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2012年5月27日 (日)

再放送とあれやこれや

本日午後3時からBS-TBSで『猫弁』再放送します。
お時間あるかたはご覧下さい。
途中で挿入されるCMは地上波と違うと思います…。

ひさしぶりに母から電話がありました。

「執筆たいへんそうだから電話を遠慮してた」と言います。
遠慮してたわりに、「次のやつはどうなの?」とずけずけ聞いてくるので、
てきとうに「がんばるよ」と言ったら、なんと

「あんたはがんばらなくていいのよ」と言うのです。

ほえ?

「あんたはただ思ってることを書けばいいの。がんばる必要はないの」

はあ。親ばかですね。
次に父が電話をかわります。

「お前、猫弁がシリーズ化したらな、のんきにしてられないぞ」

ほえ?

「ドラマはネタが命だ。今の社会を反映したネタを次々出して行く必要がある。
 感覚をとぎすませるんだ。しっかりやらないと、続かないぞ」

ほえ?

母がせっかく取り除いたプレッシャーを
父はしっかりかけ直して切りました。

実をいうと、そんなにプレッシャーはないんです。
まだぺいぺいなので、責任が発生していない感じがします。
無責任なまま、やる気まんまん。それがわたしです。

『ダークシャドウ』は評判がいまいちなので、見ず。
昔見た映画をいくつか再鑑賞しています。

数学のことを調べたかったので『博士の愛した数式』を見直しました。

初見は劇場でした。
公開当時、読書家の友人が「原作が良かったから見たい」と言うので
ひっぱられるようにして、見に行きました。

母子家庭の設定にリアリティがあって、
深津さん演ずる「ルートくんの母」に、自分を重ねるように見ました。
わたしもよく星空の下、ランドセルを背負った娘と歩きながら家路をたどりました。
ランドセルを背負わせて夜道を歩く状況が、
この子にとって、悪い結果となりませんようにと
祈るような気持ちで日々を暮らしていました。

劇場で見た時は母子家庭の日常にばかり目がいってしまいましたが、
ひさしぶりに見直してみると、あらたな発見がいっぱい。
哲学があちこちにちりばめられている。
宿った命を無心にいつくしむ女と殺してしまった女。
生き方の対比もあって、すばらしい。

悲しい人生を精一杯良く生きる。
それは幸福と言っていいのでしょう。

原作(小川洋子さん)はどうなんだろうと、買ってみました。
文庫の奥付を見たら三十三刷。ドーン!
名作は愛される。

小川洋子さんの小説は『薬指の標本』も映像化しましたね。
映像(フランス映画)も原作も好きです。

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ぶんぶん的日常」カテゴリの記事

コメント

『博士の愛した数式』、小説も、映画ともに、何度も楽しんでいる作品です。
数学に弱い私は、映画のルート先生の授業でなるほど・・・と納得したのでした。母と子の姿は、私自身の幼いころと重なる部分もあり、そういう点でも好きな作品です。けっこう厳しい毎日だったはずなのですが、楽しかったことばかり思い出します。
深津さんと言えばDVDになったばかりの『ステキな金縛り』を見ました。舞台のお芝居的楽しさがありました。油断していると涙も出ました。
・・・読売のエッセイも読んだし、ドーナツも準備しました。あとは、放送開始を待つのみ!

タイムリーな話題でびっくり!
私も実は今『博士の愛した数式』を読んでいます。
映画はもちろん何度もDVDで見ていたのですが、たまたまお友達のお家に遊びに
行ったらそこのお嬢さんが読みっぱなしにしていたこの本を見つけて
借りてきてしまいました(笑)
博士の愛、母の愛、博士をギテイと呼ぶ義姉の愛、
ルートのひたむきは目を博士に向ける愛、、、
いろんな愛が交差している素敵な作品ですね。読んでいると映画が本に充実なのか
セリフがそのままなので寺尾さんの声が頭の中に聞こえてきてしまいます。
好きな映画や本は何度もみたり読んだりする性格なのでいつものことなんですけど。
ほんと、いい作品はいろんな形で愛されますね。

じゅんこさんも、お父様、お母様に愛されていますね。その愛が
作品にも表れていますね。素敵です。

おのださま
『猫弁』はドーナツをおともに見るといいですよね。
わたしはうっかりしてて、バナナで代用しました。
『博士の愛した数式』は、子どもとしても母としても
どこかなつかしい、あたたかい記憶と符合しますよね。
小説もすばらしく、涙涙で読みました。

ぺこさま
まあ! 偶然ですね。
わたしは今日の午前中に読みました。
印象的な台詞はそっくりそのまま使われていて、
設定は少し変えてあるけど、
その変えかたも、原作への愛を感じました。
原作を読めばルートくんの将来が気になる。
その将来から語り始められていて、さすが。
すごいシナリオだと思います。

博士の愛した数式は、小説を先に読んでから、後で映画を見た作品です。
シナリオなんて全然わからない私ですが、成人したルートの授業から入って
いくシナリオの構成のうまさにびっくりしたのを思い出しました。

ルート先生の授業の間の取り方も抜群でしたね。
新たな発見をするためにまた、見たくなりました。、

あじあんさま
ほんとうに、『博士…』は原作と映像がうまく溶け合ってますよね。
すばらしいコラボです。
本を読んでからのほうが、ルート先生の存在により感慨があるでしょうね。
あのルートくんが…こんなふうに素敵なおとなに…うー
感激ですよね。
そのルート先生が…猫弁先生に…
感涙です〜

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