« 乙女の夢 | トップページ | 爪の先の幸福 »

2013年11月28日 (木)

華麗なるギャツビー

70年代のハリウッド映画『華麗なるギャツビー』はなんどもDVDで観ています。

お城のような家に住み、毎日パーティーを開く謎の男ギャツビーを
ロバート・レッドフォードが演じます。
ギャツビーが思いをよせる人妻デイジーをミア・ファローが演じます。
 
ギャツビーは神秘的で、こちらの想像力をかきたてる人物像です。
物語は途中からあっと驚く展開に。
静かに驚き、胸に痛みを覚えつつラストを迎えます。
原作はフィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』
 
わたしはこれと似たような物語をまだ見たことがありません。
恋愛映画とも言えないし、ミステリーとも言い切れず。
ひとりの男の人生を多角的に描いた傑作です。
わたしにとり存在が突出した映画。映像もきれい。
 
さて、この名作は今年リメイクされました。

さっそく見ましたが、こちらはハッキリクッキリしています。

より衣装が豪華になり、より舞台が派手になり、
演出も過剰になり、ギャツビーに神秘はありません。
 
レオナルド・ディカプリオ演じるギャツビーは
人間臭く、現実にいそうなキャラで、よくしゃべる。
70年代の映画では謎だった部分に解答を与えています。
ムキダシの真相づくし!
 
どちらが好きか、好みは分かれると思いますが、
わたしは断然、70年代派です。
真相要らないっ!
想像の余地、残してよ! 
リメイク版は、脚本のセンスもよくありません。
ひとつの真実を二重に説明していて、野暮ったい。
 
70年代版は、脚本をコッポラが書いてます。
全体が見えていて、気品のある脚本です。
 
あいまいを許さず、これとこれがこう、とハッキリ描くのが
現代的ならば、わたしは古典的方法で表現したいなぁ。

« 乙女の夢 | トップページ | 爪の先の幸福 »

シネマdeぶんぶん」カテゴリの記事

コメント

独身貴族、良かったです。
守の台詞は心に響きます。
役者さん、お世辞にも上手いとは思わないのに、お風呂入ってるシーンなんてキャラぶれぶれで・・?
でも、なんかいいです^^
ああいう上司がいたら私の人生も少し違ったかなと思います。

脚本家さん作家さんにはああいう悩みがあるんですね。
映画には疎いですが、映画音楽は雰囲気があって好きです。ムーンリバーは分かります^^

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/562780/58654416

この記事へのトラックバック一覧です: 華麗なるギャツビー:

« 乙女の夢 | トップページ | 爪の先の幸福 »