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2015年5月31日 (日)

マイライフ、マイファミリー…は違う!

ひと仕事終えたので、ご褒美にレンタルDVDを鑑賞。

『マイライフ、マイファミリー』
 
フィリップ・シーモア・ホフマンと、ローラ・レニー。
大好きな俳優さんが共演するということで、前から気になっていたのですが
日本では未公開だし、あらすじを調べてもなんだか地味だし、
そんなに期待していなかったのですが…
ものすごく良かった。
 
兄は大学教授、妹は契約社員。ふたりの中年独身兄妹が
遠方に暮らす年老いた父親を引き取らねばならなくなり、
施設を探し…やがて死を受け止めるまでのとまどいや葛藤。
平行して兄妹それぞれの人生が静かな演出で描かれます。
 
中年兄妹の距離感と、ないようであるような絆。
描き方がリアルで、目が離せなかった。
悲しいけど笑えるシーンがいっぱい。
説明台詞は無いし、余計な経過はカットして飛びます。
わたしが最も憎む「段取り描写」がきちんと省かれている。
 
さりげなく犬と猫が出て来ます。植物も。
命を思う時って、他の生物に目がいきますよね。
 
あらすじは、どう書いてもなんだか違うって気がする。
映画も小説もあらすじは重要ではないのかも。
邦題はかなり残念。
正しいけど間違ってる。
なんとかならなかったのか!(代案がないくせにごめんなさい)

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コメント

あらすじは重要ではない、とは受け手一人一人の感じ方が大切ということでしょうか?
確かに、同じワタシでも、年齢や体調などで感じ方は色々ですね。例えば、今日、片付けで幼い頃夢中になった”折り紙”が出てきたのですが、その中に、祖母からもらった”千代紙”があって、当時のワタシはダサイと感じ、サンリオキャラの折り紙のがほしかった、などとバチ当たりなことを思ったのですが、今この年になると、渋くてカッコイイ柄のものばかりで、祖母としてはワタシを想ってプレゼントしてくれたのだ!と感じ入りました。
母がかるーい脳梗塞になったりで、母の日に恥ずかしながら初めてまともな贈り物しました(何あげても喜ばないので)、ミニ胡蝶蘭です、卓上で繊細な花を見てると元気に長生きしてほしいと母だか花だかボーと想うことがあります。昔、会社のカネノナルキを水をあげすぎて、枯らしたことがある私。気をつけて来年も育て上げて花を咲かせ、家族で見たいです。

『吾輩は猫である』 で、
「番茶」の英訳を生徒にたずねられた苦沙弥先生が、
「savage tea」と答えたのを思い出しました。

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