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2012年10月22日 (月)

ふるさと

今年、大学のクラスメートがふたり、事故で亡くなりました。
しのぶ意味もあり、ひさしぶりにクラス会がありました。

大学へ行くと、ちょうど学園祭をやってました。
構内はひとでごったがえしています。
紙で作った学帽をかぶったお年寄りの集団が何組もいます。
昔の仲間と母校の学園祭を楽しんでいるようでした。
心のふるさとなんですね。あたたかい風景です。

わたしは大学生のとき、学園祭に参加したのは1年の時だけで
あとは「授業がないから、旅行へ行くか」みたいな感じでした。
騒がしいのが苦手で、お祭りに馴染めませんでした。
大学では好きな学科を学べたので、講義はきちんと出席し、人生で一番勉強した時期でした。


ひさしぶりのクラス会は22人も集まって、賑やかでした。
ほとんどが教育者になっています。
中学の先生、高校の先生、予備校や塾の先生、教材作りの人などなど。
あとは出版関係とかとか。

そういえば教育学部の国語国文学科だったんだ。
ちゃんとみんな、専攻を活かして生きているんだと感心しました。

「淳子もじゃん!」と言われて、ハッとしました。
そういえばそうか。

卒業以来、クラス会に参加してなかったので(やってたのかも不明)、

シナリオライターであることも、出版のことも報告していませんでした。
 
行くと、『猫弁』を買ってくれた男子(おじさん)が、
「ねえ、この大山淳子って、あなた?」と聞いてくれたので
「うんそう」って形で、報告できました。
当時と同じ名前なのだけど、みんな「まさかね」と思うのでしょう。
わたしって、かなりおっとり、ぼけっとしてましたから(今もです)。
 
クラスメートには作家の服部真澄さんもいます。
今回は来てなかったけど、彼女とはゼミも同じです。
 
彼女の活躍は早かったし、ニュースだったし、みんな知ってるし
わたしも子育てしながらそれを知り、誇らしく思っていました。
 
わたしは若いうちに家庭に入ってしまい、その後のことは知られておらず
みんなびっくりしたり、よろこんだりしてくれました。
 
わたしが大学に通っていたころを思い出すと
まわりはみんなしっかり者で、行動的で、バイトもがんがんやって
みんながみんな、おねえさん、おにいさんに見えました。
わたしはただ「ほえ〜」と感心、講義を聴くのがせいいっぱいで、
卒業後はのんびりとおばさんになってゆきました。
 
ばりばり働いているみんながまぶしかったわたしが、
今ごろになって急にがんばり出したわけですが、
ちゃんとやれてるか不安です。
 
小学校は5回も転校、わたしにふるさとはないって思っていたけど、
中学や高校や大学にそれぞれ同窓生がいます。
同窓生をふるさとって思っていいのかも。
あたたかい気持ちになりました。

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ぶんぶん的日常」カテゴリの記事

コメント

JUNKOさま

こんばんは。


私は高校中退なので、大学の雰囲気はわかりませんが
好きな学科を選べるだけあって
好きな事をお仕事に出来るのですかね。
どの仕事もそれぞれ大変かと思いますが、素敵ですね!

JUNKOさんは不安と書かれていましたが、
JUNKOさんの作品に出会って
すごく楽しい気持ちになりましたし、
これは大山淳子さんにしか書けないのだろうと思います!
まっすぐでなくても
花が咲いていて、夜には明かりが灯る
そんな素敵な道を楽しみながら歩いていると、
勝手にそう思っています(笑)


先日友達と行った遊園地?のショーで、
偶然タイハクオウムを見ました!
芸能人に遭遇したぐらい興奮してしまいました(笑)

HARUさま
ありがとうございます。
すてきな文章に、はげまされました。
「まっすぐでなくても、花が咲いていて、夜にはあかりがともる道」って名言ですね。
そう思っていただけてうれしいし、そういう物語を書き続けたいって
心から思います。

タイハクオウムいましたか!
昔、タイハクオウムって芸をする動物の花形的存在だったんですけど
最近テレビで見かけなくって。遊園地にいるんですね!

卒業後、二十数年が経ち、懐かしいという感情はもちろんありますが、
「もう、時効ですよネッ!」と言ってしまいたいことも数々・・・
4年間の最大の収穫は、何とか関西弁が話せるようになったことでしょうか。

今日、自分のいるところは雨降りだけど、
みんなのところでも、雨かなぁ
と、ちょっと百瀬さんみたいなことを考えてしまいました。


おのださま
こちらも雨ふりです。夕方だーっときました。
小学生のとき、3年間和歌山に住んでいたので
関西弁を習得しました。
関西弁は一度覚えると忘れませんね。のちに東京で「芸」として
たまにしゃべってましたが、小説でも役に立ちました。
宮﨑にも住んでいたのですが、宮崎弁は思い出せず、しゃべれません。

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