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2015年9月 5日 (土)

9月ですね

以前、デザイン事務所でパートをしたことがあります。

急に母子家庭になって、仕事を探していたとき、
声をかけてくださる方がいて、2年ほど働かせてもらいました。
 
わたし自身はデザインはできません。
使いっ走りや、電話対応、データを集めたり、
慣れてくると、イラストを描いたりもしていました。
 
当時、「ポジ屋さん」と呼んでいた記憶ですが、
画像やイラストを所蔵・管理している会社がありました。
そこへデザインに必要な写真を借りに行きます。
写真の図書館みたいなイメージです。
「花」の引き出しには数え切れない種類の花のネガフィルムがありました。
そこから、上司が求めている画像を選ぶのです。
 
ラフやプレゼンに使う場合は「ラフ用レンタル」の代金を払います。
画像にうっすらとポジ屋さんのマークが入ったまま使用します。
著作権の印です。
商品化して使う場合は値段が上がり、解像度も上がり、
マークが消えます。
 
ポジ屋さんが所蔵する写真やイラストは、それを撮った人、
描いた人が当然いるわけで、おそらく「買い取り」という形で
納品しているんじゃないかと思います。
 
老舗の通信社も画像提供サービスをしていて
希少な画像を借りに行ったことがあります。
使用目的とか期間とか書類に書き込んで、
お借りしました。

オリンピックのエンブレム、ごたごたしましたね。

デザイン云々よりも、
展開例の背景の写真をなぜ個人ブログから借用したか、
そこは腑に落ちませんでした。
 
前述の通り、画像を提供する会社がありますし、
プレゼンは「商業目的での使用」です。
確かなところから借りる、買う、あるいは、
自分で撮るなど、いくらでも方法はあります。
ひと手間かかるけど、経費はそんなにかからない。
 
プロがアマから黙って画像を拝借するなんて、
業界の慣例ってことは絶対にないと思う。
どうしてそんなことになっちゃったのかなぁ。
 
9月になると急に年末が頭に浮かんでしまいます。焦ります。
子どもの頃は9月が好きでした。
夏休みに飽きたころ、イベント的な気持ちで登校。
宿題は「やりたいものだけチョイス」する方式(わたしだけの方式)
でしたので、ちっとも苦じゃありませんでした。
教室の後ろの棚はみんなが作って来た工作であふれていましたね。
ヤクルトのパッケージで何か作ってる人、必ずいました。
わたしは宿題をしなくて怒られた記憶がない。
なんでかなぁ。
 
 
 
 

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コメント

小学校の工作といえば、図工の時間
丸く切った色紙を使って、何かの絵を描きましょう、という課題があり、
だいすきな猫の顔にしました。
それを見た同じ班のすばしっこい女の子が、
あっという間に真似をして仕上げ、先生に出しました。
わたしはといえば、自分ちの猫に似せるべく、
細かに描きあげた作品を提出したところ
先生に、「マネしていいと思っているのか?やり直し!」と命じられました。
人生の機微を知った、小学三年生の秋なのでありました。

・・・書籍を公の場で紹介するとき、出版社に許可をいただくのですが、
大体、画像ではなく実物を紹介してくださいと言われます。
印刷物に掲載するときは、書籍自体はよくても、
著名な方の写真が入っている場合は、それに関して
料金が発生したりもします。
なんだか、ハードル高いなあとも思うのですが、
プロが本気で作り上げたもの、と考えると当然かなぁ、
という気にもなります。

以前、勤めた会社で紙袋のデザインを変えることになり、デザイン会社から、案を何度も頂き、社内検討しましたが、やはり既に世に出ているものの抽出が推測される案が意外とありました。社内意見も割れて、決まらず。理由は、何に決めても文句が出る事は分かっている為、その矢面に立つことを誰もが嫌う、というのが主。誰もがイイ案なんて、ツマンナイ出来になるに決まってるし。結局、社長がイメージ画を描いてきて、それをほぼ忠実に作ることで納得、という結末でした。総意とワンマン、相反しますが、どちらも大事だと感じます。

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