんは美しい。
『猫弁』のまこと先生(美人獣医さん)、かっこよかったですね。
ドラマの映像もコーナーの中で流れるらしいです。

映画にドラマにCMにと大活躍の板谷さん、
この夏に第二子ご出産のご予定ということで、
マタニティライフについてもお話が聞けるかもしれませんね。

さてドラマ『猫弁〜死体の身代金〜』は27日(日)午後3時からBS−TBSで再放送されます。
前回見逃した方も、もう見た方も、ぜひご覧ください。
たぶん全く同じですけど、同じかどうかたしかめるべくわたしも見ます。
CMは違うでしょうね。←ナンダソレ。

さて書籍の続編『猫弁と透明人間』は仕上げの佳境に入っています。
カバーイラストやデザインが、かーなーり素敵です。
内容が負けてないかしらん?
どきどきです。
あとひといき、ぎりぎりまで、内容のブラッシュアップ、がんばります。

前作の小さい猫弁(文庫)はおかげさまで8刷が決定しました。
しぶとくがんばっています。

『猫弁と透明人間』はしばらく文庫の予定はありません。
大きいからかさばるし、お値段も文庫より高いです。
買って納得な内容にするべく、みんなでがんばっていますので、楽しみにしていてください。

前作は「大きい猫弁」というあだ名をつけましたが
今作は「大きい透明」? なんか変ですね。
なんか変ですが仮名としてそうしておきます。
テヌーも仮名が本名になっちゃったけど。

大きい透明、6月14日発売予定です。
帯に吉岡さん杏さんはいません。
さびしさに耐え、大山、がんばります。
いつかおふたりがいることに? なるかも?

カバーイラストも、本文中のアイコンも、オールかわいい。
なかみはわたしの心を出し切りました!
もう3なんて書けないぞっていうくらい、出し切りました。
3も書くけど。
応援どうかよろしくお願いします。

2012年5月21日 (月)

台風と嵐

昨日、おなか台風がやってきたので、創作はお休みしました。

おなか台風は年に一度くらいやってきます。
去年は12月25日の夜中にきたと26日の日記に書いてあるので
周期が短くなっています。

おなかが痛くなり、ようするに「こわす」のですが
食べた物や、冷えとか、はっきりとした原因は思い当たりません。
思い当たらないというのはちょっと嘘で、
めんどくさいので原因を考えません。

前回は「死ぬる」と思いましたが今回は「生きているのが辛い」規模です。
苦しいけど、耐えれば生き抜けると想像できる痛さです。
痛くてせつなくて床でまるくなって耐えます。

おなか台風が去ったあとは、疲労こんぱい。

十時間半、ノンストップで寝ました。
ふしぎな夢を見ました。
嵐の夢です。
おなか台風つながりなのでしょうか。
嵐といっても、歌手の『嵐』さんなんですよ。

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2012年5月18日 (金)

たぶんピカソ

今日は、書いたり考えたりしつつ、
気分転換にアイロンがけとボタン付けをしました。

アイロンをかけたのは20年前に買った服です。色あせてるけど現役です。
ボタン付けをした服はまだ10年選手で、わたしのアイテム内では若造です。
ボタンはとれたのではなく、替えたんです。

古いお洋服のボタンを付け替えると
新しい命が吹き込まれるようで、楽しい。
そういうこと、ちょこちょこやってます。

Button1

これは昔友人が海外みやげにくれたボタンで
これ一個だとなんだかわからないけど、
こうすると、犬の絵なんですよ。

Button2

犬の顔のほうはゴムを通してヘアゴムにしています。

このボタンをくれた友人は、この春、会えないところへ旅立ってしまいました。
元気だった頃は、あちこち地球上を旅して
出不精のわたしに、いろんなことを教えてくれました。

この絵はピカソって聞いた気がする。

わたしはピカソの絵を見て、時々「わたしのほうがうまい」と思うんですが、
デッサンを見ると「たしかにピカソの方がうまい」んです。
今、あちこちからブーイングの矢がはなたれたことでしょう。

わたしの服で最も長寿なのは、中学時代のスクールコートです。
すりきれた袖口にハンカチを縫い付け、まだ着ています。
もったいないからじゃなくて、気に入ってるからです。

なんかおなかすいた…と思ったら、お昼食べ忘れた!

お夕飯作って食べたら、地上波の『セックス・アンド・ザ・シティ2』を見ようっと。
意外に思われるかもしれませんが、わたし、前作は好きです。
一度見ただけだけど、予想外に良かった。
シナリオがちゃんとしてるし、楽しいし、女の結束がさわやか。
女同士がネチネチしてなくて、そこが良かった。

よくドラマって
「だめすぎる倫理観の人が、ふつうレベルになる。それを成長と言う」のが多いけど、
そんなもの見て楽しいかな?
現実社会では、がんばってる人、いっぱいいるのに。
わたしはゆるぎないものが好きだなぁ。

連続ドラマは『Wの悲劇』を楽しく見てます。
これはもう、壮絶な話なんだけど、心理描写がすばらしい。
シナリオいいのに、なぜ視聴率がいまいちなんだろう。

2012年5月16日 (水)

月刊ドラマ6月号

昨夜から集中的に働き、さっき作業が終わりました。
変です。
十日かかると思ったのに、終わってしまった。
おかしすぎます。
なんかの間違い。
今日はもうへとへとなので、明日見なおそうっと。

たまにあるのですが。
二週間後が納期なのに、3日でできてしまう。
そういう場合、まずは自分を疑います。

見当違いの作業をしてしまったのか。
雑なのか。
ほんとにできちゃってる場合もあるのですが
自分を信用できないので、ねかせておきます。

さて、昨夜はラジオドラマを聴きました。
原作との世界観の違いに、びっくりされた方もいると思います。
脚本家が違いますし、ドラマは脚本で大きく変わりますからね。
メインの事件をとっちゃったのは、
斬新なアイデアだと思います。

脚本と言えば、18日発売の月刊ドラマが届きました。
わたしのシナリオ『猫弁〜死体の身代金〜』が載っています。

Drama2

毛深いブックスタンド。

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2012年5月14日 (月)

どっちのあーるか。それが問題だ。

久しぶりに映画館で映画を見ました。
新宿武蔵野館。

裏切りのサーカス』を見ようとして、R15にびびり、
ル・アーヴルの靴みがき』を見ました。

わたし、R指定はごっつ苦手で、見るには見ますが
なるべくDVDになってからにします。
怖いときストップし、心の準備をするんです。

Rといっても、「暴力のRか、HのRか」が問題です。
先に友人が見た場合「どっちのR?」と聞いておきます。
切符売り場で「Hですか?暴力ですか?」って聞けないし。
「Hですか。なら買います」というのも変だし。

正直、どっちも苦手なんですけどね。ヘタレです〜。

さてRからの逃避で見た映画、ひろいものでした。
大好きなカウリスマキ監督。

たいへん珍しい映画です。
悪人は出てこない、暴力無し、最後は奇跡のハッピーエンド!

…と書くと、まるで猫弁みたいですが、
『ル・アーヴルの靴みがき』はほんとに奇跡が起こる。

これ、「ご都合主義!」と思う人もいるかもだけど、
フィクションなんだもの。ミラクルハッピー、ありですよ。

それにしても。
西洋の大人の映画でここまで悪人無し!ってのは見たことないです。
おどろきもものきの善人映画でした!

客席、カップルだらけでした。
白髪のカップルでいっぱい。
わたしはいさぎよくひとり。
すがすがしい!

『裏切りのサーカス』、やっぱ見たい。やっぱ見る。近日中。
どっちのRだろ?

2012年5月13日 (日)

ミスター猫弁

昨日、ラジオドラマのことを書いていて、ふと思い出しました。
テレビの『猫弁』の撮影現場に2回、見学に行ったことを。

緑山スタジオです。

現場は戦場だ。
と、
素人考えで、思っています。

役者さんは集中してるでしょうから、顔を合わせないよう、影から覗こうと思い、
「そっとそっと猫のごとく」を心がけました。
スタジオは巨大な倉庫のようで、その一部にセットが組まれています。
離れた場所から覗いたり、別室でモニターを見ることができます。

見学初回は1月30日。
まだドラマの存在が告知されていませんでした。
わたしが初めて目撃した「猫弁」です。

Neko_2

衝撃でした!
歴史に残るキャラクターだと思いました。
たたずまいが、浮き出ているんです。
後ろ姿ですが、それは吉岡さんでも、百瀬さんでもなく、
「ミスター猫弁」でした。
お背中に半紙を貼りたいくらいでした。

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2012年5月12日 (土)

ラジオ『猫弁』とギリシャのゆくえ

『猫弁』のラジオ放送は15日。もうすぐですね。

脚本家は別の方です。
収録日、ちょっとだけ顔を出し、ご挨拶させていただきました。

ラジオドラマの収録は、テレビと違い、
脚本家とディレクター、俳優さんで進めていきます。
テレビの場合は脚本家が撮影現場にいる必要はありません。
あ、大御所さんは違うのかな。
普通はいないし、いるとしたら、見学です。

百瀬役の田口浩正さんは以前、ちょっと変わったドラマに出ていて
その時、妙に印象的で名前を覚えました。大好きな俳優さんです。
今回、田口さんに決まったと聞き、久しぶりにそのドラマを思い出し、
調べたら『ランデヴー』というタイトルで、
田中美佐子さんが家出をした主婦で、夫の宝物の「ブースカ」を持ち逃げした、
という設定で、たどりついた宿に桃井かおりさんがいて、彼女は作家かなにかで
田口さんは編集者だったような記憶です。違ったかな?
ファンタジックなドラマでした。

『猫弁』のラジオの台本はいただいていたのですが
わたしもシナリオを書く身ですし、ラジオは過去に3本OAの経験があり、
人さまの台本を読んでしまうと、いろいろと気になっちゃって、
口出ししちゃってはイケナイ!と思い、今まで読めませんでした。

しかしいよいよ放送日もせまり、気になって、昨日やっと読んでみました。
すると、自分では絶対思いつかない原作からの改編があり
へええっと!
なるほどっ!と。

面白かったです。

自分では思いつかないことを人様が思いつくと、目からウロコ。
恐れ入ります。

まだいろんな方法が残ってる。
わたしにももっといろんなことができるんじゃないか。
上を見て、前頭葉に空気を送らなきゃ!と思います。

ラジオは15日夜9時から。TBSラジオ。関東圏のみ。
小説やテレビドラマとひとあじ違う世界を味わえると思います。

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2012年5月11日 (金)

うふふの3分。猫弁DVD

『猫弁』のDVD、アマゾンでも予約が始まっていますね。
発売前なのにもうレビューもあって、なんだかとってもうれしいデス。

DVDはディレクターズカット版です。
地上波で放送されなかったシーンも入っています。
足されたのは計3分と聞いていたので、「ちょっとだけ」というイメージでしたが
実際に見てみましたら、3分って意外と大きいですね。
あちこちのシーンが少しずつ増えていて、3分が存在感を持っています。

これ、面白いですよ!

わたしは『猫弁』のシナリオを書きました(なにをいまさら)。
ところが、できあがったドラマを純粋に楽しんでしまって、
その映像をシナリオと比べるという作業はしていません。

シナリオは少し長めに書くので、カットされるのは覚悟の上です。
映像を見て「このシーンはカットされた」「このセリフは抜けている」という確認は、
いっさいしていません。
勉強のためにはするべきなのかな?
でもでも、
どーでもいいや!と思うほど、満足な仕上がりだったんです。

ところがディレクターズカット版を見たら
「そういえばこういうシーンも書いたっけ」
「こんなセリフもあったんだ」といろいろ思い出しました(のんき)。

放送されたドラマは短いからテンポがいいです。
一方、ディレクターズカット版は人間ドラマが加味されて、
伏線もわかりやすくなっています。
かなり小説の世界に近くなっている印象。

公式ツイッターでもつぶやかれていますが
権利の関係で、使えない楽曲があり、音楽が違います。
ここは要注意!
「音楽が良かったから、買おう」と思っている方は、
気をつけてくださいね。

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2012年5月10日 (木)

数分の夢

銀行から電話がありました。
本人確認のあと、

「今月満期をむかえる定期預金についてですが、
もっと利率の高いお得なナンタラカンタラ」

という、ご案内トークが始まったのですが、どうも腑に落ちません。
おそるおそる言ってみました。

「それ、すでに解約しちゃったような気がするんですが」

すると相手は「あっそれは失礼しました」と言い、
切ろうとするのですが、こちらも不安です。
自分の記憶に自信がなくなりました。
だって相手は銀行ですよ。データを見てかけているはずです。

「ひょっとしてわたし、まだ解約してなかったですか?」と聞いてみました。

すると「お調べしてから折り返しかけます」と言って切れました。

不安な気持ちで待ちました。
ふつう、お調べしてから「ご案内」するものじゃないですか?
解約したの、妄想だったのかしらん。
それとも変な電話?

数分後、ちゃんと電話がありました。

お調べした結果、やはり解約してあったそうです。
記憶は正しく、お金は無いと。
喜んでいいのかな?

そうそう、春は年金を納める季節で、うちは夫婦共々国民年金なので、
けっこうまとまった額を払うんです。
それで、定期をひとつ解約したんです。泣く泣くです。
一括で払う方が、少し安くなるのです。
定期の利率より安さが大きいのです。

それにしても銀行って電話する前に確認しないんでしょうかね。
解約したの、昨日じゃありません。一ヵ月も前ですよ。

「ひょっとしてまだある?」と一瞬夢見てしまい、
「やはり無い」とわかって、事実なんだけど、ぷち悲しい。

無いものは無い。しかたない。現実を受け止め、働きます。

本日は夜外出予定。
雷、こわい。鳴ったら、泣くかも。

2012年5月 8日 (火)

みっつめの謎

本日は打ち合わせがありました。
帰りの電車で、わたしの近くにいた白髪の男性が
同伴の女性に話をしているのですが
大きな声だったからよく聞こえました。

「ぼくは麻布が好きなんだ。あの学校は最高だ」という話です。

話の前後に感じたのですが、出身者ではないようです。
知り合いに出身者がいるのかもしれません。

麻布が名門校ということはわたしも知っています。
男子校ですよね。たしか。たぶん。

わたしはお受験など無関係な環境に育ち、
娘も自分と同じように近所の公立に通わせたため、
名門校の名前はほとんど知らないのですが、
麻布は知ってます。なんか、歴史を感じます。
たしか昔読んだ私小説に出てきたもの。
古い学校。男子のみ。印象はそれがすべてです。

白髪の男性が言うには

「麻布には校則が3つしかない。そこがすごい」のだそうです。

それはなんか、すごいような気がします。
異議無しです。

「ひとつは、下駄を履いて登校してはいけない。
ふたつには、校内で麻雀をしてはいけない」

うんうん、あとひとつは?

「それだけであとはどうでもいい。
金髪でも何でもいいんだ。すばらしい校則だろう?」

え? あとひとつはなんですか?
あとひとつ、言ってませんよ。

質問したかったんだけど、赤の他人なのでやめました。
あとひとつ、なんだろ?

みっつめ、んーーー。
ケンカは素手ですること。
違うかな?
男子であること。
違うかな?
えーとえーと、んーーーー。

どなたか知ってます?

そういえばわたしが通った高校、どうだったっけ。
校則を読んだこと、ないのですが…。

2012年5月 6日 (日)

映画いろいろ

昨夜、『阪急電車 片道15分の奇跡』を地上波でやっていました。
最近地上派になるの早いですね。
目には目を的発想がやんわりと美化されてゆく流れに
引いてしまいました。怖かった〜。

あとで調べると、なんと「見てほのぼのする映画」らしい。
そっかぁ。
わたしの感性がそうとうずれているのかなぁ。
ほのぼのできなかったなぁ。

「やかましいおばちゃんグループ」が電車に乗ってきて、
そうとう嫌なやつらとして描かれます。

おしゃべりおばちゃんグループってそんなに嫌ですか?
わたしは遭遇すると結構うれしくて、聞き耳を立ててしまいます。

日常生活の中、家計や時間をやりくりして出かけ、
その楽しさに話がはずむのでしょう。
言葉のはしはしに「家族への思い、心配ごと、愛」が含まれていて
おしゃべりはあたたかく、ほほえましい内容がほとんどです。

おばちゃんグループのうち何人かは読書家だったり映画通だったりして
生レビューを聞けたりもします。
映画に潜むうすっぺらい正義をバサッと切ったりして、
お見事!と思う事もしばしば。

おしゃべりグループは、注意されると普通は「スミマセン」と言います。
おばちゃんは頭下げるのに慣れています。
頭下げずに子育てなんてできませんからね。
わたし? 
子育て期、ごめんなさい大安売りしてましたっ。
90円で売りました。安っ!

この映画のおばちゃんたちのように逆切れする人は見たことないけど
阪急電車にはいるのかなぁ?

あれ、何の話だっけ。
そうそう、
ウエディングドレスで他人の結婚式をぶちこわす女のエピソードは
恐ろしかった。

ふたりにはしあわせになってもらえばいいじゃない。
自分もしあわせになればいいんだから。

ひどいことをされたから、仕返すという発想は
自分の生き方にプライドがないみたいで、悲しい。
宮本信子さんにはこっちを叱って欲しかったなぁ。


さて、レンタルで、
日本アカデミー賞に輝いた『八日目の蝉』を観ました。
こちらはひじょうに骨太な映画で、
抑制がきいた台詞、人間造形が深く、映像も美しい。
各人の行動原理もナットクです。
小池栄子さん良かった〜。
斜めにつんのめった姿勢、ゾクゾクしました!

テレビの連続ドラマのほうは腹立たしい物語に見えてしまいました。
同じ原作なのに、脚色でこんなに違ってしまうのだから、恐ろしい。
人により受け取りかたは違うから、ドラマ版が好きな人もいるでしょう。
わたしの周囲ではドラマの評判も良かったです。

映画版の島の写真館の田中泯さん、かっこいい。
いつもかっこいいけど、ひときわ光っていました。

2012年5月 4日 (金)

いつかぴんくの日

本日も全国的にお休みですね。
憲法記念日!みたいな重厚な名前じゃないし、
「休みの間にあるから休みにしちゃお」という、
滅茶苦茶ゆるゆる〜な発想で作られたたみどりの日。
いずれきいろの日やぴんくの日もできるぞ〜と思ったけど、
まだできませんね。いまのところ。

ゆるさに敬意を払って、パジャマにカーディガンで一日過ごしてみました。

Midori_nohi

そいで、衣替えをしました。

かなりの重労働です。
ジム行くくらいの運動量は確保できた気がするし、
取捨選択能力、類別能力も必要なため、頭も使いました。

脳トレとか筋トレしたかったら
家事こなせって感じですね。

日本の女性が長寿なのは、家事の主導権を握っていたからかな。
今は女性も男性も関係なく働き、家事もこなすから
将来、平均寿命の男女格差はなくなるのではないかしら。

寿命は長ければ良いってものじゃないし
濃密な短命もありかと思います。
濃密…ヨーグルト食べたい。

ゴーストライター』をDVDで見ました。

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2012年5月 3日 (木)

濃密ギリシャよ永遠に

最近、濃密ギリシャヨーグルトにはまっています。

ふつーにスーパーで売っています。
コンビニでは見かけません。

一個80グラムで180円なんです。
スーパーに並んでいると、高っ!と思います。

通常、この量だと四個で200円前後だったりするものです。
一個で180円ですからね。
堂々、高価格です。

「誰が買うのよ」と、以前は横目で見てました。
返品されてんのちゃう?と思ってたんですよ。

ある疲れ切った日、創作の達成感から「買っちゃお」と手を出し、
その食感に魅了され、以後、冷蔵庫に必ず入っています。

一日一個、食べていいことにしています。
ちょっと贅沢ですかね?
一ヵ月で5400円をヨーグルトに使っている計算ですよ。
やはり贅沢な気がする。

夫にひとつ分けてあげたところ、「夢のようなヨーグルトだ」と目がハート、
しかし「一個180円を日常的に食べるのは、いけないことのような気がする」と
夫は安いヨーグルトを食べています。

わたしは罪悪感を持ちつつも、一日一個食べています。
飽きるか、経済破綻するまで、続けます。

お酒飲まないし、美食家でもない。
これくらいは贅沢したい。

この味に気付いた人が増えたのでしょう。
夜スーパーに行くと売り切れていたりします。
涙は出ませんが、その手前くらいの落胆があります。

ここ三日ほど濃密切れしてて悲しかったのですが
本日二個ゲット。
二日間の幸福は約束されました。

わたしがハマると製造中止になるというジンクスがあるのですが
(過去の例:スパークリングベジ)
今度は大丈夫だと思います。
もとい。思いたい。

創作は目の前の課題を終え、次の作業まで少し時間ができました。
空いた時間に何かしよう。
もちろん創作です。こんどは何書こうかな。

2012年5月 2日 (水)

60% 降水確率ではありません

昨日は娘がうちにやってきて、家族3人で『猫弁』を見ました。
放送日は娘が体調を崩してうちに来られず、別々に見たんです。

オンエア中も娘の体調が気になっていました。
わたしの脳内はほぼ「おっかさん」。

ドラマはやはり家族と一緒に見る方が楽しいですね。

娘と一緒に暮らしていた時はドラマを見ながらふたりで先を読み、
「犯人はこの男だよね」とか「最後はこうなるよね」と推理を楽しみました。

ラブストーリーだって、ホームドラマだって、
良質なものはすべて推理をする余地があります。
「この先どうなるんだろう」「過去に何があったんだろう」と
想像をめぐらせます。
一枚一枚ベールをはがすように楽しめる。

推理はあたるとうれしい。
はずれても、楽しい。
でも「ハナを明かす」みたいなのは、好きじゃありません。
見るのも嫌だけど、作るのも嫌。


娘にもらったブックスタンドです。
帯のコピーが変わった。「この弁護奇跡」

Nekoben_stand


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