« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

2013年2月

2013年2月27日 (水)

ごちゃごちゃ

不思議なんです。

部屋を整理すればするほど散らかるんです。
映像を逆回ししてるんじゃないかと思うほどです。
 
創作もせねばならないし、整理もせねばならぬ。
ダブルならぬ。
 
正直、自分がこんなに次々小説を刊行するって思ってなかったんです。
受賞後、心構えもないまま、懸命に書き続けてきました。
小説もシナリオも同時進行です。
すると原稿やら資料やらメモやら本やらが
どっどど、どどうど、どどうど、どどう的に増え、
片付けないとどうにもならない状態に。
 
で、部屋のレイアウト変更を決意。
この忙しいときに、余計な決意をしました。
 
作家はやはり、ある程度の大きさの本棚が必要ですね。
本棚を買わねばならぬ。
それには本棚を置くスペースを作らねばならぬ。
それには整理整頓、不要なものは捨てねばならぬ。
不要かどうかを判断せねばならぬ。
ここが難しい。
 
断捨離ブームで世の中は「捨てることは美しい」という流れです。
整理整頓は取捨選択が必須条件。←おや、四字熟語が並んだっ。
 
世の中に逆らうようですが、
わたしは「不要だけど、捨てられない」という気持ちに
意味がないとは思えないんです。
なぜなら、その気持ちが「強い」から。
強い気持ちは、本能です。
本能には意味があるはずなんです。
生命体として、本能に従うべき。
しかし知的生命体としては「捨てることは美しい」と頭では理解している。
心では理解してない。
頭と心の乖離(かいり)。
 
とかなんとか理屈こねている間にも、時間は過ぎてゆきます。
本日は創作しすぎて整理に手がまわらなかった…。
 
小説とシナリオ。
「どちらに軸足を置きますか」と聞かれることがありますが、
全く考えてません。
どちらもやることで、気付くことがすごく多くて、
かなり勉強になってます。それは実感あります。
 
あれ? 話が整理整頓されてない。
なんの話だっけ。
本日の夕食はつくねを作って食べます。
あれれ?

2013年2月25日 (月)

いろいろ、いいかげん

月刊文芸誌 『本』3月号にエッセイ書きました。

タイトルは「ティファニーでカタログを」
Hon_ina
 
猫弁シリーズ創作のエピソードを書いてます。
1冊80円だそうです。
 
本屋さんに置いてない気がする… ←なんて曖昧な情報!
1冊でお取り寄せできるのかよくわからない… ←無責任すぎる!
 
本日は午前中創作して、午後は部屋の整理。
と思ったら、もう午後でした! 

2013年2月23日 (土)

みなさんの愛です

友人Mさんが電車の吊り広告でわたしを見つけてくれました!
写真の美女です(うそ)。
大山淳子の名前と『猫弁と透明人間』!
講談社文庫の広告です。
ちいさい透明、渡辺先生の横でがんばってます。

Toumei_turi

さてさて
以前、友人のHさんが「大山さんの癒ミスが好き」と言ってくれました。
うれしくて、という雑誌のエッセイでそのことを書きました。
(25日発売の3月号なので、まだサイトに載っていません)
 
それがきっかけで、『猫弁と指輪物語』のPOPがこういうことに!

続きを読む "みなさんの愛です" »

2013年2月22日 (金)

出ます

BS-TBS『サキドリ!』(日曜朝9:30〜9:50)という情報番組に出演します。

3月3日、まだ先の話です。
新刊本を何作か紹介するコーナーです。
わたしは『猫弁と指輪物語』の紹介で、3分くらい。
3分だから、あっという間ですね。
収録は済んでます。
 
超トチったし「わかりません」も言ったし、自己評価的にダメダメ。
そばで見ていた編集者は「人間性が出ているし、大丈夫」と言ってくれました。
トチる人間性?
 
アナウンサーさんの質問に答える形で話すのですが、
ドラマについても聞かれたので、なんか答えた。
なんて答えたかは覚えていません。
テロップなどで、ドラマのまっとうな情報が流れるかもしれないので
気になるかたは、ご覧下さいね。
 
一作目の『猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち』の文庫がついに12刷!
がんばれ猫弁!
 

2013年2月21日 (木)

たぶん、なっとらん

夫が近所の大型スーパーで自分の靴を買ってきました。

ほっとしました。やっと買ったのね。
 
夫の靴は安物の上、値段に合わない年数こき使われ、よぼよぼで、
履いているとそれなりに形を保っているのですが
脱ぐともう、いけません。
斜めになって、へたっています。
 
夫は慎重な性格で、新しいものを買うのに時間がかかります。
なにせお嫁さんをもらうのにも43年かかってるんです。
そういう慎重な人に「買い替えろ」と言っても無理なので
ほうっておいたら、自分で決意したようです。
 
自分で決意するってだいじですよね。
馬力が出ますし、結果責任もちゃんととれます。
子育てでもそう感じました。
ハタから言ってもダメなんです。
 
さてスーパーでやっと新しい靴を買った夫は、
馬力を出して「履いて帰ろう」と思ったのだそうです。
お店で古靴を処分してくれるというので、
お言葉にあまえて、置いてきたのだそうです。
 

続きを読む "たぶん、なっとらん" »

2013年2月19日 (火)

ぼんくら?

母から電話がありました。

「『猫弁と指輪物語』をいっきに読んだ」と言うのです!
 
新聞以外活字を読まない母が、『雪猫』に続き、快挙です。
猫弁の1作目は「読んだけど、よくわからなかった」らしいです。
「ドラマを見て、やっとわかった」らしいです。
3作目はイッキ読み。
 
母が「読んだ」と言うと、「今回は読みやすく書けたかな」と目安にもなり、
ほっとします。
ところが母はとんでもないことを言い出しました。
 
「あんた、吉岡くんのこと、ぼんくらと書いたろう?」
 
書きませんよ! 
登場人物の百瀬太郎の紹介文にはそう書きましたが、
それは百瀬太郎のことであって、吉岡さんではありません!
あんな立派な俳優さんをぼんくらなどと、事実無根です!
 
「そんなことを書いてしまって大丈夫かしらと、心配になって辞書を引いたら、
ぼんくらは悪い意味じゃないのね。のんびりしているさまなのね」
 
母は耳が遠いので、ひとりで話したいことを話し、切りました。
どきどきした〜。
どきどきのおかげで血の巡りがよくなって、あたたかくなったけど。
 
さてさて、
おかげさまで文庫『猫弁と透明人間』が3刷です!
ちゃんとみなさんのお手にとってもらえているようで、うれしくて泣きそうです。
がんばれ、透明!
 
そういえば、ぼんくらの語源には諸説あって、
フランス語の「ボン・クラ〜ジュ」だという説もあるそうですね。
がんばっての意だそうです。

2013年2月17日 (日)

父と母

急にアクセス数が高くなったのですが…なにかあったのでしょうか?

 
先日、実家に顔を出し、『猫弁と指輪物語』を両親に渡しました。
両親は奪い合うように手にとりながら、
「3作目だ」「4作目よ」「違う」と言い争っています。
 
どちらも正解です。
猫弁シリーズ3作目。その間に『雪猫』を刊行したため
小説としては4作目です。
 
母が突然思いついたように言いました。
「サインしてくれないかしら」
 
わたしは親に渡す本にサインをしたことはありませんが、
しない理由も特にないので「いいよ」と、
持っていたペンで書き始めますと、
両親は身を乗り出して覗き込んでいます。
 
やがて母は叫びます。
「あ、間違った! この子ったら、わたしたちの名前を書いちゃってる!」
 
わたしは動じません。静かに説明します。
「先に相手の名前を書くものなの。ちゃんと書くから」
 
親の早とちりには半世紀つきあってますので、もうなんとも思いません。
親は息をするように間違え、寝起きするたびに間違え、常にわあわあ言ってます。
たまに正しいことも言うので、あなどれません。
 
書き終えて渡すと、父はじっと手にとり、腑に落ちないという顔をしています。
なんで腑に落ちないのかは、聞くまでわかりません。
とにかくうちの親は何を言い出すかわからないんです。
ついに父は言いました。

続きを読む "父と母" »

2013年2月16日 (土)

うさぎクッキー

さきほど近所の本屋さんに行ったら『猫弁と指輪物語』が

話題本のコーナーに面置きされていてびっくりしました。

確実にあると思った小さい透明は置いてなくて、これまたびっくり。

もう売り切れた。と思う事にしました。

昨日、ドラマ『猫弁』の美術担当のA宮さんと近所でお茶をしました。

『猫弁と透明人間』撮影中、ロケに2回お邪魔したときに
お話する機会があって(わたしから勝手に話しかけた)、
ドラマで使った某小道具を不要になったら分けていただけないかとお願いしたら、
ずうずうしいお願いにもかかわらず「どうぞ」とおっしゃってくれ、
郵送してくださるというので、住所をお伝えしたら
 
超近所!
 
とわかったので、待ち合わせることに。
お若い女性ですが、キャリアがあり、新人のわたしにとっては大先輩!
あの過酷なスケジュールに毎日参加していたなんて
同じ女として頭が下がります。
わたしがもし若かったとしても、
脳と体力をフル回転させてあのスケジュールに参加し続けるなんて
できそうにありません。
 
お話、楽しかったぁ。
撮影現場は作家にとって敷居の高い場所なので、
現場の空気を少し吸えたような気がして、うれしかったです。
猫も◯◯◯も名演技だったそうですよ!
放送がますます楽しみ!
 
いただいた某小道具はここに写真を載せると
ドラマのネタバレになりそうなので、ドラマ放送後にしますね。
そのかわり、A宮さんにいただいた手作りお菓子をUP!
 
Cookie
 
お皿の下ににょろっと出ているものは、某小道具の一部?

続きを読む "うさぎクッキー" »

2013年2月15日 (金)

猫弁と透明人間 キャスト発表! 文庫発売!

TBS猫弁サイトで、『猫弁と透明人間』のキャストが発表されました!

 
透明人間は出番が多いけれど寡黙な人間像ゆえ台詞が少ない。
そんな役にミュージカル界のトップスター井上芳雄さん!
声がもったいない!
 
そして亜子さんのおとうさんには陣内孝則さん。
ドラマ『結婚物語』『カバチタレ!』で存在感バリバリでした。
歌舞伎界からも…なんかこれ以上書くのが怖い。
 
キャストおひとりおひとりに、作家として万感の思いがあります。
ドラマ猫弁、とても贅沢なドラマです。
 
本日発売の文庫本にもキャストが載っています。
解説はまこと先生(板谷由夏さん)。
表紙のイラストはカスヤナガトさん。
文中には北極まぐさんのかわいいアイコンが!
 
Toumei_inpoke_2_2  
 
単行本の贅沢さがそのままぎゅっと文庫に凝縮されています。
本日発売の講談社文庫情報誌IN★POCKETに
わたしが書いた「もうひとつのあとがき」が載っています。
サイトでも読めます。
 
Toumei_inpoke_1

2013年2月14日 (木)

猫弁と指輪物語

本日発売!

Yubiwa2
カスヤナガトさんのイラストがこの小説の世界を表してくれています。
 
ふたりはどうなってしまうのでしょう?
 
チョコといっしょにお楽しみください。
左の明治ハイミルクはわたしがこれから夫にあげるチョコです。
ハイミルクを森永だと思ってましたが
こうしてみるとまごうかたなき明治です。
イソジンも作ってるけどハイミルクも作ってる明治。
 
チョコベビーも好きです。チョコベビージャンボは
なんだかこわくて近づけない。
自分が小人になったような気がします。
 
横道にそれました。
猫弁と指輪物語、よろしくお願いします。

2013年2月12日 (火)

子がだめだめ

本日は、講談社会議室で『猫弁と指輪物語』の読者モニターのみなさまにお送りする本に

サインをしてきました。
 
いつも帰りの電車でひとり反省会を開くのですが、あいかわらず字が固いです。
モニター様のお名前を間違えないようにしっかり書こうとするあまり、
子どもが文房具に記名するような真面目な字になってしまう。
そのくせ、2回も間違えた。
加えて、自分の名前を書く時には緊張が薄れ、
よろけた字になってしまう。
とくに大山淳子の「子」が、だめだめ。
 
なってない。
 
発送はおそらくあしたになると思いますので、
関東ですと、発売日の14日、もしくは15日、おそくても16日には
モニター様のおてもとに届くことでしょう。
「子」には期待しないでくださいね。
練習します。
「練習すれば結果を出せる」って浅田真央選手も言ってたし。
 
小さい透明の発売は15日。
あわせてお楽しみください。

2013年2月11日 (月)

やっとできた

おとといの夜、『メイドインジャパン』をリアルタイムに見ていたため

フィギュアスケート(SP)を見忘れ、夜のニュースで浅田真央選手の大健闘を知りました。
 
ニュースで流れた映像は、演技もすばらしかったのですが
最もわたしの心に残ったのは、得点が出たあとの
浅田選手のうれしそうな顔と、この言葉。
 
「やっとできた」
 
これだ!
こういう台詞を書きたい!
そう思いました。
 
「やっとできた」は、幼児でも話せるやさしい言葉です。
しかし浅田真央選手のこれまでの軌跡を思うと、
このシンプルな言葉に集約された、とてつもない努力と葛藤が見えてきます。
 
あれほどの技術をもっていれば、トリプルアクセルを跳ばなくても
優勝できます。そして実際なんども優勝してきました。
だけど、ご本人が目指す「理想の形」は
パーフェクトな演技+パーフェクトなジャンプ。
そのダブルパーフェクトを本番で実現しなければなりません。
 
何年もの戦いの末、「やっとできた」
 
かっこいい。名言です。
 
シナリオも、そうありたいと思っています。
よく名ゼリフと言いますが、そのセリフ単独の名言を作ることは
そう難しいことではありません。
難しいのは、積み重ねの末の名言。
冒頭からのエピソードの積み重ねの末、
ぽろっと登場人物がつぶやく「今日は晴れた」などのシンプルな言葉。
 
あの過去があって、このキャラがつぶやくから、
普通の言葉が特別な意味を持ち、光り輝く。
 
そんな名言を生み出すには、積み上げるシナリオです。
あるいは積み上げる小説。
それがわたしのトリプルアクセル。目標です。
 
透き通った心で感性を研ぎすませないと書けないと思う。
いつか積み上げる物語を書き、笑顔で「やっとできた」と言いたいです。
 

続きを読む "やっとできた" »

2013年2月 9日 (土)

オールアップ間近

猫弁の撮影、本日で終了の予定です。

公式ツイッターによると、百瀬先生はすでに終了された模様。
もうそろそろオールアップ(全撮影終了)の時間。
事故無く、怪我無く、撮り終わることを祈っています。

2013年2月 8日 (金)

指輪物語

第三弾『猫弁と指輪物語』の見本です!

Yubiwamonogatari

14日発売。実際に店頭に並ぶのは15日だそうです。
 
実は今日、この本の宣伝のためのお仕事があり、
指輪物語にちなんでお守り代わりに指輪をしていったら
同席した方から「素敵な指輪ですね」と言ってもらえ、うれしかったです。
幸さんのビーズの指輪。七色に輝きます。
 
Yubiwa
きっとどなたにも指輪にまつわるエピソードってあると思います。
わたしは小学生のとき、駄菓子屋さんで買った赤い指輪。

続きを読む "指輪物語" »

2013年2月 7日 (木)

小さい透明

15日発売の小さい透明の見本です!

Toumei_s
 
左にあるのが去年6月に刊行した大きい透明。
 
文庫には解説があります。
まこと先生役の板谷由夏さんが引き受けてくださいました。
そして解説のあとにはドラマ『猫弁と透明人間』のキャストが載っています。
現在公表されていないレア情報です。 
 
発売は15日(冒頭に言ってるのにしつこい)。
そこにキャスト情報が載っている。
この伏線からさっするに(おおげさ)、
15日より前にTBSからなんらかの情報が発信されるはず。
 
すべて憶測です。
 
ドラマのレア情報がテレビより先に書籍に載るってことあるのかな。
あるかもしれない。
流れがよくわからない。
 
小さい透明は第三弾『猫弁と指輪物語』と同時に書店に並びます。
小さい透明と、大きな指輪。
よろしくお願いします。

2013年2月 6日 (水)

夢と雪とダ・ヴィンチさん

夢を見ました。

 
猫弁の北川監督がいます(注:夢初出演)。
 
「撮影は順調ですか」とお声をかけたら
「失敗してしまった」とおっしゃるんです。
 
「500円をゴハクエン、と発音しているのですが
現場では気付かず、そのまま撮っちゃったんです。
撮り直すために1日撮影が延びます」
 
北川監督はお優しいので、どの俳優さんがゴハクエンと言ったか
おっしゃいませんでした。
そしてそれを自分のミスとして反省していました。
さすがです(夢だけど)。
あれ?
脚本に「500円」って書いたっけ。
でもまあ、書いたかもしれない。
と思ったら、目が覚めました。
 
目が覚めたら雪でした。
雪が降ったらまずいロケだったはず。
撮影が延びるのは正夢になっちゃうかなぁ。
 
さてさてこちらはうれしいニュースです。
今日発売のダ・ヴィンチ3月号で『雪猫』が紹介されています。
「絶対読んで得する14冊」のコーナーです!
ダ・ヴィンチさんありがとうございます!
タマオ、よかったね。
 
ダ・ヴィンチは読んで楽しい本の情報誌です。
本好きのかた、ぜひお手に取ってみてください。

2013年2月 5日 (火)

愛です

本日、お嫁に行った娘が出もどり…ではなく、

自室の掃除をしにやってきました。
学生時代のものを捨てたり、机を整理したり。
たとえ親でも勝手にさわってはいけないと思い、
手をつけていなかった場所です。
 
「こんなものが出てきたよ」
と娘が見せてくれたのは、お手製のお守り袋。
わたしが作り、娘のランドセルに入れていたものです。
 
Omamori
 
中から手紙が出てきました。
「(娘の名前)がしあわせになりますように
 神さまお守り下さい。淳子」
 
娘は言います。「愛だね」
 
事故に遭いませんように、病気になりませんように、
心が傷つきませんように…etc
親の願いは欲深く、果てしない。
 
お守りはもうじゅうぶん効力を発揮してくれましたが
捨て難く、残しておくことに。
 
娘は言いました。
「三丁目ではお金が入っていたよね」
 
そうそう、『ALWAYS 三丁目の夕日』では
おかあさんが息子のセーターのつぎあてに
お金を縫い付けておくのです。
で、それが子どもふたりの窮地を救う。
さりげないけどパンチのきいたエピソードでした。
三丁目の夕日、4作目が見たいなぁ。
 
最近借りたDVD『おのぼり物語』も
じんわりと親の愛を感じるあたたかい映画でした。
さりげないけどパンチのきいた良質な青春映画です。

2013年2月 3日 (日)

節分の日のロケ

本日も猫弁の撮影がありました。

ちょこっと見学させていただきました。
ロケだけど室内でしたから寒くなかったです。
 
猫弁太郎さんとあのかたとこのかたが…
 
言いたいことがほぼ言えません。
はやくキャストがすべて発表されるといいのですが。
 
言えることは…
役者さんひとりひとりがすばらしい演技をなさることと
百瀬さんの髪のくるんくるんは健在だということです。
 
ものすごく面白くなる予感。確信に近い予感です。
 
もとの台本をコピーしたその日だけの薄い台本があるのです。
スタッフさんの手作りで、シナリオだけでなく
手書きの地図やスケジュール表も載っています。
その台本の表紙に「今日は節分です」って書いてあって
今日が節分だと気付きました!
 
撮影は休み無く、明日もあさっても続きます。
俳優さんもスタッフさんも、気力体力半端じゃないです。

2013年2月 1日 (金)

たまには映画

先日、小さい透明(文庫の『猫弁と透明人間』)の発売前重版のお知らせをしましたが、

小さい猫弁(一作目)も重版11刷が決定しました。

猫弁、じわじわと広がってくれています。ありがたいことです。

そんな中、昨日、ふらりと新作映画の試写を観に行きました。

中学生円山』注:音が出ます。
中学生男子の妄想が主軸になっているアクション映画。
 
上記一行の説明ではどんな映画か全然わからないと思いますが、
妄想の内容はとてもここでは書けないし、
この映画、斬新すぎて説明がむずかしい。
 
わたしは以前、映画の企画開発のお仕事をしていました。
小説やコミックを原作とした映像化用のストーリーを作るとか、
犬をモチーフとしたオリジナルのストーリーを考えるとか、やってました。
 
犬映画は人気です。
「犬が出てくる話を作ってください」という依頼が続いたので、
「猫も書けますけど」と口答えをした記憶があります。
資料として過去の犬映画をいっぱい見ました。
名作『ハチ公物語』は20億越えの大ヒット作ですけど、
わたしはこの脚本、どうにも納得がいかず、好きになれません。
悲劇を描けば涙は出ます。けど、展開の端々が……ひっかかる。
ひっかかるのはわたしだけかもしれませんが。
ラッセ監督がリメイクした『HACHI 約束の犬』のほうが好きです。
 
話は戻りますが、映画の企画ってなかなか通らないんです。
半年かけた企画が捨てられ、その横を黒澤映画のリメイクたちがすーっと
通って行くのを見て「なんだかやりきれないぞ!」とこぶしを握りしめていました。
 
そんな記憶があるので、『中学生円山』のように説明が難しい個性派映画が
ちゃんと企画会議を通り、製作され、完成した。ということに、感動します。 
宮藤官九郎さんのお力なのでしょう。
新しいものが作れるんだなって、勇気をもらえます。
奇想天外でばらばらなエピソードを最後にきちんと落としこんでいるのもすごい。
 
ただし、わたしは乙女なので
中学生男子の妄想にはついていきかねました…。

« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »