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2013年3月21日 (木)

食ってやる的な

わたしは胃腸が弱いんです。かなり。

生まれてこのかた、ずっとです。
ひとと同じ量を食べると必ずあとでお腹が痛くなる、壊す、
寒気や吐き気などなど、「おなか台風」が来るため
親はしつけの常套句「残さず食べなさい」とけして言いませんでしたし、
わたしも自己防衛のため「腹六分。必ず残す」と脳にすりこまれており
それはもう習慣になっています。
 
だいじょうぶそうな時でもおまじないのように残します。
おなか台風、こわいですからね。
先日、朝食のトーストをひとかけら残しました。
いつもは半分残しますが、この日はわりと調子良く食べることができ、
残したのはおまじないのひとかけら。
すると夫が「もういいの?」と言って、ぱくっと食べました。
 
わたしは言いました。
「無理して食べてくれなくていいよ。お掃除みたいで悪いし」
すると夫はこう言いました。
「ミスチルの歌にあるじゃない。全部食ってやる、みたいな。あんな気分」
 
わたしは一瞬固まり、その後、
 
アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャアヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャアヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
アヒャヒャが止まらない。
 
夫は「何がそんなにおかしいの?」とぽかんとしています。
だって!
夫がミスチルの、あんなかっこいいミスチルの歌を引用するなんて
どうにもおかしくって!
さだまさしならまだしも(さださんごめんなさい)、ミスチルです!
夫から最も遠いカテゴリーじゃないですか。
 
夫が引用したのは『名もなき詩』の冒頭ですね。
 
ちょっとぐらいの汚れ物ならば
残さずに全部食べてやる
 
うーん。すんばらしい詩ですね。哲学です。
わたしは乙女としてこういう気概を男性に望みますね。
しかし
夫がトーストの残骸を食べるのは
これとは違う世界のような気がします。
…単にビンボくさい…。
 
『名もなき詩』でドラマ『ピュア』を思い出しました。
2度見てやっとラストが納得できた、とても印象的なドラマです。

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