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2014年8月31日 (日)

試行錯誤してます

東京は急に涼しくなりました。8月も終わる。あせります。

今月は書くのに忙しく、あまり本を読めてないのですが
大切な本は折りに触れ読み返します。
わたしにとって大切な本は、
文章のうまさとかどんでんがえしの妙とかではなくて、
シーンの美しさだったり、
考え方の新鮮さだったり、
それに触れて心がふるえた時、一生ものの本となります。
 
ドラマや映画も同じです。 
作り手が重要だと思い、大切にしている部分が
自分の心とかけ離れている場合は、感動できません。
「だいじでしょ!ここ、泣けるでしょ!」とアピールされても
自分にとって、そーでもないコトだと、心に響きません。
映像がきれいで、音楽が素敵で、構成がスマートで、トリックが見事でも、
だめなんです。
 

わたしは今、手さぐりで一行一行書き進めています。

試行錯誤の中、ふと、高校時代を思い出しました。
現代国語の授業で、「芥川龍之介の羅生門の続きを書く」という宿題があり
続きを書いたら、先生に呼ばれて
「一時間、好きに授業をしていいよ」と言われたんです。
妙なことを言われたという記憶で、覚えているのですが、
いったいどういう続きを書いたのか、
授業をどうやったのか、覚えていません。
しゃべるのが苦手だったから、辞退したのかも。
打っても響かない人間なんです、昔から。
 
芥川作品はそのほとんどを中学時代に読みました。
中学の教科書に芥川氏の顔写真が載っていて、
すごくかっこよく見えたので、興味をもったのがきっかけです。
小〜中学生の頃は、明治、大正、昭和初期の小説が好きで、
特に好きだったのは志賀直弥と井上靖の私小説ですが、
顔はダントツ芥川氏が好きでした。
芥川作品は、短編で読みやすいのですが、歳をとってからのほうが、
心に深く染み通る気がします。
太宰作品は何年か1度、世間でブームになりますが
わたしの「だいじ」と作者の「だいじ」が交わらず、
まだうまく咀嚼できません。
 
わたし、試行錯誤を続けていますが、うまくなるのはあきらめました。
今はただ伝えたいことを一生懸命書いていこうと思います。

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そんな大山さんの本が好きなんですsun

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