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2016年3月

2016年3月31日 (木)

かきすすまんない

今日はどうにも書き進まんない(造語です)のでちょっとだけ外へ逃避。

桜が七分咲きなのを確認しながら川沿いを早足で歩きました。
Uターンする地点にアイスクリーム屋さんがあって
「桜アイス」という文字が目につき、足をとめました。
どんな味だろ? 
アイスの気分じゃなかったし、早く帰って続きを書かなくちゃなのですが
好奇心がふくらんでしまい、「注文しようかな」と心が動いた矢先、
「どうぞ味見を!」と目の前にスプーンひとくちぶんが差し出されました。
まさに桜味のアイスです。
 
ありがたくいただきました。
おいしかったです。
「なるほどこういう味なわけですか」と
好奇心が満たされ、でもアイスの気分じゃなかったので
そのまま帰ってしまいました。
 
もしあの親切な店員さんがスプーンを差し出さなかったら
わたしは注文していました。
もしあの親切な店員さんが桜味以外のものをくれていたら
わたしはやはり桜アイスを注文していました。
なのになのに、
あのすばらしい店員さんがわたしの知りたいことを教えてくれたがために
わたしは満足してしまい、注文せずに帰宅したというわけです。
 
親切が仇(あだ)となった。
仇にしたのはこのわたしです。
正しくは、人の親切を仇にした。
 
かきすすまんない日のわたしは、心も視野も狭すぎる。
帰り道で激しく後悔。
「わあおいしいです。では桜味をシングルでください!」と
なぜ言えなかったのでしょう。
もし言えたら、いい感じの日常のひとコマができあがったのに!
自分が嫌になる。
おいしかったんです、ほんとうに。おすすめです。
 
桜といえば。

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2016年3月28日 (月)

ときどき、一生

昨夜、『ストレンジャー』というドラマを見ました。

萩尾望都さんの『ポーの一族』が原案ということでしたので。
 
世界観が違っていたし、キャラクターも違っていました。
事件があって解決するという、ミステリ風味になっているのには
驚きました。
 
それでいて、ところどころですが、
原作のセリフがそのまんま使われているのです。
同じセリフを別のキャラクターが別のシチュエーションでしゃべる。
そういう作り方もあるのですね。
 
わたしはとにかく原作が好きで、すべてのセリフが頭にありますので、
セリフから原作のシーンが浮かんでしまい
目の前で展開するドラマに入り込めなかったです。
 
このドラマ、サブタイトルに「バケモノ」という言葉を使っています。
原作では本人たちが自嘲気味に使ったりする言葉なので
こういう、別の使い方をすると、違和感。
同様の違和感が本編でもずーっと続いているという感じ。
そこを楽しむのもアリなのでしょう。
 
脇のかたたちの演技が充実していました。
あまり普段見ない役者さんがきらっと光る演技をしていて
そこは見応えがありました。
 

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2016年3月20日 (日)

箱猫

急に暖かくなって、桜が勇み足になりそうで怖いです。

気がついたら散ってた。なんてことがないように、
桜の動向を気にしながら創作しています。
 
連ドラはすべてをチェックしていませんが
このクールは「シナリオうまいな〜」とうなっちゃう作品が
昨年よりも多かったです。
なかでも月9の『いつかこの恋を…』は
なんでこんなにうまいんだろ!と
3度も見返した回がありました。
 
ひとつひとつのエピソードにちゃんと伏線がはられていて
そこまでしなくても…というくらいきめ細かくできている。
 
金10の『わたしを離さないで』も挑戦的かつ丁寧なシナリオでした。
大河ドラマ『真田丸』もすばらしい。
視聴率とシナリオの出来はけして比例しないけど
良い作品はきちんと評価されて次につながるといいですね。
 
良い作品に触れて感心ばかりしていると
自分がさぼってるような気がしてきちゃうのですが
精一杯書いています。夜はばたんきゅーです。
ばたんきゅーって死語かな。
わたしはよく使います。
 
小学館の文芸誌『きらら』の連載『福女』は今月で終了です。
生まれて初めての連載でしたが、なんとか終えることができました。
後半になると、「予定より少し早めにラストになりそう」と思い始め、
一回分早めに終了することを編集部に申告しました。
なのになのに、
最終回を書いているうちに「やっぱあと一回必要だった」と気付き
ラストはぎゅうぎゅうに詰め込みました。
こういうところが「初めて」の甘さというか、
まだまだ書き手としてプロじゃないなあって
反省しています。
 
励ましのお便りありがとうございました。
年内に単行本化の予定です。
大直しの必要を感じていて、がんばらないといけません。
 

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2016年3月13日 (日)

スイッチ・ブーブー

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夫が孫の紅茶のために作ったおもちゃです。
古いスイッチ、昔使っ てた何かについていた古タイヤ。
すべてうちにあったものでできてます。
1歳が片手で握れる大きさです。
紅茶はスイッチをパチパチするのが好きだし
タイヤをコロコロするのが好きなので
ダブル満足な様子。
 
電動ではないのでスイッチを入れても切っても
何ら変わらない…と思いきや、

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2016年3月10日 (木)

GINGER L。

Ginger_l

本日発売の『GINGER L。』春号です。
カレーにまつわるエッセイを書きました。
まだサイトに最新号情報が載っていませんが、
アマゾンではこちら
この雑誌は小説もエッセイも読み応えあります。
内容が濃いので読みふけってしまいました。
女性向けっぽいのですが、男女共楽しめると思います。

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2016年3月 4日 (金)

萩尾望都先生

昨日はひなまつりでしたね。

わたしにとって昨日は『慢勉』に萩尾望都先生が
ご出演する日!でした。
ずーっとこの日を待っていました。
 
びっくりしました!
萩尾望都先生はデビュー47年、こんなに長い間第一線で活躍しているのに
いまだ「勘」で描かない!
あんなに丁寧に試行錯誤してる!
すごい。
感動です。
「人のこころを揺さぶるのは簡単なことではない」とおっしゃってたけど
本当にそう思います。
 
わたしは毎作初心者の気持ちで小説を書いていますが
デビュー4年じゃあ、当たり前の前の前というか、
一生こういう気持ちで書くのだなあと、
そうやって書いてていいのだなあと、思いました。
 
わたしは小学一年生の頃からストーリー漫画を描いていました。
Gペンやらガラスペンなど揃えたりして、
いつか漫画家になりたいなあとぼんやりとですが
思ったこともありました。
高校生の時に『ポーの一族』を読み、大ショック!
「頂点を見た!」と漫画家をあきらめました。
 

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2016年3月 1日 (火)

29日のいなもと

昨日は四年に一度しかない日でしたね。

記念に更新しようと思ったんですけど気がついたら
深夜零時を回っていました。
 
この写真は29日に撮影したものです。
猫が いるうちの椅子はズタボロ。
 
Ina0301
いな「だから何?」
 
はやくも3月!
ゲラゲラまっさい中デス。
3月は仕事に生きる女になりそう。
桜を見るまでがんばろうっと。

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