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2017年9月 3日 (日)

天才スピヴェット

映画は映画館で見るのが一番よいのですけど、時間が取れず、行けません。

 
創作のストレスから逃避してツタヤに駆け込んだら、パッケージが目につきました。
男の子のたたずまいが気になって。
設定を読むと面白そうなのですが、
「『アメリ』の監督の最新作!」という謳い文句にちょっとたじろき……。
 
『アメリ』って単館上映から始まって、だんだん人気が出て
世界に広まったという理想的な売れ方をした作品です。
ミニシアター系の映画が大ヒット!と
広まり方自体が話題になっていました。
わたしは公開当時見に行きました。
映像は綺麗だし、アイデアも満載なのに
主人公のアメリの行動をわたしは受け入れることができず、
「それやっちゃう人、嫌だな〜」と思ってしまい、
見終わったあと、ブルーに 。
ひょっとして今見ると、大丈夫なのかもしれないけど
当時はダメだったんです。
 
わたし、それほど良い人でも正しい人でもないのですが
良いもの、正しいものへのあこがれは人一倍強く、
一般的に言われる「良い人=つまらない人」ではなく
「悪い人=つまらない人」という感覚があるのです。
たとえば猫弁の百瀬さんは、良い人で正しいからこそ、
最高に面白い人なんです。わたしにとって。
 
わたしには堅苦しい倫理観みたいなものがお腹の底にあって
その一線をアメリさんがひょいっと超えたんです。
犯罪映画がダメとかじゃなくて、なんていうか、
「なーんだ、そういう人だったの、つまんない」としらけてしまった。
創作者としてその堅苦しさはどうかと思います。
でもしかたない。個性なんだと自分を許しています。
 
『天才スピヴェット』、大丈夫かしらと思ったんですが、
大丈夫どころじゃない!  すごく良かった!!
映画を見た! 楽しませてもらった!という満足感でいっぱいです。
映像の美しさやストーリーのケレン味も
わたしの大好きな世界でした。
 
吹き替えと字幕、両方を1回ずつ見ました。
時間を取られてしまったけど、元気が出たし、
創作意欲も湧きました。

吹き替えのほうが、画面のすみずみまで映像を楽しめます。

でも、字幕のセリフもすごく良かったです。
ジュネ監督のほかの映画も見てみようっと!
 

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