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2013年10月14日 (月)

音の糸

昨日は友人が在籍する弦楽合奏団の演奏会に行きました。

新卒入社した会社の同期です。
同じ課に配属されたので、仲良しでした。
しっかりものの彼女には、ずいぶんと助けられました。
 
「今日は練習があるんだ」と言って
大きなチェロをかついで出勤する姿が記憶に残っています。
彼女はずっと音楽を続けています。
「これだ」と思えるものに若くして出会い、
人生を通して付き合い続けるって、すごいことだし、うらやましいです。
 
わたしは弾けませんが、弦楽器の音が好きです。
聴いていると、いくつかの細い糸が曲線を描きつつ流れるのが見えるようです。
最後にすうっとひとつにまとまる…。
鳥肌が立つ感覚と、精神が落着する感覚、両方が交互にきます。
 
昨日は聴いているうちに、今創作中の作品でひっかかっていた部分が
ふいにほどけて、前が見えました。
音の糸に感謝感謝です。
 

ふと、演奏する人はどんな気持ちなのだろうと思いました。

聴いている人の心地よさは、演奏する人の心地よさとどう違うのだろう?
そもそも奏でる側は心地よいのでしょうか?
小説を書く気持ちと、演奏する気持ちって、違うのかしら?
 
演奏家も小説家もひとりひとり違うのでしょうが
わたしの場合は、書く心地よさは必ずあります。
「快適」とか「らくちん」とは違う質のものですが、
どんなに過酷な状況でも心地よさを伴いつつ書いてます。
そうでない状態で書くって、たぶんできない。
 
昨日は娘と一緒だったのですが、
会う人会う人に「そっくりだね!」と言われました。
やはり親子なんだ…と思いました。

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コメント

いらしていただき、ありがとうございました。
その上、「ひっかかっていた部分がふいにほどけて」というのはなんとうれしいことでしょう。

演奏するとき、アンサンブルの輪 音楽に入れたときはとても心地良いです。一方で聴いてくださる方に届けるための冷静な目、というか 耳も意識するようにしています。その余裕がなくなることも多々ありますが・・・。何かを表現して、他の人に届けるっていう点では共通しているのかも。

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