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2013年2月19日 (火)

ぼんくら?

母から電話がありました。

「『猫弁と指輪物語』をいっきに読んだ」と言うのです!
 
新聞以外活字を読まない母が、『雪猫』に続き、快挙です。
猫弁の1作目は「読んだけど、よくわからなかった」らしいです。
「ドラマを見て、やっとわかった」らしいです。
3作目はイッキ読み。
 
母が「読んだ」と言うと、「今回は読みやすく書けたかな」と目安にもなり、
ほっとします。
ところが母はとんでもないことを言い出しました。
 
「あんた、吉岡くんのこと、ぼんくらと書いたろう?」
 
書きませんよ! 
登場人物の百瀬太郎の紹介文にはそう書きましたが、
それは百瀬太郎のことであって、吉岡さんではありません!
あんな立派な俳優さんをぼんくらなどと、事実無根です!
 
「そんなことを書いてしまって大丈夫かしらと、心配になって辞書を引いたら、
ぼんくらは悪い意味じゃないのね。のんびりしているさまなのね」
 
母は耳が遠いので、ひとりで話したいことを話し、切りました。
どきどきした〜。
どきどきのおかげで血の巡りがよくなって、あたたかくなったけど。
 
さてさて、
おかげさまで文庫『猫弁と透明人間』が3刷です!
ちゃんとみなさんのお手にとってもらえているようで、うれしくて泣きそうです。
がんばれ、透明!
 
そういえば、ぼんくらの語源には諸説あって、
フランス語の「ボン・クラ〜ジュ」だという説もあるそうですね。
がんばっての意だそうです。

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ぶんぶん的日常」カテゴリの記事

コメント

読みました!
秋田のみなさん、お元気そうでなによりです。
オビのコピーにビビってしまったのは私だけでしょうか。
読者カード出しました。
みっともなく修正テープだらけで、郵便代ごめんなさいという感じです。
(雪をかぶった男前のポストは黙って飲み込んでくれました。)
Bon courage!

ぼんくら=吉岡クンですか smile思わずクスって笑ってしまいました 。
お母様の中ではすっかり百瀬太郎=吉岡クンなのですね。かくいう私も、完全に吉岡太郎で読んでます。
キャストが発表されて、ますます読む楽しみ倍増です。
サインをめぐってのご両親のやり取りも愉快ですね。先日、ライブに行ってサイン色紙付きのcd買ったのですが、上下は何となくわかったのですが、あとはさっぱり分からずでしたwink
私は淳子さんのサイン大好きですheart01
講談社文庫の新聞広告に淳子さんのお名前大きく掲載されてて、嬉しくなりました。もう3刷なんて、凄いです。
ボン.クラ〜ジュ透明sign03

大山様  面白いですね。 笑ってしまいましたよ、ご両親が、応援していらっしゃる光景が、これまた、ドラマ~
 一晩で、読んでしまいました、少しずつ読もうと、思ったけどーーー。
 ぼんくらの吉岡君に、なって、出てくるの?  笑  たのしみですねーー、山田監督、ヤラレターーって、言うかも?
 吉岡君 お笑いのセンスあると、 コトーの監督が、おっしゃっていましたよ。
 せんべい布団に テヌーを、抱いて寝る 猫弁さん  映像で、観れるかしら?
 指輪を、喜ぶ 亜子さんの、顔を、見た、 猫弁さんの 表情が、目にうかびます。  笑

 面白くて、くすくす笑ったのに  読み終わったら  泣いてる私、 何か、哀しさが、伝わってくるんです。
 ひまわりがいつも、みてて、くれるはずなのに、~~ でも、温かな 涙でした。
 大山さんに届けてもらった、 素敵な物語  有難うございました。

淳子さん ご無沙汰しております。
いつもブログを楽しく読ませていただいています。
お母様のお話、思わず苦笑しました。
かく言う私も、指輪物語での百瀬さんの紹介が「天才とぼんくらの二面性を持つ」と
書かれていて、爆笑しました。
確かに、百瀬さん、この本ではぼんくらでしたね。
吉岡さんが百瀬さんを演じるシーンを想像しながら読むと、笑いが倍増されます。
指輪物語も絶対ドラマ化して欲しいです。よろしくお願いします。

おのださま
読んでいただけてうれしいです。
いつも応援ありがとうございます。
帯のコピーは編集の鍛治さんが頭から発火しそうなほど一生懸命考えてくれました。
読書カードもありがとうございます。
わたしは見せてもらったことがないんです。
頼めば見せでもらえるのかな? こんど聞いてみますね。
個人情報が載っているから、ダメかも。
モニター様のご意見は、個人情報を伏せた形でいつも作家に届きます。
JUNKO

武子さま
新聞広告、友人が写真を撮って画像を送ってくれました。
うち、新聞とってないんで、知らなかったんです。
子どもの頃、「新聞にのってみせよう」と言って、
新聞の上にぴょんと飛び乗る遊びをしていたら
兄に「活字を踏むとはなにごとだ」と怒られました。
わたしもいつか上下がわからないサインを書いてみたいです!
とりあえず今は、間違えないように書くことをがんばります!
JUNKO

ヒロミさま
読んで、笑って、泣いてくださって、ありがとうございます。
かなしいものが根底に流れている物語です。
登場人物が笑ったときに、こちらが泣けてくる。
そんな物語を作りたいです。
さて、第三弾は映像化できるでしょうか?
現時点で全く決まっていない状態ですが、がんばります!
わたしには、みなさまの応援が絶対絶対必要です。
こうして読んでくださること、ドラマを見てくださることが、追い風になります。
よろしくお願いします!
JUNKO

あじさんさま
おひさしぶりです!
人物紹介文は、わたしが書いてます。
ぼんくらって言葉はどうかなってちょっと思ったんですけど
指輪物語の百瀬はそうとしか言いようがないので
思い切ってぼんくらと書きました。
編集者が一発OKしてくれたので、そのまま載りました。
指輪物語のドラマ化はまだ決まってないのですが
わたしは絶対実現したいと思っています。
まずはどうぞ、透明人間を視聴してください。応援よろしくお願いします。

JUNKO様
 そうですよねえ、一般文芸書の読者数って莫大ですから
なかなか筆者のもとへ・・・というのもむずかしいのでしょう。
たぶん、整理される編集者の方も大変ですよね。
(本当に頭が発火するかもしれません) 
以前、児童文学の作家の方に「愛読者カードは、出してください。
読むと、本当に力がわいて励みになります!」と言われたことがあって
それから、琴線に触れた作品にはせっせと、書いて出しています。
…『猫弁と指輪物語』読んでいる間、ずっと頭のどこかで、
「さまざまなこと思い出す桜かな by芭蕉」がひびいていました。
(本文とまったく関係ないのですが)

おのださま
読者カード、おそらく講談社でデータ管理されていると思います。
読者さまの声や好みの傾向などを把握して本作りに反映しているのでしょう。
住所が載っているので、最近は個人情報的に作家は見せてもらえないのかも。
今はこうして直接インターネットでもご意見がきけるのでありがたいです。
お手紙等は講談社宛に出してくだされば、作家に届くらしいです。
指輪物語は、桜を意識して書きました。
つぼみから開花、そして葉桜へ…時間経過を表現しています。

JUNKO様
たびたびありがとうございます。
もしかしてお手を煩わせてしまったのではないでしょうか。
お礼ついでに、投稿してしまいます。
今回の「指輪物語」、前の2作に比べて、とても静かな印象を受けました。
軌道に乗った、安心して次を待っていられる!と思いました。(えらそうですみません。)
・・・百瀬さんには、元祖、宮沢賢治ではなく、
つたないけれど、女子大生のオマージュのようになってほしいです。
(今日、宮沢賢治の番組がBSプレミアムでありますね、楽しみです。)

おのださま
手はぜんぜんわずらってません。(←日本語おかしい?スミマセン)
わたしはいつも遊び感覚でこのブログにきているので、
超リラックスして、楽しくやりとりさせていただいてます。
そうですか。指輪は静かな印象ですか。たしかにそうかも。
実はわたしの中で1番てこずった作品なのです。
編集者からは今までで1番早くOKもらえて、あれって感じでした。
4でいよいよずっこけそうなので、安心しないで待っててくださいね。
BSで宮沢さん!絶対見ます。その前のナイチンゲールはチェックしてたんだけど
宮沢さん見落としてました!続けて観ます。

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