« 箱猫 | トップページ | かきすすまんない »

2016年3月28日 (月)

ときどき、一生

昨夜、『ストレンジャー』というドラマを見ました。

萩尾望都さんの『ポーの一族』が原案ということでしたので。
 
世界観が違っていたし、キャラクターも違っていました。
事件があって解決するという、ミステリ風味になっているのには
驚きました。
 
それでいて、ところどころですが、
原作のセリフがそのまんま使われているのです。
同じセリフを別のキャラクターが別のシチュエーションでしゃべる。
そういう作り方もあるのですね。
 
わたしはとにかく原作が好きで、すべてのセリフが頭にありますので、
セリフから原作のシーンが浮かんでしまい
目の前で展開するドラマに入り込めなかったです。
 
このドラマ、サブタイトルに「バケモノ」という言葉を使っています。
原作では本人たちが自嘲気味に使ったりする言葉なので
こういう、別の使い方をすると、違和感。
同様の違和感が本編でもずーっと続いているという感じ。
そこを楽しむのもアリなのでしょう。
 
脇のかたたちの演技が充実していました。
あまり普段見ない役者さんがきらっと光る演技をしていて
そこは見応えがありました。
 

コメント欄で『分解日記』についてのご質問がありました。

お読みくださってありがとうございます。
 
『分解日記』は思い入れのある作品です。
思い入れのない作品など一作もありませんが、
この作品については、少し変わった思いがわたしの中にあるのです。
このシリーズは、
ときどき書く。一生書く。終わらない。
 
あくまでもこれは作者のわたしの願いで、そういう心づもりでした。
ところが、現在の出版事情によりますと、
シリーズは続けて書くほうが良いそうで、
「ときどき」な〜んてことは、 よろしくないらしい。
 
最近そういうふうに教えていただいて、反省もあり、
もう少し短いスパンで書かなくちゃいけないと思うようになりました。
とはいえ、すでに抱えている仕事もあって、すぐには無理なのですが
来年あたりに続けて2や3を刊行、というふうに
できたらいいなと思っています。
 
あの作品の登場人物ひとりひとりが
ずっとわたしの中にいるのは確かで、
愛するがゆえの「ときどき」だったんです。
少しだけお待ちくださいね。

« 箱猫 | トップページ | かきすすまんない »

ぶんぶん的日常」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/562780/63408169

この記事へのトラックバック一覧です: ときどき、一生:

« 箱猫 | トップページ | かきすすまんない »