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2013年5月 4日 (土)

はかない夢

猫弁は「多視点」で書かれている小説です。

日本の小説は一視点で描くものが多いみたい。

わたしは多視点で描ける面白さに力点を置きたくて、
あえて多視点を選び、第一作をコンクールに送りました。
あとのことは考えていなかったんですね。
コンクールって、イチかバチかの賭けですからね。  
 
受賞して、シリーズを重ねる時に気付いたんです。
多視点は、書くのに苦労するのはもちろんですが、
読み手にも負担をかけるのだと。
気付いてからは、なるべく負担をかけないようにと、
工夫するようになりました。
 
第二、第三と「読みやすくなった」と感じた方は、
慣れてくださったのはもちろん、
わたしなりの工夫も少しは役に立ってるのかもしれません。
 
『あずかりやさん』と『雪猫』は一視点です。書きやすいし読みやすい。
わたしにとり猫弁は難しい課題なんです。
そもそもわたしの筆力では無理なんではないかと
最近、4を書きながら気付いたんです。
 
そして、考えました。
猫弁シリーズを実力派の作家さんに書いていただいたらどうかと。
たとえば4を東野圭吾さまが書いてくださる。
たとえば5を伊坂幸太郎さまが書いてくださる。
6を宮部みゆきさま、7を小川洋子さま。
もちろん著者名は書いた方のお名前です。
 
時には殺人が起こったり、純文学的だったり、
シリーズの中でジャンルが揺れるんです。そういうのって面白くないですか?
 
第8弾 猫弁とノルウェイの森林 村上春樹作 とか。ムリ?
 
わたしが書くよりずっと面白そうだし、
多くの人が買って読んでくだること間違いナーシ!
 
そこまで考えて、ふーっと寂しい気持ちになりました。
情けないったらありゃしない。
 
百瀬さん、わたしが生みの親でゴメンナサイ。
星のもとと思い、受け入れてください。
わたしゃ書きます。
下手だけど、がんばりまっす。

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ぶんぶん的日常」カテゴリの記事

コメント

淳子さま、なんてこと仰るんですか!びっくりです、悲しくて泣けてくるじゃないですか!
ホントに涙拭きながら、鼻グジュグジュで書いてます。
猫弁の作品は貴女が創りあげた世界です。百瀬太郎の1番の魅力は優しさです。
心がほわ~って温かくなって、百瀬さんを見てるとこちらまで優しい気持ちになれるんです。

多視点から動きだしても終わり方は 見事にピースがかみ合ってほっとするんです。
貴女の人間性(優しさ)から生まれた物語に、私達は癒され幸せな気持ちになれます。
淳子さま、そんな思いが頭をよぎるなんて、もしかしたらお疲れでは?
心と体にお休みを与えて下さい。猫弁フアンは淳子さまの作品を待っているんです。
ぶんぶん館ホットラインにも 書き込みしました。

猫弁①②を拝読して、日本に余りない多視点から書かれた手法がとても面白かったです。(ドラマも繰り返し見ていますが、小説も繰り返し読んでいます)

読み手がとても面白いと思う以上に、多視点から物を書くというのは書き手にとって凄く難産なのだと改めて思いました…。

出版社さんとのお約束の期日等々のしがらみもおありだと思いますが…、心身を休める為にも、ホンの少しでもお仕事から離れることが出来るお時間がありますように。

淳子様。

「多視点で書く」 とは、他者への思いや、想像力、暮らしの中の雑然とした事象、
自分の経験を足がかりにしてこそ、描かれるものと思います。
あまりに読みやすく、気持ちを揺らす風のひと吹きもなく、すっかり消えてゆく小説の
多い中で、「猫弁」は読むごとに味わい深く、観るごとに発見や驚きがあります。

「猫弁とやっかいな依頼人たち」「猫弁と透明人間」「猫弁と指輪物語」 ひまわり色の
本がもう、ぼろぼろになってきました。

猫弁の影響を受けて、去年は畑にたくさんのひまわりを植えました。
トマトやなすびの陰で小さくなっていたひまわりが、夏の日、あっちにもこっちにも
見事な黄色い花を咲かせた時はどんなにうれしかったか。
今年も植えようって思っていたら、去年のこぼれダネがもう 双葉をつけて育っています。

黒澤明の遺言という本の中に

 「内田百閒は、人間的弱みを隠さないんだ。さらけだしちゃう。 そこに打たれるんですね。」って書いてありました。


 何もできないけれど、応援だけは誰にも負けず、やります。
 
  「がんばれ 百瀬太郎! 淳子さん!」

大山様  お疲れのご様子、少し気分転換 なさっては?

     何をおっしゃいますか
     時には殺人? 純文学的?  シリーズのなかで、ジャンルが、ゆれる?
     そんな、物語は 飽きるほど 一杯 あふれていますよ。

     淳子様の構想は、今までにあまりなかったように 思っています。
     これは断言できます、  私ごときが、と、思うけど、 ~~ あえて言わせてくださいませ   笑

     猫弁さんは、 新しいヒローになりました。
     貴女が、あなたの、優しさが 生みだしたんです。   寝るとき 必ず  3冊の、どれかの、ページを、
     開き そして 優しさに包まれて  眠るのです。  睡眠剤などいりません。

     今の、猫弁さんが、見たい 亜子さんと、仲良く暮らす 猫弁も見たい  できたら、可愛いあかちゃんも。
     いつか、いつか 、何処かで会える お母さん の、お話が読みたいです。

     嬉しくて~嬉しくて 泣いてしまうそんな、場面 等 等
     まんが、を、ドラマに 映画には 今沢山あるけれど、---

     あなたの、優しい、素敵なお人柄から、ほっくりと、生まれた オリジナルですもの。
     素晴らしいでは、ありませんか。

     どうぞ 新しい空気でも 前頭葉に、いれて、  休養を、取ってくださいませ。   お体気を、つけて~~。

私は絵をかく人です。文のことは難しくて良く分かりませんが、いずれも作者の脳みそが作るイメージだとおもいます。つまり、その人です。猫は好きではありませんが、この物語はとても好きです。ハートです。

ぼくは吉岡秀隆さんが大好きで作文も好きなので将来(今は小学6年生です)、吉岡秀隆さんの脚本をつくりたいです。
なので、大山淳子さんはぼくの目標です。
猫弁で百瀬太郎さんの一生懸命で純粋なところがまだ心に残っています。

淳子さま
コメントされてる皆様のように上手く気持ちを表現できないので、書き込みを躊躇していましたが、可愛い男の子のコメントに勇気をいただきました。
確かファンメッセージにも小学生の応援がありましたね。頼もしいです。純な気持ちを持っているからこそ、猫弁の素晴らしさが、大人より、わかるのかもしれませんね。
猫弁は淳子さんのものです。どんな大作家であろうと、入り込めない世界です。
よく友人に言うんです。「頑張りすぎないよう、頑張ってね」と…淳子さんにも、この言葉を贈りますheart04

今届いた「asta*」にJUNKOさんのインタビュー記事が。
「あずかりやさん」に心わくわく。

大山淳子は大丈夫!!
ときどきはこんなふうに、弱音をは吐くのも悪くないと思います。

反省会で色々ありましたか?
もっと、内容を絞らないとダメなんだよ!何て言ったオヤジがいましたか?
思うように視聴率が取れないと、色々とダメだしするお偉方がいるかもしれないけど
多視点で描かれた『猫弁』は本当に面白いですよ。
ただ、2時間ドラマと言っても、仕方がないことだけどCMがやたらと入るので正味は90分ぐらいだし、
原作を読んでいない視聴者にはどうしても、繋がりが伝わりにくい。
きっと、編集でカットされている部分にいっぱい重要なところがあるんでしょうね。
本当は2夜連続とかでじっくり放送されたら、もっと『猫弁』のおもしろさ、切なさが伝わるんだと思います。
きっと、それは大山様やこの作品に携わった現場の方達が一番わかっていらっしゃるんでしょうが・・・・・
これで、『猫弁』に会えなくなるのはファンとしては心外です。
大山様の温かさが伝わってくる『猫弁』好きです。
これからも、書きつづけていただきたいし、いいものを作ろうと頑張ってくれたすべての人に感謝です。
応援しています。

猫弁大好きです。何回も読みました。百瀬さんが素敵です。4巻楽しみにしています。
今日は、新刊を買いに行きます。わくわく。

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