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2015年10月 4日 (日)

トニー滝谷

映画『トニー滝谷』(2005年公開)を久しぶりに観ました。

公開時に1度見て、いいなあと思ってDVD発売後再び見て、
原作(村上春樹)も読みました。
それから十年近く経って、昨日、ふと見直してみました。
 
やはり良くて、観賞後すぐに原作を読み直して愕然としました。
原作に忠実、ということはわかってたんですけど
一言一句、そのままなんです。
1ページにつき、1行か2行、欠落部分はあるのですが
ほぼ原文通り、映像化しています。
 
でも、映像はしっかりと映像的なんです。
文章が映像を邪魔せず、引き立てているんです。
こういうことができるんだ…と
わたしは深くショックを受けました。良い意味です。

美しい文章だからできた、というのがありますね。

村上春樹さんの三人称の文章が美しい。
音楽は坂本龍一氏。
この映画は発明だなぁって改めて思いました。

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コメント

秋になりましたねぇ。

…トニー滝谷氏は、映画でもストッキングを焼却したのでしょうか。
村上春樹作品に時折出てくる「ストッキング」にはいつも、ハッ!としてしまいます。
映像化されたものはまだ一本も見たことがないのですが。

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