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2016年10月20日 (木)

猫のパジャマ=すばらしい人やものの意 だそうです!

資料を探しに図書館へ行きました。

基本的に資料は買いますし、出版社からいただくこともあります。
しかし創作していてふいに必要になる専門書は図書館が頼りです。
自分が知りたいことに答えてくれる本があるのかないのか、
周辺情報も含めて教えてくれるのは開架式の図書館です。
 
本日返却された棚に『イーヨくんの結婚生活』が置いてあって
誰かが読んでくれたんだと、くすぐったい気持ちになりました。
 
作家と図書館って不思議な関係です。
置かれると出会いが増えてうれしいのですが、
もしも自著が図書館でしか読まれなくなったら、
売り上げの低い作家とみなされ、依頼がなくなり、
発表する場を失うことになります。
 
一方で、図書館は書店から消えた古い本も置いてくれます。
100年後、新たな読者と出会えるとしたら、図書館でしょう。
でも蔵書にも限りがあるので、あまり借りられないと処分されます。
書店の棚に残るのも、図書館に残るのも、人気次第。
厳しい現実ですね。
 
読者の手元に置かれ、何度も読み返してもらえる。
それが最高の栄誉だとわたし自身は考えています。
それだけ価値のある内容にしなければ。
 
さて、図書館でお目当ての資料を手にしたあと
さまざまなオススメ本が目に入りました。
ノーベル賞で注目されたボブ・ディランの関連本や
ティーン向けの科学の本などなど。
 
出版社の意向や大人の事情とは関係なく、
利用者だけを見てディスプレイされています。
そのまっすぐさに心打たれ、資料以外にもいろいろ借りてしまいました。
図書館に行くとだいたいこうなっちゃう。
 
レイ・ブラッドベリの短編集!猫本ではありません。
 
Nekopazya_2

秋ドラマが始まっていますね。

わたしは『逃げるは恥だが役に立つ』がお気に入りです。
とっても楽しいし、丁寧な脚本なので、2度見しちゃいます。
 
地味にスゴイ!校閲ガール』は出版界の話なので
気になって見ていますが、作家の立場からすると、
ひやりとするシーンも多くて。
ゲラをもう少し丁寧に扱ってほしいな〜とか。
もちろんドラマなので、演出がいけないわけではなくて。
こちらが作家だから、過敏に受け取ってしまうのでしょう。
 
デビューしてから、校閲のかたには何度もお世話になっています。
校閲のしかたは一律ではなく、人によってやりかたが違うと感じます。
ほんとーにびっくりするほど個性豊か。
ゆるさや厳しさ、こだわりも人により違います。
よく気付いてくれたと驚くこともあれば、ミスもあります。 人間臭い。
出版は作家と校閲者と編集者みんなで間違いを減らして行く作業が延々と続きます。
 
校閲は特殊技能で、知識や経験がものをいう世界。
 
センスだけでいきなりなれちゃうのは、むしろ作家かも。
続けられるかどうかは別として、ですが。

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コメント

フィクションに自分と同じ職業の人や、職場が出ると
いろいろと、そわそわして落ち着きません。
ドラマでは、情景的に使われたのしか見たことがありませんが
マンガや、ティーンズ小説ではわりと出てきます。
まあ、こんな仕事があるってわかってもらえるだけでうれしい・・・かもしれません。

キャー!!『猫のパジャマ』!!!
私も、今日、図書館で借りてきたんです!!びっくり!!
『ハロウィーンがやってきた』が読みたくなって
探しに行ったら、となりにあったのでつい一緒に借りてきていました。

図書館って何て落ち着く空間なんだろう、と行くと思います、心地よい雰囲気ですよね。
TVはまだちゃんと見たドラマないのですが、NHKの「落語THE MOVIE」に期待してます、渋いでしょ、特に落語ファンではないのですが、分かりやすくて面白かったので今後が楽しみ、あと詳しくなるかなーと、未知の世界なのでそちらの意味でも期待です。
ガッキー&星野源さんドラマは見てみたいです、契約結婚!だなんて、落ちは予想できますが、過程がとても面白そうですね^_^

「逃げ恥」いいですよね~~~っ!!!

掟上今日子がまだ私の中に残っていて、
ガッキーの相手は岡田将生くん以外認めないっ、とか思っていたくせに、
あ~…星野源なら許す~…って、今なってます(笑)。

20代で「波のように引ける」女の子、すごいなぁ。
だから契約したんですよね。

ガッキーの家事する姿が、
丁寧に生活しよう…と思わせてくれるドラマ。

「デート」でも、杏ちゃんのキッチリした生活ぶりを見ても、思ったなぁ。

「猫弁」でも、吉岡さんの質素だけれど小ぎれいな部屋を見ても、思ったなぁ。

「逃げ恥」オンデマンドで2話目みました。
面白かったです。みくり役のガッキーが可愛いすぎで、しかも、相手の気持ちを誰でもちゃんと汲んで対応できるとこがステキだなと感じます。
「猫のパジャマ」も読みたいなー、先生&おのださんも借りるとあって、本好きの方のオススメみたいでますます読みたいです。明日、都心へ出るので文庫探そうと思います!あと、宇多田ヒカルの「道」良い曲です、水のCMで流れてます、まさに山登りにあう感じで大切な人(恋人に限らず家族でも)を感じる曲です。

今、週1のペースで図書館に通っています。
今までご縁のなかった作者さんを、手当たり次第1冊は読もうとしています。
今はノルマ的ですが、またゆっくり読みたいなと思う本に出逢えたら、その時は本屋で手に取ろうと思います。

大山先生のお気に入りの本、感銘を受けた本などを教えていただけると幸いです。

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