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2013年2月 1日 (金)

たまには映画

先日、小さい透明(文庫の『猫弁と透明人間』)の発売前重版のお知らせをしましたが、

小さい猫弁(一作目)も重版11刷が決定しました。

猫弁、じわじわと広がってくれています。ありがたいことです。

そんな中、昨日、ふらりと新作映画の試写を観に行きました。

中学生円山』注:音が出ます。
中学生男子の妄想が主軸になっているアクション映画。
 
上記一行の説明ではどんな映画か全然わからないと思いますが、
妄想の内容はとてもここでは書けないし、
この映画、斬新すぎて説明がむずかしい。
 
わたしは以前、映画の企画開発のお仕事をしていました。
小説やコミックを原作とした映像化用のストーリーを作るとか、
犬をモチーフとしたオリジナルのストーリーを考えるとか、やってました。
 
犬映画は人気です。
「犬が出てくる話を作ってください」という依頼が続いたので、
「猫も書けますけど」と口答えをした記憶があります。
資料として過去の犬映画をいっぱい見ました。
名作『ハチ公物語』は20億越えの大ヒット作ですけど、
わたしはこの脚本、どうにも納得がいかず、好きになれません。
悲劇を描けば涙は出ます。けど、展開の端々が……ひっかかる。
ひっかかるのはわたしだけかもしれませんが。
ラッセ監督がリメイクした『HACHI 約束の犬』のほうが好きです。
 
話は戻りますが、映画の企画ってなかなか通らないんです。
半年かけた企画が捨てられ、その横を黒澤映画のリメイクたちがすーっと
通って行くのを見て「なんだかやりきれないぞ!」とこぶしを握りしめていました。
 
そんな記憶があるので、『中学生円山』のように説明が難しい個性派映画が
ちゃんと企画会議を通り、製作され、完成した。ということに、感動します。 
宮藤官九郎さんのお力なのでしょう。
新しいものが作れるんだなって、勇気をもらえます。
奇想天外でばらばらなエピソードを最後にきちんと落としこんでいるのもすごい。
 
ただし、わたしは乙女なので
中学生男子の妄想にはついていきかねました…。

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