シネマdeぶんぶん

2017年7月 4日 (火)

定まらない

創作していて、このやり方ではダメと気づいて冒頭から書き直し。

こういうことは初めてではありません。
気づけたのがうれしい反面、
次の手が有効なのか不安なまま
書き直しを進めています。
ある程度進めないと
「これもダメ」とわからない。
書く前に気づきたいんだけど。
 
わたしはまだ書き方が定まっていなくて、
一作一作、進め方が異なります。
物語の全体像を定めてから書き始めると
こういうふうにつまずくことが、わたしの場合、
多いような気がします……。
 
「いったい小説ってどうやって書くんだっけ?」
不安で頭がいっぱいになり、夫に尋ねたところ
「書けるよ」と言うんです。
「絶対に書ける」と言うんです。
 
わたしは書き方すら定まっていないのに
夫は励まし方が決まっています。
超楽観法というか、手抜き?
 
 

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2017年3月25日 (土)

銀座メランコリー

昨日の夕方、新作映画の試写会へ行きました。

ひさしぶりの銀座です。
東京の都会の中では、銀座が好きです。
歩道が広く、歩道のない路地は車が遠慮がちに走ります。
「歩きやすい都会」として、イチオシです。
 
試写会まで少しだけ時間があったので、
できたばかりのファッションビルを覗いてみました。
わたしはお洋服を見るのが好きなんです。
しかし足を止めたくなるショップはありませんでした。
 
銀座に来て、気に入ったものに出会えない。
時代に乗り遅れてしまったようで、寂しくなりました。
「欲しい。でも節約」とあきらめる、
そんなことをしたくて、このビルに入ったのに。
「欲しい」と思えるだけで、手に入らなくても、楽しいのに。
 
残念な気持ちで階を上っていくと、インテリアのフロアになりました。
ここなら時間を潰せると、エスカレーターを降りたら
いきなり「これだわ」と思える出会いがありました。
衝動的にレジへ行ってしまい、買ってしまいました。
会計を済ませ、大きめの袋を手渡され、ハッとしました。
 
トイレフタカバー、555円。
なにゆえ今これを買う?
 
 

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2016年11月16日 (水)

念のための失敗

試写会のことで、書き忘れたことがあります。

舞台挨拶は映画の前にあります。
盛り上がったし、楽しい時間でした。
31分とか32分だっけ、少し長めでした。
そのあと映画が始まるのですが、こちらは2時間25分。
映画も長めです。
そのためか、舞台挨拶のあと、トイレに席を立つ人がちらほらありました。
わたしの周囲もみな席を立ちました。
わたしは大丈夫な気がしたものの、映画の途中で席を立つと
周囲に迷惑かけるかもと思い、
念のための気持ちで、トイレに行くことにしました。
 
「念のため」の人がいっぱいいて、トイレが混んでおり、
戻った時に映像は始まっておりました。
やらかした。
わたしはこういう「念のためによる結果的失敗」を繰り返しています。
迷惑をかけないよう、暗闇を這うように戻りました。
よって、たぶん冒頭3分くらい見逃しました。
 
昨日「残酷なシーンはない」ときっぱり書いたけど
冒頭3分にあったかもしれない。
ごめんなさい、いい加減なことを書きました。
 
でもたぶんですが「ない」と思います。
公開を楽しみにお待ちくださいね。
始まる前にトイレをお済ませください。
 

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2016年11月15日 (火)

やっと!『海賊とよばれた男』

先月、停電で試写会が中止になった顛末を書きましたら、

ご好意で、完成披露試写会にご招待いただきました。
昨夜、東京国際フォーラムにて。『海賊とよばれた男』
 
はじめに出演者と監督の舞台挨拶がありました。
今まで見た舞台挨拶の中で、一番愉快でした。
 
まず、きゃーっと、黄色い歓声が上がったんです。
主演の岡田准一さんのファンでしょうか?
岡田さんが最初に挨拶を始めましたが
「レッドカーぷっト」とか「やしゃしく(優しく)」とか、カミカミでした。
「緊張してるんです」とおっしゃっていましたが
そうは見えなかったです。落ち着いた大人のたたずまい。
 
昔、娘が見ていた『学校へ行こう』という番組。
『少年オカダ』でしたっけ?
一度か二度、見た覚えがあるんです。
竹馬に乗って、ものすごいスピードで走ってました。
死ぬんじゃ?くらいのスピードでした。
あのときの少年が、海賊になってしまった。
 
猫弁の(と言いたくなる髪型の)吉岡秀隆さん、
ほどけたように明るい綾瀬はるかさん、
「監督が成功してるのはなぜ」の質問に「運!」と答えた堤真一さん、
などなど豪華メンバーがずらり。
 
本編は出光興産の創業者をモデルにした小説を原作としています。
石油の話です。
「おっさんくさい現場」という言葉が何度か出演者から出ましたが
わたしは「ガソリン臭い映画」に感じました。
あまりにリアルな描写なので、 臭いすら感じるんです。
 
CGがすごくて、どこから本物でどこから作り物なのか
全くわかりません。

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2016年11月 5日 (土)

映画あれこれ

久しぶりに DVDで映画を見ました。

ハロルドが笑うその日まで
上をクリックすると、予告動画が見られますが、
よくできている予告動画で、デキスギている。
頭からお尻まで楽しさをばっちり表現してくれちゃってて
本編を見る予定の人は見ないほうがいいし、
本編を見る時間がない人は、動画を見れば楽しめます。
 
殺人とか、国家的ナンタラとかはないですが、
すごくテンポがよく、退屈なシーンはありません。
脚本、うまいなあって思います。

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2016年6月13日 (月)

びっくり映画、『団地』

楽しみにしていた映画『団地』を観てきました。

阪本順治監督、主演は藤山直美さん。
 
Danchi0 パンフレットとチケット
 
びっくりした!
予想だにしない展開。
映画館でびっくりするのって、ほんとに楽しい。
阪本監督作品はシーンからシーンへの飛躍がすごくて、
説明的でないところが魅力です。
 
会場ではあちこちから笑いが起こっていて
わたしも笑ったんですが、途中から
笑うべきところで涙が出るようになり、
いやもう、もろもろ、琴線に触れてしまい、
観たあと、「映画を見た!」と充実感。
 
阪本監督は『どついたるねん』など、
大阪を舞台にした男性的な作品も多いのですが、
『顔』や『魂萌え!』、そしてこの『団地』では
女性の強さが光っています。
女性というより、雑草の底力というか。
 
「これこれこういう映画」と説明できません。
たぶん観た人の心で広がる映画です。
 
昨夜NHKの『 SWITCHインタビュー』で藤山直美さんが
「映画はまばたきをすると注意される」とおっしゃっていて
舞台との違いを困惑されていたのが興味深く、
「藤山さんのまばたきを見つけよう」と思って
スクリーンに向かったのですが
すぐに物語に引き込まれて、忘れてしまった。
もう一回見なくちゃ。
で、きっとまた忘れる。
 

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2016年4月 5日 (火)

言えない事情

今日の東京は寒かったです。

コメント欄で映画『64』の後編の感想をお待ちくださっている
方がいらっしゃるのを知りました。
後編は先月末に見たのですが、
「感想書けない!」と思って黙っていました。
 
実を言うと、かなりびっくりしたんです。
そしてその理由を言うとネタバレになるんです。
だから、言えないんです。
 
わたしは原作を読んでいませんが
テレビドラマ(NHK)を見ています。
だからストーリーはわかっている上で見ていました。
ところが結末が違っていて「ええっ!」と。
 
映画とテレビ。どちらが原作通りなのか
わからなかったのですが、試写会で配られた資料に
「映画独自の結末」とあるので、
おそらくテレビが原作に忠実で、
映画ではオリジナルのラストを作ったのでしょう。
 
ラストの変更は、公開後に賛否両論あるだろうと思います。
なぜそう変えたか。
わたしも多少映像のお仕事をしているので、
映像界の事情みたいなものがあるのだろうなあと、
なんとなく察せられるのですが、
とにかくネタバレになるので、言えません。
ほんと、ごめんなさい。
役者さんの熱演はすばらしいものでした。

2016年2月24日 (水)

64

古い記事にコメントをいただき、

それをきっかけに、自分が作家デビューする前の文章に触れ
ああわたし、ずっと同じような文体で同じようなことを
書き続けているんだなあと気づきました。
 
今年は順調にゆけば単行本が三作刊行される予定ですが
なんせわたしのことですから、
一作書き終えると意識がリセットされて
「一度も小説を書いたことありません」状態に陥り
「さあどうやって書くのだろう」と四苦八苦の毎日で、
「絶対三作出る」とは言えません。
「絶対四作は不可能」これだけは自信を持って言えます。
 
さて今日はひさしぶりに試写会に行きました。
 

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2015年11月23日 (月)

イミテーション・ゲーム

最初にコンピュータを思いついた人って誰だろ?

って、昔から気になっていたんです。
手軽に個人で使えるようにしたとか、そういうレベルではなく
「機械に考えてもらう」という発想を最初にした人。
初期レベルでの生みの親のことです。
 
たぶん、地球上にひとりってわけではなくて
それぞれの時代に、それぞれの国で、何人かいたでしょう。
発想しても、実行には時間やお金など条件が必要です。
イミテーション・ゲーム』という映画は、
確実にそのひとりと思える人の半生を描いています。
 
実在した人物(亡くなってますが)を描いているので
ストーリーも演出も抑制がきいています。
台詞やエピソードは脚色の力ですが、すばらしかった。
構成もすばらしかった。
2度見してますます楽しめる、重厚な作りでした。

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2015年11月17日 (火)

グラスホッパー

グラスホッパーを観て来ました!

Grshpr
    
吉岡秀隆さんがご出演ということで楽しみにしていました。
鼎談でお会いした頃にはもう撮影は終わっていたとお聞きしています。
 
怖いシーンがあるという情報があったので、
いつでも逃げられるよう、出入り口に近い席に座ったけど、
全く目が離せない流れで、最後まで堪能。
公開中ですから、あまり内容は書けませんが、
音がぴたっと消えたシーンの台詞が印象的でした。
伊坂幸太郎さん原作なので、根底にあたたかさがある作品。
 
やはり映画は映画館で観るのがいいですね。
贅沢した気分。
もっと映画館へ足を運びたい。
 
ひさしぶりに大泉学園駅を利用したのですが、
こんなのができてました。
映画とアニメの町っぽい!
 
Atm
アトムの背後霊になってみた

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