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2014年6月 6日 (金)

父の夢

1月末に自宅で昏睡状態に陥り、救急車で運ばれた父。

日々変化する容態に一喜一憂した救命センターでの2ヵ月。
長く辛い治療の末、命はとりとめましたが、
意識がもうろうとしてしまい、手足の筋肉もなくなり、寝たきり状態に。
治療が山を越えると、救命センターは出なければなりません。
 
転院先はなかなか決まりませんでした。
「良くなる見込みがない」と受け入れを断られたりもしましたが、
「良くなる気がする」と思ったので、リハビリをしてくれる病院を探しました。
 
強く、なんども声をかけると、父の意識はもどるんです。
「わたしは娘の淳子だよ」と話しかけると
「自分が付けた名前を忘れるわけないじゃないか」
父は不服そうに言い返し、それからまた眠ってしまうのです。
「回復は難しい」と言われても、あきらめきれません。
 
家族の思いを受け入れてくれたリハビリ専門病棟で、
父は歯をくいしばって訓練に励み、3ヵ月。
強力なプログラムで、訓練は1日の休みもありません。
熱心な療法士さん、あたたかい看護師さん、優しいお医者様のおかげで
心も体も驚くほど回復し、いよいよ来週退院です。
 
相撲の行司の「のこった!のこった!」のかけ声が聴こえます。
万全ではないけど、人生が残った!んです。
 

父は「退院したらカレー食ってラーメン食って半年後に自転車に乗る」と言います。

わたしはお医者さまから「自転車は捨てちゃってください」と耳打ちされました。

父はおっちょこちょいなのに、几帳面で、潔癖性です。
自己流解釈、自己流行動で、周囲をハラハラさせます。

父を見ていると、自分を見ているようです。
とにもかくにも残った人生、楽しんで欲しいです。

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コメント

BORDER衝撃の結末でしたね…
え?! これで終わるの??? という結末に、しばし呆然。

今日は死神くんです。

どちらも生死を扱うドラマですね…


お父様、ご快復おめでとうございます。

お父様を中心にご家族一致団結して、大きな壁をぶちやぶったのですね^^

まだまだご心労がおありでしょうが、まずは頑張ったお父様、ご家族、そしてご自身を大いに褒めてあげてください^^

お医者さまからの耳打ちになんだか妙になごんじゃった。。。

退院、おめでとうございます!!!

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